信仰か正義か。スパイとしてヒトラー暗殺計画に加担した実在の牧師、ディートリヒ・ボンヘッファーの実話に基づく映画『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』が2025年11月7日(金)より全国公開されます。
目次
映画『ボンヘッファー』とは?
『Bonhoeffer: Pastor. Spy. Assassin.』は、第二次世界大戦下のドイツで“牧師”でありながら“スパイ”としてヒトラー暗殺計画に関与した実在の人物、ディートリヒ・ボンヘッファーの生涯を描いた歴史ドラマ。
アメリカ、ベルギー、アイルランドの合作による本作は、実話をもとにした感動作として高い注目を集めています。
実在した「ヒトラー暗殺を試みた牧師」ボンヘッファーとは
ボンヘッファーは1906年にドイツに生まれたルター派の牧師であり神学者。ナチス政権の成立後、ユダヤ人迫害やドイツ教会への介入に強い危機感を抱き、ドイツ国内外で反ナチスの活動を展開。
やがてスパイ活動を通じてナチス内部の情報を連合国に伝え、ヒトラー暗殺計画「ワルキューレ作戦」に加担。その結果、1945年にナチスにより処刑されました。
注目のキャスト&スタッフ情報
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主演:ヨナス・ダスラー(『屋根裏の殺人鬼 フリッツ・ホンカ』主演)
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共演:アウグスト・ディール(『イングロリアス・バスターズ』)、デヴィッド・ジョンソン(『エイリアン:ロムルス』)
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監督・脚本・製作:トッド・コマーキニ(『ハドソン川の奇跡』脚本)
実話映画の名手トッド・コマーキニが、信仰と政治、戦争と倫理を問う重厚なヒューマンドラマに仕上げています。
ストーリー・あらすじ紹介
独裁者ヒトラーが神のように崇められていた時代、ドイツの若き牧師ボンヘッファーは「教会は神のものであって国家のものではない」と声を上げた。
やがて彼はナチスに抗するためスパイとなり、ついにはヒトラー暗殺の共謀者に──。
“信仰”と“正義”の狭間で苦悩しながらも、愛と勇気をもって抵抗し続けた男の短くも激動の人生が描かれる。
映画『ボンヘッファー』の見どころと魅力
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歴史に埋もれた英雄を掘り起こす骨太な実話ドラマ
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「牧師×スパイ」という異色の組み合わせが放つ重厚なテーマ性
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ヒトラー暗殺計画の裏側を描くスリリングな展開
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主演ヨナス・ダスラーの熱演が光る!感情の葛藤を繊細に表現
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倫理・信仰・政治が交差する、現代にも響くメッセージ性
公開日・基本情報・関連リンク
タイトル:『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』
原題:Bonhoeffer: Pastor. Spy. Assassin.
公開日:2025年11月7日(金) 全国公開
監督・脚本・製作:トッド・コマーキニ
出演:ヨナス・ダスラー、アウグスト・ディール、デヴィッド・ジョンソン、モーリッツ・ブライブトロイ
製作国:アメリカ・ベルギー・アイルランド(2024年)
上映時間:132分
配給:ハーク
映倫区分:G(全年齢対象)
公式サイト:https://www.hark3.com/bonhoeffer
公式X(旧Twitter):https://x.com/HARK_COMPANY
まとめ|「信仰と正義」が交錯する実話映画で、歴史と向き合う
『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』は、ナチスに命を懸けて抗った一人の牧師の実話を描いた、歴史的かつ魂に刺さる一本。
平和を願い、信仰を守り、そして正義のために行動した男の物語は、いまこの時代にも深い問いを投げかけます。ぜひ、劇場で体感してください。
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