レオス・カラックス監督作『汚れた血』が4Kレストア版で劇場公開
『ポンヌフの恋人』で注目を集めるレオス・カラックス監督が、25歳という若さで作家性を決定づけた作品『汚れた血』が、4Kレストア版として1月10日(土)よりユーロスペースほか全国で劇場公開される。公開を目前に控え、本編特別映像と新たな場面写真7点が解禁された。
本作は、極限まで美に徹した映像表現と鮮烈な色彩で描かれるフィルム・ノワールとして、80年代後半を代表する「新しいフランス映画」の一本とされている。
近未来のパリを舞台に描かれる愛と犯罪
物語の舞台は、愛のないセックスで感染する奇妙な病気「STBO」が蔓延する近未来のパリ。父の不可解な死をきっかけに、青年アレックスは父の友人マルクから、STBOウイルスを盗む犯罪に誘われる。しかし、アレックスはマルクの愛人アンナに強く惹かれていく。
結ばれない男女の三角関係を、スピーディかつ衝撃的な映像で描き出す本作は、デヴィッド・ボウイの「Modern Love」をバックにドニ・ラヴァンが走り続ける長回しや、ラストのジュリエット・ビノシュの疾走など、映画史に残る名シーンでも知られている。
ジュリエット・ビノシュ、22歳の輝きを捉えた本編特別映像
今回解禁された本編特別映像は、清楚で魅惑的なアンナを演じるジュリエット・ビノシュの印象的な一場面。前髪を息で吹き上げる仕草が強く記憶に残るシーンで、当時22歳の透き通るような美しさが際立っている。
本作で注目を集めたビノシュは、その後『存在の耐えられない軽さ』(88年)、『トリコロール/青の愛』(93年)、『イングリッシュ・ペイシェント』(96年)などを経て、国際的な評価を確立していくことになる。
新場面写真7点もあわせて解禁
あわせて解禁された場面写真は全7点。吸い込まれるような美しさを放つアンナの姿をはじめ、銃口をこめかみに突きつけるアレックス、ドニ・ラヴァンの疾走シーン、受話器越しにアンナと言葉を交わすアレックスの姿、さらに元恋人リーズ(ジュリー・デルピー)とバイクを走らせるカットなどが収められている。

初日来場者プレゼントとポスター販売が決定
初日来場者向けのプレゼントとポスター販売の実施も決定した。『ポンヌフの恋人』4K上映時に好評を博した企画を受けて、『汚れた血』でも実施される。
初日来場者プレゼント
-
実施日:1月10日(土)
-
内容:オリジナルポストカード+1988年日本公開時予告編フィルム
※数量限定、なくなり次第終了

ポスター販売
-
『汚れた血』ポスター:1,000円(税込)
作品情報
-
監督・脚本:レオス・カラックス
-
撮影:ジャン=イヴ・エスコフィエ
-
出演:ジュリエット・ビノシュ、ドニ・ラヴァン、ミシェル・ピコリ
-
製作年:1986年
-
製作国:フランス
-
上映時間:120分
-
カラー/DCP
-
配給:ユーロスペース
公式サイト:http://carax4k.com



コメント