【以下プレスリリース文掲載】
大島渚監督最大のヒット作『戦場のメリークリスマス』(83)と最大の問題作『愛のコリーダ』(76)をデジタル素材に修復し、『戦場のメリークリスマス 4K修復版』が4月16日(金)、『愛のコリーダ 修復版』が4月30日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次“連続”公開致します。
昨日、ニュースリリースにてお知らせいたしました2作品の公開に先駆けて開催していたポスター展において『戦場のメリークリスマス』の海外版ポスターが盗難された件につきまして、本日3月18日、当該ポスターが新宿武蔵野館に無事返却されましたのでお知らせいたします。
以下、本件に関する詳細と弊社代表からのコメントです。
拝啓
去る3月15日午前に盗難されました『戦場のメリークリスマス』海外版オリジナルポスターにつきまして。
本日3月18日に、差出人不明で新宿武蔵野館に返却されたという連絡を受けました。
弊社も先ほど劇場に伺いまして、それが現物であることを確認いたしました。
弊社としましては、ポスターが無事戻りましたので、
権利元である大島渚プロダクション様とも協議いたしまして、
これ以上の詮索は行わないつもりでございます。
ただし警察によりますと、捜査は今後も継続されるとのことです。
なお、一度中止いたしました『戦場のメリークリスマス』ポスター展に関しましては、
安全面を考慮に入れまして、同劇場にてレプリカ版のポスター展示に変更させていただきます。
今回盗難されたポスターに関してもレプリカとして展示する予定でございます。
また、映画『戦場のメリークリスマス 4K修復版』、『愛のコリーダ 修復版』の上映も
当初の予定通り行いますので、ポスターレプリカ展と合わせてご覧いただければ幸いです。
配給会社としましては、今後このようなことが無いようセキュリティを強化し、
一層の再発防止に取り組んでまいります。
今回、ご心配を頂いたファンの方、関係者の皆様には心より御礼申し上げます。
敬具
配給会社アンプラグド
今回の『戦場のメリークリスマス 4K修復版』、『愛のコリーダ 修復版』の上映は、大島渚監督作品が2023年に国立機関に収蔵される予定のため、最後の大規模ロードショー公開として企画されたものです。後世に多大な影響を残し、鮮烈な印象を多くに人に与えた日本が誇る鬼才、大島渚作品が鮮明になってスクリーンに蘇る貴重なこの機会に、是非とも多くの方に観ていただきたいと思っております。
『戦場のメリークリスマス 4K修復版』
出演:デヴィッド・ボウイ、トム・コンティ、坂本龍一、ビートたけし、ジャック・トンプソン、ジョニー大倉、内田裕也
監督・脚本:大島渚
脚本:ポール・マイヤーズバーグ
原作:サー・ローレンス・ヴァン・デル・ポスト「影の獄にて」
製作:ジェレミー・トーマス
撮影:成島東一郎
音楽:坂本龍一
美術:戸田重昌
1983年/日本=イギリス=ニュージーランド/英語・日本語/123分/ビスタサイズ/ステレオ
協力:大島渚プロダクション
配給・宣伝:アンプラグド
©大島渚プロダクション
公式サイト:oshima2021.com
『愛のコリーダ修復版』
出演:松田英子、藤竜也、中島葵、松井康子、殿山泰司
監督・脚本:大島渚
製作代表:アナトール・ドーマン
製作:若松孝二
撮影:伊東英男
音楽:三木稔
美術:戸田重昌
助監督:崔洋一
1976年/日本=フランス/日本語/108分/ビスタサイズ/モノラル/R18+
協力:大島渚プロダクション
配給・宣伝:アンプラグド
©大島渚プロダクション
公式サイト:oshima2021.com
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