【ストーリー】
ステージで妖しく輝く女性たち。一時の美しい夢に心動かされる―― 広島の老舗ストリップ劇場に閉館が迫っていた。社長の木下は過去の華やかな時代を思い出す。最後のステージを飾るストリッパーたちが劇場にやってくる。この舞台で幕を引く有名ストリッパーや、謎めいた若い踊り子。閉館への日々に、木下は忘れていた遠き日の恋を思い出す。そして、最後の舞台の幕が上がる。観客たちはステージの裸の向こうに何かを見つめている。木下は劇場の終演に、胸の奥に隠していたダンサーとの秘密を思い出す。ステージの上に幻は眩しく輝き、木下は遠い昔の美しい夢を見る。
【以下プレスリリース文掲載】
この度、広島で多くの女性を魅了し、ロングランヒットを記録した映画「彼女は夢で踊る」より、待望の90秒予告映像の提供が開始となります。
本作は、不死鳥のように何度も復活した広島に実在するストリップ劇場「広島㐧一劇場」を舞台に描かれる大人のラブストーリー。劇場の経営者木下を演じるのはベテラン俳優、加藤雅也。そして木下の若かりし頃を演じているのが、注目の若手俳優、犬飼貴丈。劇場の閉館を前にした木下の脳裏を巡る過去の思い出。それはまるで夢のような甘酸っぱい思い出だった。美しく、幻想的な映像で綴られる過去と、今――。東京での公開を記念して新たに制作された90秒の予告映像では、その幻想的な映像が切り取られ、観る者を異空間へと誘ってくれるような美しい映像が完成しました。ストリップ劇場という言葉からは男性に向けた作品を想像される方も多いでしょう。何故、広島で多くの女性が涙し、魅了されたのか?!予告映像から、少しだけその秘密が垣間見れることでしょう。
メガホンをとったのは、広島出身で「ラジオの恋」などで知られる時川英之監督。社長やダンサーたちへの取材を重ね、本作の脚本を書き上げています。
誰もが一度は、記憶に残る恋をする。時代の流れに動かされながら、一人の男が忘れられない夢のような日々を回顧する。忘れかけていたものが心の奥から呼び起こされるその瞬間、人は何を思うのか―?
出演:加藤雅也/犬飼貴丈 岡村いずみ 横山雄二 矢沢ようこ
監督・脚本・編集:時川英之 企画:横山雄二
挿入歌:「Creep」作詞・作曲 Radiohead/「恋」作詞・作曲 松山千春
配給:アークエンタテインメント
Ⓒ2019 映画「彼女は夢で踊る」製作委員会/95分/PG-12/公式サイト:dancingdreams.jp
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