対象ツイートをリツートで抽選プレゼント! ついに帰ってきた『パワプロクンポケットR』 インプレッションレポート


 

 

11月25日にKONAMIから発売された『パワプロクンポケットR』を編集長の畑より詳細なインプレッションをお届けする。

 

インプレッションの最後には読者プレゼントの詳細もあるのでお楽しみに。

 

 

【畑編集長のインプレッション】

 

『パワプロクンポケット』シリーズをリアルタイムに遊んでいた僕にとってこのシリーズは年末の恒例行事みたいなものだった(正確には『6』から)。初めて遊んだのは当然ながらゲームボーイカラーの初代『パワポケ』。サクセスの舞台が『実況パワフルプロ野球5』で登場した「パワフル高校」に対して妨害工作をはたらきまくった極亜久高校ということに強い衝撃を受けたのは今でも覚えている。

かつて主人公として所属し、慣れ親しんだチームメイトのいる高校に対して危害を加えることに強烈な面白さに魅入ってしまった僕はすぐに『パワプロ』シリーズよりも『パワポケ』シリーズに長いこと浸かってしまった。

『パワポケ』シリーズはストーリーも毎作かなり気合が入って作られているため、ビジュアルノベルとしての側面がかなり強い。さらに野球が本格的にプレイできるというのはかなりの強みで、育成している主人公を能動的に操作することでその成長を実感できるという点でも中毒性、リプレイ性は高い。強烈な美味を覚えてしまった舌が普通の料理に満足感を覚えないのと同じようなもの。最近では『サクセススペシャル』やアプリ版『実況パワフルプロ野球』で個性豊かなキャラクターのサブイベントが充実して面白くなったが、『パワポケ』シリーズに今ひとつ及ばない。

 

 

 

あれから10年、ついに子供の時分に強烈な中毒性を植え付けた『パワプロクンポケット』が帰ってきた!

Nintendo Directでの発表時、藤岡謙治氏の描く独特なパワプロくんのイラストで心身ともに若返ったような感覚は凄まじかった。

 

と、後数年で初老になってしまうジジイの思い出話が続くとウザいだろうからこのゲームを触った感触、というより今作のサクセスを一通り触った感じの話をしようと思う。

 

 

本作『パワプロクンポケットR』は初代『パワポケ』と『パワポケ2』のサクセスに加えて、新モード「サイバーバル」を収録したリメイク作品。実はゲームボーイアドバンス時代に『パワプロクンポケット1・2』というリメイク作品が発売されており、本作は実質『パワポケ1・2』のさらなるリメイク作品というような立ち位置になっている。

先程の「サイバーバル」を除いて、過去のリメイクと大きな違いを上げたら、サクセス時に遊ばないと開放されなかったミニゲームが最初から開放され、野球ゲームも実在のチームを使用すること無く、モチーフにした別チームを収録しているところ(もちろんBGMやグラフィックも強化されている)。

 

 

さて、サクセスを一通り軽く遊んだ感じだけど、旧作(初作やリメイクのこと)よりもダントツで甲子園、日本リーグともに優勝しやすくなっていると感じた。これは、野球システムが当時と比べてかなり遊びやすいというより『パワプロ』に寄ったことで、自分の思うようなプレイができるようになったことが大きいと思う。どうしてもハードのスペックで『パワプロ』のシステム、操作感をそのままハードに再現することは難しく、特にGBA時代は作品ごとに野球システムの仕様が異なっており、調整には悪戦苦闘したのではないかと思う。カーソル移動は「デジタル」固定だったので、ミートカーソルの移動で配球の読み違い時の修正がなかなか難しかった。今、。過去の作品を触って昔と同じようにサクサクプレイできるかと言われたら絶対に無理だ。

 

また、サクセスで得られる各経験ポイントや、成長度合いも『eBASEBALLパワフルプロ野球2020』に準拠している。そのため、イベントの終了後に得られた特殊能力もイベント終了後にそのまま貰えるのではなく、「コツ」という、特殊能力の習得に必要な経験値が少なくなるというシステムに切り替わっている。これによって練習後に得られる経験ポイントは当時よりも若干多くなるよう調整されている。

 

また、体感としてあきらかにランダムイベントが旧作よりも多く発生している。

特に初代『パワポケ』のランダムイベントで会うことになる彼女候補の獨田マリコや佐瀬みなこにかなりエンカウントしやすくなっている上、旧作ではあまり見られなかったイベントもお目にかかれるようになっている。中には見たこと無いと思われるイベントもあるので、もしかしたら新規でイベントも用意しているのかもしれない(このあたりは流石に10年以上前のことで記憶が怪しい&ランダム故に遭遇していない可能性がある)。

 

思い出深い「戦争編」も易化され、当時よりかは若干生存しやすくなるよう設計されている。ただし、あくまで易化。ツキがマックスに近いのに魚雷イベントで一発引いたときのやるせなさや、呪い島の地雷ゲームでエリア3にも関わらず初手1、2という安地が判別不可能に近い数字のオンパレードに絶句するといった理不尽オブ理不尽なゲームシステムは変わっていない。

 

 

最後に新サクセス「サイバーバル」だが、これは見下ろし型のアクションシューティングゲームで、エリアをクリアするごとに野球人形(育成選手)のパーツをゲットして強化していくという内容。パワポケらしいゆるいミニゲーム的な内容になっているので、なにも考えずにリラックスしてプレイできる。

Nintendo Switchというハードの強みを活かし、最大4人プレイも可能となっているため、久しぶりに仲間内で『パワポケ』に興じるには良いだろう。また、『パワポケ』シリーズは通例、野球をメインにした表のサクセスよりもこうした裏サクセスのほうが強力な選手を作成できるため、一度クリアしただけでは全容が把握できているとは考えづらく、これから研究する余地が大いにあると思う。今後、多くのプレイヤーによる研究プレイが期待される。

 

今回は初代『パワポケ』と『パワポケ2』のみの収録となったが、次作では3~5。可能であれば7、GBA作品を収録していただきたい。

ここでこのシリーズの復活の灯火を消してはいけない。

 

 

 

今回エンタジャムでは、『パワプロクンポケットR』パッケージ版を3名の方にプレゼント。

 

応募方法はエンタジャムのTwitterアカウントをフォローして、下記のTweetをリツイートするだけ。

 

 


 

応募期間は12月14日(日)23:59まで。

奮ってご応募ください!

 

当選結果の発表は当選DMをもってかえさせていただきます。

当選連絡の際、グッズ郵送のため当選者様の住所、氏名をお伺いいたします。

グッズ郵送後は速やかに住所等の個人情報を破棄いたします。

予めご了承ください。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました