『レヴェナント:蘇えりし者』 アルピニスト野口健が本作を分析する特別映像公開!

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俳優として5度目のノミネートで悲願のアカデミー賞主演男優賞を獲得したレオナルド・ディカプリオ主演『レヴェナント:蘇えりし者』が4月22日より公開となる。

今回、七大陸最高峰登頂最年少記録を樹立したこともあるアルピニスト 野口健が、本作で描かれる主人公の生還劇について自身の体験と照らし合わせながら分析した特別映像が到着した。

本作の舞台は19世紀アメリカの広大な未開拓の荒野。狩猟中に熊に喉を裂かれ瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラスは、狩猟チームメンバーの一人、ジョン・フィッツジェラルドに見捨てられ置き去りにされてしまうばかりか、愛する息子を殺されてしまう…。“生きる”という純然たる意志だけを武器に、グラスは大自然の脅威なか、厳しい冬の寒さに耐え、交戦中の部族の熾烈な襲撃を交わし、フィッツジェラルドに復讐を果たすため、約300キロの容赦ない旅を生き延びなければならない。

ヒマラヤ遠征の最終キャンプで悪天候につかまり、死を覚悟したことがあるという野口氏は、「家族の存在がないと意外と死のハードルが下がるかもしれないですね」と語る。もし、息子が殺されていなければ、グラスは生きることを諦めたのではないかと話し、激しい怒りを力に変え、奇跡的な死の淵から蘇えったのは愛する息子を殺されたことへの復讐の執念からだと分析。「自分のためではなく 息子のために生きるということをみつけたんだと思います」と力強く話す。

さらに、エベレストに一緒に登った方の死を通しても、死にゆく人間の覚悟があれば、生きるということを決める側の覚悟もあるとグラスとリンクさせて「主人公は息子が殺された時に、自分は生きるという選択をとったわけですよ。その後、川に流されようが、襲われようが、その中でもずっと彼は必死になって生き延びるわけじゃないですか。あれは息子が亡くなった時に“自分は絶対に生き延びるんだ”って覚悟を決めた男の有り様かもしれないですね」と最愛の息子への愛だけが、男の“生きる”力になっていると話す。

臨場感を極めた圧倒的なスケールの映像と、ディカプリオの鬼気迫る演技。極限状態でのサバイバルの終わりに、彼がたどりついた境地とは?復讐の先に待ち受けるものとは?“生”の意味を見つめたドラマをじっくり味わって欲しい。

【ストーリー】
舞台は19世紀アメリカの広大な未開拓の荒野。狩猟中に熊に喉を裂かれ瀕死重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は、狩猟チームメンバーの一人、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に見捨てられ置き去りにされてしまうばかりか、愛する息子を殺されてしまう…。“生きる”という純然たる意志だけを武器に、グラスは大自然の脅威なか、厳しい冬の寒さに耐え、交戦中の部族の熾烈な襲撃を交わし、フィッツジェラルドに復讐を果たすため、約300キロの容赦ない旅を生き延びなければならない――。彼は、生き延びることが出来るのか…。

『レヴェナント:蘇えりし者』
4月22日(金)TOHOシネマズ 日劇他 全国ロードショー
(C)2016 Twentieth Century Fox
公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/revenant/

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