映画『珍遊記』がついに公開!初日舞台挨拶に松山ケンイチ、倉科カナ、溝端淳平ら超豪華メンバーが登壇!

珍遊記

漫☆画太郎による伝説のギャグ漫画「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」が、まさかの実写映画化!映画『珍遊記』がいよいよ2月27日(土)より新宿バルト9他にて全国ロードショーとなった。

公開を記念して実施された初日舞台挨拶には、出演者、監督、脚本と総勢9名が勢ぞろいで登壇!

MCを務める本作の脚本おおかわら(鬼ヶ島)さんが舞台上に上がり、舞台袖で松山ケンイチさんや山口監督が「朝8:30から観る映画じゃないでしょー(笑)」などと盛り上がっていたことを明かし、会場が温まったところで、松山さんを始めとする出演者6名、山口監督、脚本の2名と全9名が勢ぞろいして、にぎやかに舞台挨拶がスタート!まずは、全員から一言ずつ挨拶。

松山ケンイチ:おはようございます。朝イチから観る映画ではありませんが、本日はありがとうございます。

倉科カナ:早い時間からお下品な映画のために(笑)ありがとうございます。

溝端淳平:鼻が綺麗なままでご挨拶させていただきます。現場では(役どころの)豚鼻が似合っているとか言われていたので今日も付けようか迷っていました(笑)

田山涼成:朝からちんこちんこと大丈夫でしたかね(笑) 今回この役を演じて、杭が出きっちゃうと打たれないということに気付きました。真実が見えてきた気がします。

温水洋一:クソ素晴らしい映画に出られて、間違いなく代表作のひとつになりました。

ピエール瀧:(自分を指して)これが(松山さんを指して)こうなる前です。こんなに早くからファンキーな皆が集まってくれて、楽しい週末にしてください。

松原秀:午前中から、「ちんこ」「うんこ」やっている映画をこんなに沢山の大人達が観に来ていて、日本は幸せな国だなと思います(笑)

山口雄大監督:舞台挨拶でこんなにうんこちんこ出てくる映画は他にはありません(笑) 本編には隠しうんことかもあるので、何個あるかぜひ数えてみてください。何回でも観にきてください。

続いて、登壇者に質問タイム。

Q:役作りの苦労、出来上がった映画を観た感想は?

松山:この映画での山田太郎は原作と見た目が全然違うから、どういう風に作り上げればいいのか悩みました。大事なのは外見もだけど内面、にじみ出てくるものだと思ってやっていました。モデルにしたのは『七人の侍』の菊千代、“無責任シリーズ”の植木等さん、千原せいじさん、そして松岡修造さんの日めくりカレンダーで、この4人がこの役を演じるうえで柱になっていました。楽しんで演じることができました。

Q:映画の感想をふまえて続編が実現したら出演しますか?

倉科:やりません(笑) 撮影中は特殊メイクに4時間ぐらいかかって本当に大変で、二度とやるか、本当にやるもんかと思っていたけど、時が経つとまたやりたくなってきてたんです。でも、先日松山さん達皆さんと食事に行った時、松山さんが“続編では(倉科さんが)バトルスーツを着ないとやらない”とか言いだして、またやりたくなくなりました(笑)

松山:バトルスーツはアリだと思うんです。あの衣装だと動きに制限が出てくるし、次やる時は色を変えていかないと(笑)

ピエール:何なら今度は玄奘が素っ裸になっちゃえばいいじゃない(笑)

Q:韓国ロケについての感想は?

溝端:すごく楽しかったですね。オープンセットが本当の街みたいで、板尾創路さん、今野浩喜さんの自前の胸毛、僕もぼったくり宗教の教祖をやったりして。龍翔軍団のおおかわらくんは韓国ロケが楽しすぎたのか、帰国した次の日に早速新大久保にいったりしてましたよね(笑)

Q:ばばあ役の笹野高史さんとの共演についてどうでしたか?

田山:本当に出過ぎた杭は打たれないんです(笑) まさかあの方と野原で子供が生まれるようなことをやるとは・・・(笑) 20歳ぐらいの気持ちで、忘れかけていた春を思い出しながらやりました。だから、今日、笹野さんがいないのは寂しいです。

Q:キレキレのアクションシーンについて教えてください。

温水:松山くんとはお互いに別々に準備していて、僕は事前にジャッキー・チェンを観たりしていました。撮影は1日でやったけど、松山くんにリードしてもらってなんとかやりました。

松山:メチャメチャ動けてたのに(笑)

山口監督:温水さんは謙虚すぎるんです。バッチリ出来てましたよ(笑)

松山:最強の生きものでしたよ(笑)

温水:僕だけ特殊メイクもなく普通のままでした(笑)

Q:特殊メイクについて、原作に続いて映画にも出た感想は?

ピエール:電気グルーヴとして町一番のかぶき者として出ていました身として、断る訳にはいかないから(笑) この特殊メイクは、すごく時間がかかるんですよ。それで、仕上がった姿を自分で見て、“これ、俺じゃなくてもよくね?”と(笑) 撮影を深夜までやって2~3時にようやく終わって、翌日撮影が6時とかからなのに、“特殊メイク取らなくてもよくね?”と(笑)

Q:お気に入りのシーンを教えてください。

松原:太郎の理由なきイタズラが最高ですね。でも、やられた人はあんまり怒っていないんです。松山さんが演じた太郎には嫌われない独特の魅力があります。

山口監督:植木イズムを入れたところですね。肩を叩いて財布がピュっと出てくるところとか。

Q:台湾、香港、マカオほか世界8つの国と地域に販売が決定したことについて、感想をお願いします。

山口監督:ヤバイですね(笑) 日本がこういう国だと思われてしまいます・・・元ネタ(西遊記)自体がアジアでは有名だけど、日本流に解釈したんだと思われてしまうんじゃないかと。全て漫☆画太郎さんの原作のせいなんです(笑)

最後に代表して松山さんよりメッセージ

松山:色々下ネタが多いけど、映倫規制は入っていないんです。パート2は分かりませんが(笑) 3歳からでも観れるから子供、友達、連れてきてくれれば皆大喜びだと思います。どうぞよろしくお願いします!

フォトセッションでは太郎の“ウッキー!”ポーズをとる観客の皆さん囲まれてフォトセッション。おおかわらさんと松原さんの音頭で練習をする間、ふたりの見事な漫才も飛び出し、大盛り上がりの舞台挨拶となりました。

【ストーリー】
天竺を目指して旅を続けていた坊主・玄奘(倉科カナ)は、偶然立ち寄った家のじじい(田山涼成)とばばあ(笹野高史)に天下の不良少年・山田太郎(ピエール瀧)を更生させて欲しいと頼まれ、宝珠の力で恐るべき妖力を封印するが、嫌々ながら太郎(松山ケンイチ)を引き取ることになり、何の因果か共に旅をする羽目に・・・果たして、彼らは無事に天竺まで辿り着くことが出来るのか(いや、出来ない!)?

『珍遊記』
新宿バルト9他にて全国大ヒット公開中!
配給:東映
(C)漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会
公式HP:http://chinyuuki.com

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