『レッドクリフ』のジョン・ウー監督が来日!最新作『レイン・オブ・アサシン』への意気込みを語る!



8月27日(土)より公開となる『レイン・オブ・アサシン』。ハリウッドに進出したアジア人監督として最も輝かしいキャリアを築き上げ、「三国志」の“赤壁の戦い”を破格の規模で映画化した『レッドクリフ』2部作でも大成功を収めたジョン・ウー監督が、長年の盟友テレンス・チャンと共にプロデューサーを務め、さらに台湾の俊英スー・チャオピンとの共同監督という形で現場に参戦し、活劇魂と武侠愛が熱くほとばしる歴史娯楽大作を完成させた。

7月27日(水)、そのジョン・ウー監督とスー・チャオピン監督の来日を記念し、作品の内容にちなみ、日本で最も女性剣士役の似合う美しき女優、大地真央さんをゲストに迎え、来日記者会見が行われた。
MC:今回、ジョン・ウー監督とスー・チャオピン監督の共同監督ということで、率直にどのような感想をお持ちになられましたか? また現場でのお2人の役割はどのような感じだったのでしょうか?
ジョン・ウー:まず、日本の皆さんに哀悼の意を表明いたします。これだけの震災にあわれた日本国民の皆さんが、勇気をもってやり直そうとしている姿に胸を打たれました。立ち直れることを心より祈っております。
スー・チャオピン監督の前作「シルク」を観てから、映画への愛情があって才能のある人だと分かっていたのでぜひ一緒に仕事をしたいと思っていました。
彼の凄いところは、たくさんいる登場人物を、身近にいるような、生活感のある人間として描いているところです。本作は典型的な武侠映画を超えましたし、嫉妬をおぼえるくらい見事に演出していました。
スー・チャオピン:ジョン・ウー監督は映画界の歩くウィキペディアです。技術的なことだけでなく人間的にも、たくさん学ぶことがたくさんありました。彼がいなければこのような成果はあげられませんでしたね。
MC:主演のミシェル・ヨーをはじめ、韓国のトップスター チョン・ウソンなど、アジア各国から集結した豪華キャストも見所の1つかと思います。キャスティングに関しては、両監督お2人で意見交換などはあったのでしょうか?
スー・チャオピン:ミシェル・ヨーは芝居ができてアクションもできる中華圏でベスト3の女優です。「今までのあなたの役とは違う役を演じられる」と出演を説得しました。
ジョン・ウー:ミシェル・ヨーは、愛情に満ち溢れながら力強いヒロインの感情を見事に演じました。「グリーン・デスティニー」の次(の代表作)になったのではないでしょうか。
MC:ひとつ、ジョン・ウー監督にお聞きしたいのですが、本作では、監督の愛娘アンジェルス・ウーさんが出演されていますが、本作が女優デビューでよろしかったですか?また、娘さんの演技はいかがでしたか?満足されていますか?
ジョン・ウー:ワイヤーアクションがあったのですが、もう心配で心配で、安全面は保証できるのか、とスタッフに何度も確認しました。ところが娘には「お父さん現場にいないで」と言われてしまいました(笑)。
ここで、大地真央さんが登壇し、花束贈呈。
MC:大地さん、実際にジョン・ウー監督、スー・チャオピン監督にお会いになって、いかがですか?
大地:ものすごいアクションシーンを撮ったとは思えないお優しそうな雰囲気でびっくりしました。
MC:ありがとうございます。ジョン・ウー監督、スー・チャオピン監督にお聞きします。大地さんは、元宝塚の男役トップスターで、凛々しさと美貌を兼ね備えたすばらしい女優さんですが実際にお会いになられて、いかがでしょうか?
ジョン・ウー:もっと早くお会いしたかった。続編があれば、ぜひ一緒に仕事したいですね。
MC:大地さん、監督の言葉を受けていかがでしょうか?
大地:光栄です! 今日から中国語の勉強しなきゃ!
MC:ジョン・ウー監督、スー・チャオピン監督、大地さんは、ミシェル・ヨーさんとイメージが近いと思いますが、いかがでしょうか?
ジョン・ウー:大地さんは、ミシェル・ヨーと共通点がありますね。クラシカルな雰囲気と現代性をあわせもっていて。この役はアクションはもちろん、美貌も大事ですので。
『レイン・オブ・アサシン』
8月27日(土)より 新宿武蔵野館ほか全国公開!
(C) 2010, Lion Rock Productions Limited. All rights reserved.

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