<STORY>
19世紀、アメリカ、マサチューセッツ州ボストン。
マーチ家の四姉妹メグ、ジョー、ベス、エイミー。
情熱家で、自分を曲げられないため周りとぶつかってばかりの次女ジョー(シアーシャ・ローナン)は、小説家を目指し、執筆に励む日々。自分とは正反対の控えめで美しい姉メグ(エマ・ワトソン)が大好きで、病弱な妹ベス(エリザ・スカレン)を我が子のように溺愛するが、オシャレにしか興味がない美人の妹エイミー(フローレンス・ピュー)とはケンカが絶えない。
この個性豊かな姉妹の中で、ジョーは小説家としての成功を夢見ている。ある日ジョーは、資産家のローレンス家の一人息子であるローリー(ティモシー・シャラメ)にダンス・パーティで出会う。ローリーの飾らない性格に、徐々に心惹かれていくジョー。しかしローリーからプロポーズされるも、結婚をして家に入ることで小説家になる夢が消えてしまうと信じるジョーは、「私は結婚できない。あなたはいつかきっと、もっと素敵な人と出会う」とローリーに告げる。
自分の選択でありながらも、心に一抹の寂しさを抱えながらジョーは小説家として自立するため、ニューヨークに渡る――。
【以下プレスリリース文掲載】
今の⾃分があるのは“若草物語”のおかげだと⾔うグレタ・ガーウィグ監督。
“若草物語”から⾃分らしく⽣きることを学び「マーチ姉妹は私の⽬標」であったと述べる。同時に、本作を⼤⼈になってから読み返すと、その内容がとても現代的で“ぜひ⾃分が映画化しなくては”と決⼼、⾃ら企画を会社に売り込んだと明かした。すると「まず脚本を書く許可が出て、その後に監督をやらせてくれることになった」と⾃らで映画化することを決⼼してから約五年、なによりガーウィグ⾃⾝の⼈⽣を考えると「ある意味 30 年がかり」だという、ガーウィグ⾃⾝の夢の実現への第⼀歩を踏み出すことになった。
インタビュー中、グレタ・ガーウィグ監督の語る⾔葉にずっと熱⼼に⽿を傾けているのは 4 姉妹の隣に住むローリーを演じたティモシー・シャラメ。彼をキャスティングした理由についてグレタ・ガーウィグ監督は「まずシアーシャ がジョー役に決まったの」「彼⼥は“ジョーをやる”と⾃分で決めていたのよ」と語り、その後、ジョーと鏡合わせのような存在であるローリーは誰が演じるのか考えた時に浮かんだのが以前の映画(『レディ・バード』)で相性が証明済みだったティモシー・シャラメだったとその理由を明かした。そして「彼なら完璧だと思ったし、実際撮影してみたらその通りだった」「2 ⼈の共演シーンは最⾼よ」と絶賛!
続いて“若草物語”でのジョーとローリーの特別な関係を伝えるため、ローレン・バコールとハンフリー・ボガードやジーナ・ローランズとジョン・カサヴェテスなど、スクリーン上で輝き、これまで愛され続けてきた伝統的なカップルの関係性について語るグレタ・ガーウィグ監督だったが、急に「ブランジェリーナ?」とティモシー・シャラメが監督にいたずらっぽく⼝を挟む!すると監督は「ブランジェリーナもね」とそのユーモアのセンスに爆笑!⼀気に場がなごみ「たくさんのカップルが誕⽣した」「メグ・ライアンとトム・ハンクスも」「そういう組み合わせが往年の作品を思い出させるの」と映画への、そしてジョーとローリーという掛け替えのないカップルについて愛情たっぷりに語った。
最後「若草物語」が現代的である理由について問われたティモシー・シャラメは、「現代でも通じる物語だと思うよ」「1800 年代に書かれた⼩説だけど、⼥性の持つ⼒について書かれている」「理不尽な性差別で活躍を制限される⼥性の姿もね」と出版から 150 年たった今でも当時と変わらず愛され続ける本作の魅⼒について彼なりの解釈を語っている。
本作で描かれるのは、世界中で愛され続ける⼤ベストセラー作家、ルイーザ・メイ・オルコットが⾃らの⽣き⽅を重ねて書き上げた、ジョー・マーチの物語。主⼈公ジョー役を演じるのは 25 歳という若さで既にアカデミー賞の常連と呼ばれる天才⼥優シアーシャ・ローナン。2016 年の『ブルックリン』、2018 年の『レディ・バード』に続き、本作で 2 年ぶり 3 回⽬のアカデミー賞<主演⼥優賞>ノミネートを果たしました。ジョーのソウルメイトであり彼⼥に愛を告⽩するローリー役には『君の名前で僕を呼んで』で世界中から注⽬と賞賛を集め、今もっとも注⽬されるイケメン実⼒派俳優ティモシー・シャラメ。さらに⻑⼥のメグ役は『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソン、三⼥のベス役は HBO の『シャープ・オブジェクツ』のエリザ・スカンレン、そして頑固で有名な、家族の末っ⼦エイミー役には本作で初めてのアカデミー賞<助演⼥優賞>ノミネーションともなる期待の新星フローレンス・ピューが演じます。さらにベテランのローラ・ダーンがマーチ家の愛されてやまない愛情豊かな尊き⺟親を好演し、名⼥優のメリル・ストリープが四姉妹の裕福なマーチ伯⺟役で華を添えます。「若草物語」がこれまでの⾃分を形作る上で⼤切な作品であったという若き才能グレタ・ガーウィグの⼿により、時代を超えて愛されるジョーの物語が、まるで現代に⽣きる⼥性たちを新しい世界へといざなうように、あざやかに描き上げられます。
製作:エイミー・パスカル、デニーズ・ディ・ノヴィ、ロビン・スウィコード
音楽:アレクサンドル・デスプラ
出演:シアーシャ・ローナン、ティモシー・シャラメ、フローレンス・ピュー、エリザ・スカンレン、エマ・ワトソン、ローラ・ダーン、メリル・ストリープ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
◆全米公開:2019年12月25日
◆公式Twitter:https://twitter.com/SPEeiga
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◆公式サイト:storyofmylife.jp
6月12日(金) 全国順次ロードショー
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