【以下プレスリリース文掲載】
日本語吹替版声優の玉野井直樹氏(ロバート役)、一城みゆ希氏(バイオレット役)、甲斐田裕子氏(メアリー役)、三上哲氏(トーマス役)が登壇。映画上映後すぐのトークイベントということもあり、先ほどまで観ていたキャラクターたちの声色での一言挨拶のサービスに会場が沸いた。
映画の舞台はテレビシリーズ最終回から2年後の1927年。英国国王夫妻のダウントン・アビー訪問という一大事に、グランサム伯爵家の長女メアリーはかつての執事カーソンに応援をもとめ、共にパレードや豪勢な晩餐会の準備にあたる。ロイヤルファミリーを迎えるこの一大イベントとともに、ロマンス、スキャンダル、陰謀が絡まりあう中、歴史的な一日が始まる・・・。
玉野井氏は本作および本シリーズの魅力について「なんといっても映像の素晴らしさ。一度観始めたらもう観続けざるを得ない、魅入ってしまいます。それは映像美がすばらしいから。映画のオープニングでもダウントン邸へ向かう途中に屋敷が見えてきた時広がりに…鳥肌が立ちました」と力説。一城氏は「この作品はみんなが主役。20名以上のキャラクターの一人一人がしっかりと描かれている。そして、やっぱり日本語吹替版声優が素晴らしかったわ」とニッコリ。それに三上氏は「テレビシリーズの際に若手声優だった人達が、今ではほかの作品で主演を務めていたり、僕自身も鍛えられた現場でした。」と懐かしそうに回想。甲斐田氏は「すべてがあわさった素晴らしい総合芸術。呼び鈴の効果音ひとつをとってもその曲、音を聞くとすべての記憶を呼び覚ましてくれる、素敵な作品です」と絶賛した。
本シリーズのみどころ、それぞれが演じたキャラクターについて尋ねると、三上氏は「やはりあのお屋敷(の存在感)が主役かなと思う。もしも映画版の続編があるとしたら、またトーマスに何かがありそうですよね。彼はこれまでさんざん悪さをしているし…このままで終わるはずがないんじゃないかなと(笑)。でも素敵な奴なので大好きです」と本作の新たな展開に含みを持たせると、すかさず一城氏は「今日ここに来ている女性の観客のみなさんは全部あなたのファンなのよ!」とリップサービス。
ドラマシリーズ放送から約3年のブランクがあるが、今回の収録について本シリーズすべての演出を担当した伊達氏の指導にも触れながら、玉野井氏が「キャスト陣の声を一言聞くだけで当時に戻ることができる」と実感を込めると、一城氏は「この作品が私たちの中にいかに入っているというか、収録スタジオの中では私たちがダウントンなんです」と思いを明かす。三上氏も「(貴族の)上階と(使用人たちの)下階は別撮りでした。先の収録した皆の声を聞いただけで『これ!これ!』みたいな感じでした」甲斐田氏は「6年間ずっと一緒にやってきた下地があるからこそのチームワークがあった」と絆を強調した。
テレビシリーズと劇場版の違いについての話題になると三上氏は「テレビ版は狭いスタジオだったけれど今回はゆったりしたスタジオで収録ができた」と知られざる舞台裏を告白。それに一城氏は「テレビシリーズの時は3本のマイクでやっていて…。こんなゴージャスな作品を狭い中で収録するって…どうよ!?」とぶっちゃける一幕も。
最後に一城氏は「自分たちは声で芝居をしているだけですが、なんといっても『ダウントン・アビー』に出演している方々のゴージャスな素晴らしさが一番の魅力。観客のみなさんには何度も観てほしい。私も日比谷の映画館で観たいと思います!」と劇場公開に向けてアピールしイベントは終了した。
●イベントタイトル● 映画『ダウントン・アビー』日本最速!吹替版試写会トークイベント
●公開表記● 2020 年 1 月 10 日(金)、TOHO シネマズ 日比谷他全国ロードショー
●配給● 東宝東和
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