マーベル・スタジオ最新作、およそヒーローとは言い難い宇宙のはみ出し者たちが銀河を救うため強大な敵に立ち向かう最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』が5月12日(金)から日本公開となる。
今回、“アナ雪”の25ヶ国語版ミュージック・クリップ、“モアナ”の24ヶ国語版ミュージック・クリップに続き、“ガーディアンズ”の9ヶ国語版「ボクはグルート」動画が解禁となった!
解禁となった動画は、チームの危機を救うため爆弾を仕掛ける重要任務を負うことになったベビー・グルートに、毒舌アライグマのロケットが爆弾起動の流れと注意事項を説明する場面。「このボタンは絶対に押すなよ、さあ、復唱してみろ」と説明するロケットと、あどけない顔で任務を全うしようとやる気にあふれた様子のベビー・グルート。“ボクはグルート”の一言しか話せず、その一言で全てを表現するベビー・グルートは、いきなり「I am Groot!」と元気よく全員即死ボタンを押そうとしてしまう。根気よく説明を続けるロケットの努力も虚しく、何度もボタンを押そうとするベビー・グルート・・・その声をよく聞くとなんと【スペイン語】!そして【フランス語】、【ドイツ語】と世界9ヶ国版の“ボクはグルート”が飛び出している!その中にはもちろん、先日行われた“なりきりプレミア・イベント”で 182cm の身長を 25cmに縮めるという離れ業を披露した、遠藤憲一さんの日本語版「ボクはグルート」も収録。どんな言語になってもその悶絶級のキュートさが見事に表現され、一層愛らしさが増してくる特別動画となっており、必見だ。
英語版のベビー・グルートを演じているのは、『ワイルド・スピード』シリーズでもお馴染みのヴィン・ディーゼル。ヴィンは、たった一言しか話せないベビー・グルート役に対して、一言で全ての感情を表さなければいけないことは役者としてチャレンジだったと語っている。このヴィンの言葉を聞いてから映像を見てみると、言語は違えど同じ「ボクはグルート」の中に、たくさんの感情が詰め込まれていることが分かる。
たった一言で感情を表すことに関して、日本語版のベビー・グルートを演じた遠藤さんは「子供になっている分、今回のベビー・グルートの方が難しかったです。不機嫌になっているかと思いきや、次の瞬間カワイイ仕草をしていたりと、気持ちの変化の振れ幅が大きいのです。」とその役を演じる難しさを語っている。それもそのはず、遠藤さんは現在 55歳だが、ベビー・グルートの設定は 2~3歳。幼少期を思い出すなどして、可愛らしさの表現に役立てたそうだ。そして、悩んだ時に参考にしたのは、ヴィン・ディーゼルの演技だったという。「全員即死ボタンを押し間違えるシーンで、ヴィン・ディーゼルの演技をみていると、とても適切だったんです。彼のあどけない演技は凄く参考にさせてもらいました。」と言いつつも、「加工するなら、俺じゃなくても良かったのでは?」と自虐的に語っていた遠藤さんだが、役者遠藤憲一の感情が込められた日本のベビー・グルートは、英語版に勝るとも劣らない魅力を発揮!何度も聞くうちに、遠藤さん以外は考えられなくなる、見事なマッチングだったことが分かる。
子供のような25cmの木を如何に演じるか?しかもたった一言で…。この悩みには遠藤さんだけでなく、世界中のベビー・グルート役が頭を抱えていたはず。今回、銀河のはみだし者集団であるガーディアンズのメンバーたちでさえ、無邪
気なベビー・グルートに振り回されるが、スクリーンの外でも世界中の名役者を含めた大人達が彼に手を焼いていることを思うと、ベビー・グルートの愛らしくも凶悪な潜在能力の高さに、ただただ驚くばかりだ。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
5月12日(金)全国ロードショー
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
(C)2017 MARVEL
公式HP:http://marvel.disney.co.jp/movie/gog-remix.html
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