第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品・審査員賞受賞、さらに第98回米国アカデミー賞ドイツ代表にも選出された話題作、映画『落下音』(4月3日[金]公開)より、本予告映像とシーン写真9点が解禁された。
本作を手がけたのは、カンヌ初参加にして長編2作目となる、ドイツ出身の新鋭監督**マーシャ・シリンスキ**。現代映画界の最前線へと躍り出た才能が描くのは、4つの時代・4人の少女・1つの土地をめぐる百年の映像叙事詩。
🎞️ 本予告映像が描く“存在の不安”
映像は、1910年代を生きる少女アルマの一言から始まる。
「生きているか 死んでいるか どこでわかるの?」
痛み、死、欲望、不安――
それぞれ異なる時代に生きながらも、同じ土地で“存在の輪郭”に触れていく少女たち。
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「自分の心臓に“止まれ”と命じても鼓動は続く」
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「私の体は私のもの?だったら望みに応えてみせて」
自分のものであるはずの身体が、自分の意志に従わないという感覚。
その違和感は、まるで呪いのように少女たちを縛りつける。
監督マーシャ・シリンスキは本作について、こう語る。
「一度でいいから、この世界に“ただ存在したい”。
彼女たちは、自分自身を縛っている観念や思い込みを理解し、問い直す」
悪夢と現実の境界が溶け合うような映像表現、
絵画のような構図美と静謐なカメラワークが、得体の知れない不安を視覚化していく――
それが本予告の最大の魅力だ。
🖼️ シーン写真9点解禁|4つの時代、4人の少女
シーン写真では、4世代の少女たちの姿が切り取られている。
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1910年代|アルマ
意志を宿しながらも、どこか憂いを帯びた眼差し -
1940年代|エリカ
戦争の傷跡と欲望の狭間で揺れる存在 -
1980年代|アンゲリカ
“何か”の視線に怯え、死んだ子鹿に寄り添う少女 -
現代|レンカ
存在が消えていくような孤独感に蝕まれる心
それぞれの時代とともに生きる少女たちの**<存在そのもの>**が、静かに、しかし強く刻まれている。

🌍 カンヌで“ダークホース”と称された革新性
カンヌでの公式上映後、本作は世界中の批評家から高評価を獲得。
テレンス・マリック、ジェーン・カンピオン、ミヒャエル・ハネケ、デヴィッド・リンチといった巨匠たちの名が引き合いに出されながらも、
「いずれにも回収されない独自の映画世界」
として評価され、
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「今年のカンヌで最も記憶に残る作品」
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「映画言語を更新する新たな才能」
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「次世代を担う重要な監督の登場」
といった称賛が相次ぎ、映画祭の“ダークホース”として強烈な存在感を放った。
🎥 作品情報
映画『落下音』(英題:SOUND OF FALLING)
公開日:2025年4月3日(金)
STORY
1910年代、アルマは同じ村で、自分と同じ名を持つ幼くして死んだ少女の気配に気づく。
1940年代、戦争の傷跡が残る中、エリカは片脚を失った叔父への抑えきれない欲望に気づき、自らの得体のしれない影に戸惑う。
1980年代、アンゲリカは常に肌にまとわりつく“何か”の視線に怯えていた。
そして現代、家族と共に移り住んだレンカは、自分の存在が消えてしまいそうな孤独感に蝕まれていく。
百年の時を経て響き合う彼女たちの<不安>が、この北ドイツの農場を静かに覆いつくしていく――。
スタッフ・キャスト
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監督・脚本:マーシャ・シリンスキ
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出演:ハンナ・ヘクト/レア・ドリンダ/レーナ・ウルツェンドフスキー/レーニ・ガイゼラー
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配給:NOROSHI/ギャガ
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2025年/ドイツ/155分/PG-12
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字幕翻訳:吉川美奈子
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© Fabian Gamper – Studio Zentral
公式サイト:https://gaga.ne.jp/rakkaon_NOROSHI/
SNS:X・Instagram @noroshi_gaga
✨編集向け一文キャッチ案
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「“存在する”とは何か――少女たちの百年の記憶が、不安として響き合う」
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「映画が“感情”ではなく“存在”を描いたとき、そこに生まれる恐怖と美」
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「ホラーでも幻想でもない、“不安”という名の新しい映画体験」



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