『大統領のケーキ』7月10日公開決定 カンヌほか世界の映画祭で評価された注目作

配給:松竹による映画『大統領のケーキ』が、2026年7月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開されることが決定した。

あわせて、特報映像および場面写真が解禁されている。


世界の映画祭で高評価を獲得した話題作

本作は、第98回アカデミー賞®国際長編映画部門イラク代表作品であり、イラク映画として初めて出品された第78回カンヌ国際映画祭にて、監督週間観客賞とカメラ・ドール(新人監督賞)を受賞。

さらに、第33回ハンプトン国際映画祭最優秀映画賞・審査員賞、第31回アテネ国際映画祭観客賞などを受賞し、第73回サン・セバスティアン国際映画祭では観客賞にノミネートされている。


少女ラミアが過酷な状況でケーキ作りに挑む物語

物語の舞台は1990年代、独裁政権下のイラク。

戦争と食糧不足に苦しむ中、フセイン大統領の誕生日を祝うケーキ作りが各学校に命じられる。9歳の少女ラミアは、くじ引きによって“ケーキ係”に選ばれてしまう。

ケーキを用意できなければ重い罰が待つ状況の中、ラミアは材料を求めて町を駆け回る。祖母と離れ離れになりながらも、知恵と想像力を頼りに奮闘する姿が描かれる。


特報映像公開

特報では、「大統領の誕生日まであと2日」というナレーションとともに、ケーキ作りに奔走するラミアの姿が映し出される。

“友達”である雄鶏ヒンディを抱えながら町を駆け回る様子や、材料を求めて人々と交渉する場面などが収められている。


実体験を基にした初長編作品

監督・脚本はイラク出身のハサン・ハーディ。自身の体験をもとに本作を制作した初長編作品となる。

脚本は『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー賞®脚色賞を受賞したエリック・ロスが見出し、エグゼクティブ・プロデューサーとして参加。さらに『幸せへのまわり道』の監督マリエル・ヘラーも名を連ねている。

撮影はイラクで行われ、メソポタミア湿地帯やバグダッド市内の市場などが描かれている。


出演者は全員演技未経験者

主人公ラミアを含め、出演者はすべて演技未経験者がキャスティングされている点も特徴。

バニーン・アハマド・ナーイフ、サッジャード・モハンマド・カーセム、ワヒーダ・サーベト、ラヒーム・アルハジらが出演する。


ストーリー

祖母と暮らす9歳のラミアは、学校のくじ引きで「大統領のケーキ係」に選ばれる。
翌朝、祖母とともに町へ出るが、祖母の目的はケーキ作りではなくラミアを養子に出すことだった。

逃げ出したラミアは、祖母との暮らしを守るため、自らの手でケーキの材料を集めようと決意。クラスメイトのサイードと協力しながら、限られた時間と資金の中で奔走する。


作品情報

  • 作品名:『大統領のケーキ』(英題:The President’s Cake)
  • 公開日:2026年7月10日(金)
  • 監督・脚本:ハサン・ハーディ
  • 出演:バニーン・アハマド・ナーイフ、サッジャード・モハンマド・カーセム、ワヒーダ・サーベト、ラヒーム・アルハジ
  • プロデューサー:リア・チェン・ベイカー
  • エグゼクティブ・プロデューサー:エリック・ロス、マリエル・ヘラー
  • 撮影監督:トゥードル・ヴラディミール・パンドゥル
  • 編集:アンドゥ・ラドゥ
  • 音響:タマーシュ・ザーニ
  • 美術:アナマリエ・テク
  • 製作年:2025年
  • 製作国:イラク/アメリカ/カタール
  • 上映時間:105分
  • 言語:アラビア語
  • 仕様:シネスコ/カラー/5.1ch
  • 日本語字幕:星加久実
  • 字幕監修:中町信孝
  • 配給:松竹
  • レーティング:PG12
  • 公式サイト:movies.shochiku.co.jp/presidentscake
  • 公式X:https://x.com/shochiku_youga

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