谷口悟朗監督と近藤勝也が初タッグを組んだオリジナル劇場アニメーション『パリに咲くエトワール』が、2026年3月13日(金)より全国公開される。
このたび、K-BALLET TOKYOトップダンサーによる特別コラボ映像の解禁に加え、バレエシーンの場面写真が公開され、さらにバレエ作画監督・やぐちひろこによる制作秘話も明らかとなった。
主人公フジコ役は當真あみ、千鶴役は嵐莉菜が担当。早乙女太一、門脇麦、尾上松也、角田晃広、津田健次郎ら豪華キャスト陣が集結する。

K-BALLET TOKYOトップダンサー特別コラボ映像解禁
熊川哲也が総監督を務めるK-BALLET TOKYOのトップダンサーによる座談会動画<第1章>が公開された。
参加したのは、ファーストソリストの木下乃泉、ソリストの大久保沙耶、ファースト・アーティストの布瀬川桃子の3名。
プロの視点から見た本作のバレエ表現について、
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「脚の持っていき方とか動きの流れ、ポーズの間の通り道がすごい綺麗で、正しいところを通っている」(木下)
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「テクニカルな部分まで描写されている」(大久保)
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「“チュチュ”の揺れまで細かく描かれている」(布瀬川)
と、リアルな描写への評価が語られている。
千鶴のキャラクター設定や環境への共感も語られ、かつての留学体験や競争環境と重ね合わせたコメントが印象的な内容となっている。
なお、近日中に<第2章>となる別メンバーによる座談会動画も公開予定とされている。
特別コラボ映像
バレエシーン制作秘話|やぐちひろこが語る“究極の美”
本作で最も制作が困難だったのがバレエシーン。
振付は、元ウクライナ国立オペラ・バレエ劇場リーディング・ソリストの田北志のぶが担当し、フランスバレエのシーンではパリ在住の元オペラ座バレエダンサー、ウィルフリード・ロモリが振付を担当。
田北がパリで振付を習得後、モーションキャプチャを用いてアニメーション化する手法が採用された。
しかしモーションキャプチャのみでは身体表現の再現が難しく、バレエ経験者でもあるアニメーター・作画監督のやぐちひろこがバレエ作画監督として参加。
つま先、指先、姿勢、目線、ポジションといった細部まで徹底的に作画監修が行われた。
やぐちは、
「バレエは先端が綺麗なことが大事」「足先・指先まで意識した作画」「レイアウト前段階での複数チェック工程」
といった制作工程を明かし、本作ならではの作画体制を語っている。
また、千鶴の設定については、武道(薙刀)の経験により「関節が開かない」「股関節がかたい」という身体的特徴を動きに反映させるという演出設計も明かされた。
音楽によるバレエ表現の深化
音楽を担当するのは服部隆之。
音楽はフジコと千鶴の心情に寄り添い、不安・迷い・夢への決意といった感情を旋律として支え、バレエシーンと重なることで作品独自の余韻を生み出している。

劇場アニメ『パリに咲くエトワール』作品概要
Introduction
『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督と『崖の上のポニョ』『魔女の宅急便』のキャラクターデザイン・近藤勝也が贈る、ふたりの少女の物語。
脚本は吉田玲子、主題歌は緑黄色社会。
Story
20世紀初頭のパリ。
画家を夢見る少女・フジコと、薙刀の名手でありながらバレエに憧れる千鶴。
異国の地で再会したふたりは、夢に向かって歩み始めるが、さまざまな困難が立ちはだかる。
異国の空の下、憧れを追いかけた少女たちの物語。
Cast&Staff
キャスト:
當真あみ、嵐莉菜
早乙女太一、門脇麦、尾上松也、角田晃広、津田健次郎
榊原良子、大塚明夫、甲斐田裕子、藤真秀、興津和幸、小野賢章、名塚佳織
唐沢潤、村瀬歩、内山夕実、岩崎ひろし、永瀬アンナ
黒沢ともよ、矢野妃菜喜、生天目仁美
スタッフ:
原作:谷口悟朗・BNF・ARVO
監督:谷口悟朗
脚本:吉田玲子
キャラクター原案:近藤勝也
キャラクターデザイン・総作画監督:山下祐
リサーチャー:白土晴一
美術監督:金子雄司
色彩設計:柴田亜紀子
撮影監督:江間常高
キャラクター演出:千羽由利子
バレエ作画監督:やぐちひろこ
殺陣作画監督:中田栄治
エフェクト・メカ作画監督:橋本敬史
3DCG監督:神谷久泰
編集:廣瀬清志
プロップデザイン:尾崎智美
メカデザイン:片貝文洋
音響監督:若林和弘
音楽:服部隆之
アニメーション制作:アルボアニメーション
主題歌:「風に乗る」緑黄色社会(ソニー・ミュージックレーベルズ)
製作:「パリに咲くエトワール」製作委員会
配給:松竹
公式サイト:https://sh-anime.shochiku.co.jp/parieto-movie/
公式X:@parieto_movie
公式Instagram:@parieto_movie
公開日:2026年3月13日(金)全国公開
著作権表記:
©「パリに咲くエトワール」製作委員会



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