<ストーリー>
スターが死んだ。孤独を抱えた俳優と彼に憧れる少年の”秘密の文通”によって明かされる死の真相。 舞台はNY。人気俳優のジョン(キット・ハリントン)と、彼に夢中な少年ルパート(ジェイコブ・トレンブレイ)。一通のファンレターから始まった“秘密の文通”は、 いつしか孤独を抱えた二人の心の拠り所になっていた。しかし手紙が100通を超えた頃、ジョンが謎の死を遂げる。自殺か事故か、あるいは事件か。謎の真相の鍵を握るのは、文通相手の少年ルパートだけだった。
それから10年後、ルパートはかつてジョンと交わした “秘密の文通”を一冊の本として出版。
さらに、著名なジャーナリストの取材を受け、すべてを明かすと宣言するのだが──。
【以下プレスリリース文掲載】
物語の主人公は、人気俳優のジョンと彼に夢中な少年ルパート。一通のファンレターから始まった“秘密の文通”は、孤独を抱えた二人の心の拠り所になっていた。しかし、100通を超える手紙を最後に、ジョンは謎の死を遂げる。手紙に綴られたスターの光と影。少年だけが知る、切なくも衝撃的な真実とはー。監督自身が集大成と語る“人生の真実” を描いた愛の物語が幕を上げる。
2009年の衝撃のデビューから、新作を発表するたびに、権威ある国際映画祭を驚きと陶酔で席巻し、『Mommy/マミー』でカンヌ国際映画祭審査委員賞を受賞、前作『たかが世界の終わり』ではカンヌ国際映画祭グランプリの栄誉に輝いた天才映画監督 グザヴィエ・ドラン。最新作となる本作の着想は19歳の時。監督デビューから10年の時を経て、満を持して挑んだ作品はカナダで子役として活躍していた8歳のドランが、『タイタニック』を観て感動し、レオナルド・ディカプリオに宛てて書いた一枚のファンレターから生まれた物語だ。ジョンには、大ヒットTVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のキット・ハリントン。ジョンの心の支えとなっていく少年ルパートに、『ルーム』『ワンダー 君は太陽』で絶賛された天才子役ジェイコブ・トレンブレイ。脇を固めるのはナタリー・ポートマン、スーザン・サランドン、キャシー・ベイツら豪華オスカー女優たち。ハリウッドが誇る豪華キャストがドラン監督とタッグを組んだ話題作。
この度、本作のメイキング映像が解禁!ドランが役者の演技を見て満足そうに微笑む姿や、監督自ら役者にアクセサリーを付ける姿など撮影の裏側を垣間見ることができます。ドランといえば、妥協なき映画作りをすることで有名。さすが19歳でその名を世界に知らしめただけある若き才能、その徹底ぷりに本作の現場でも様々な出来事が。「ある日セットに来ると125人のエキストラがいたのだけれど、グザヴィエは彼らの衣装やセットに納得していなかったんだ。そして彼は「僕は間違ったやり方では撮りたくない。もう一度あとで撮ろう。きっとうまくやれる方法が見つかるはずだよ」と言ってエキストラ全員を帰したんだよ」と証言するのは撮影監督を務めたアンドレ・テュルルパン。ドラン本人は自身の映画制作について「僕は、企画から完成まで映画制作の過程全てに携わりたいと思っている。映画というのは様々な芸術の融合なんだ。衣装、台詞、アングル、カメラの位置はすべて一体で、お客さんは全てのものを見て、感じ取ってる。だから全てが切り離せない、それが映画なんだ」と語っており、その中でも「衣装は別格。本当は自分で作りたいくらいだよ」と語っています。
なんと本作では素材選びからデザイン作業を始めたという裏話も。初めてドランの現場を体験したナタリー・ポートマンは、撮影を振り返りこのように明かしています。「グザヴィエは、映画界で稀有の勢いのある監督で、彼ほどに独自の世界観を持っている人はなかなかいない。子役の子を持つ母サムという役を演じるにあたり、グザヴィエから彼女の服装や雑誌の写真、彼女が聴いている音楽が次々に送られてきたので、彼女の生きている世界を共有することができたわ」。
責任と覚悟を持って作品を世に送り続けるグザヴィエ・ドラン。是非本作でもその強く美しい信念に酔いしれるべし!
監督:グザヴィエ・ドラン 脚本:グザヴィエ・ドラン、ジェイコブ・ティアニー
出演:キット・ハリントン ナタリー・ポートマン スーザン・サランドン ジェイコブ・トレンブレイ キャシー・ベイツ
提供・配給:ファントム・フィルム、松竹 PG12 カナダ・イギリス映画/スコープサイズ/上映時間:123分 公式HP:https://www.phantom-film.com/donovan/
原題:The Death and Life of John F. Donovan ©2018THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN INC., UK DONOVAN LTD.
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