『マルドゥック・スクランブル The First Compression 圧縮』製作発表会 レポート!

一度制作中止になった冲方 丁原作の『マルドゥック・スクランブル』の制作が再開されるというニュースが流れてから、新情報を心待ちにしていたファンも多かったはず。


そんな中、3月27日、東京国際アニメフェア2010にて、『マルドゥック・スクランブル』の制作発表会が開催されました。
初披露のプロモーション映像がスクリーンに流れ、私は期待感で心臓がグルーヴしまくりです!映画版の脚本も担当している冲方丁さん、主人公ルーン=バロット役を演じる林原めぐみさん、音楽を手がけるConisch(コーニッシュ)さんがステージに登場し、本作の製作にいたる裏話や現在の制作状況、作品に賭ける熱い思いを語りました。皆さんの話を聞いているだけで、もう逸る気持が押さえられません。冲方さんによると、制作はきわめて順調。気になる他のキャストに関しては、キャラ表と声優さんのリストを照らし合わせながら進めているとのこと。『マルドゥック・スクランブル The First Compression 圧縮』は2010年秋に劇場公開予定!以下、ゲストの皆さんのコメントです。早く今年の夏が終わるよう皆で祈りつつ、辛抱強く待ちましょう!!


林原めぐみさん
「5年前に『マルドゥック・スクランブル』の出演依頼をいただきましたが、出産後の時期でもあり、全国へのイベント参加が前提ということで一度お断りしました。その後、再度の出演依頼と原作と資料が送られてきました。これはいったい?と思いつつ、原作を読んでその世界に引き込まれ出演を決意しましたが、それがある日、突然ファックスで制作が中止になったとの知らせが送られてきて・・・すごく落胆しました。それから5年後、まさかの再度の出演依頼。最初は「スターチャイルドだから、5年前私だったからといって、今私である必要はない」とお断りしました。でも、もう一度オファーがあった時に、バロットが私を呼んでくれたんだな、と思ってお話を受けることにしました。バロットの声を実際に自分が出す瞬間が楽しみです。全力で演じたいと思いますので、楽しみにしていてください。」


冲方 丁さん
「『マルドゥック・スクランブル』のアニメ化の話をいただいたときは、一体どこまで映像化するのかが議論になりました。制作会社の方々が「全部やります!」と言って下さったのですが、最初は半信半疑でした。でも最初に書いたプロットが”原作と違う”という理由でリテイクを出されてしまい(笑) 制作会社の皆さんの作品に対してのリスペクトの高さを感じました。今、全力で作っているところですので、皆さん、是非このプロジェクトを楽しみにしていてください」


Conisch(コーニッシュ)さん
「今回、作曲するにあたり、主人公バロットの人生に思いを馳せて作りました。彼女はあまりにも悲惨な人生なので、悲惨な人生だけでは駄目だろうと思って、ワウワクドキドキした面も作ろうと思い作曲しました。まずは、プロモーション映像用の曲を聴いてイメージを膨らませて、皆さんの頭の中でバロットを動かしてください。」


『マルドゥック・スクランブル』
2010年秋、第1部 劇場公開
キャスト
ルーン=バロット:林原めぐみ
スタッフ
監督:工藤進
原作・脚本:冲方 丁(ハヤカワ文庫JA早川書房)
コンセプトデザイン:菊田幸一
キャラクターデザイン・アニメーションディレクター:鈴木信吾、中井準
銃器デザイン:大久保宏
CGIディレクター:児玉徹郎
色彩設計:海鋒重信 美術設定:塩澤良憲(美峰)
美術監督:野村正信(美峰) 
撮影監督:福士享(T2studio)
音楽:Conisch(コーニッシュ)
アニメーション制作:GoHands
[公式サイト]
(C)マルドゥック・スクランブル製作委員会

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