「ハンガー・ゲーム」のフランシス・ローレンス監督とジェニファー・ローレンスが再びタッグを組んだスパイ映画『レッド・スパロー』が3月30日(金)から全国ロードショーする。
今回、モデル・女優の泉里香さんが登壇した公開直前イベントが東京キネマ倶楽部にて実施された。
本作の主人公ドミニカは不慮の事故によりバレリーナを諦め、女スパイ=スパローにならざるをえなかった過去を持つキャラクターだ。イベントが始まると、劇中でも使用される「ストラヴィンスキー/火の鳥」に合わせ、2 名のバレリ
ーナが登場し、華麗な演出で会場の空気を一変させた。そこへ大階段から泉里香さんが真っ白なドレスにピンヒール姿で登場。“レッド・スパロー”をイメージした赤いイヤリングを揺らし、その妖艶な美しさに、報道陣からは一斉にストロボがたかれた。
本作をいち早く鑑賞した泉さんは「最後まで緊張感が続き、本当に目が離せなかった!ジェニファーの体当たりの演技を目の当たりにし、彼女の意志の強さがカッコいい!本当に素敵な方だなと思いました!」と、ジェニファー・ロー
レンスが体当たりで演じた本作に圧倒された様子。中でも泉さんが一番、関心を持ったのはスパイが行う心理戦だという。「ドミニカは美貌を武器に心理操作を操る姿に、女性としてかっこいいと思いました!元 CIA の方の原作なので非常にリアルで、このように人と関わっていくのだと驚きました!」と興奮気味にコメント。「母親の為にスパイになるドミニカに共感しました。自分がもしスパイになったら…家族の為に頑張りたいですよね!ドミニカにみたいに強くなりたいです!」と理想も明かした。
劇中では「人間の欲望はパズル。欠けたピースを埋めることで、ターゲットをコントロールできる」という印象的なセリフがあるが、今回は泉さんにも心理戦を駆使し、男性スタッフの欲望=“今、欲しいもの”を見抜く心理操作にチャレンジ!ステージ上に男性スタッフが登壇すると、泉さんはじーっとスタッフと見つめ合い、会話することなくスタッフの欲望を探っていく。しばらく見つめ合いパネルに答えを書き始める泉さんだったが、結果はまさかの不正解。「素
晴らしく外しました!」とはにかむ泉さんに、MC からは「あんな至近距離で泉さんに見つめられたら、別のトラップにかかってしまいそうですよね!?」と思わずフォローが入る。
しかし泉さんは「実は既にマスコミの皆さんには罠を仕掛けてあるんですよ!」と意味深な発言が飛び出た!なんと、ステージ後方に設置されていたジェニファー・ローレンスが描かれているポスタービジュアルが、泉さんの顔に変わっ
ていたのだ!「これは Change blindness という変化の見落としという心理学の現象に基づいたトラップなんです!」と解説。泉さんは先ほど心理操作という名目でスタッフがステージにあがったタイミングで Change blindness を会場にいる全員に仕掛けていたのだ。「対象が再びステージ戻っても 色だけで情報を認識していたのでヴィジュアルの変化まで気付く方は少ないと思います」と、まさに女スパイのような見事なトラップを披露した。
最後に泉さんは「すごくドキドキする展開が待っている作品です。同じ女性として、主人公の女性としての強さをすごく感じた作品でした!私もまんまと騙されました!」と熱くアピールした。会場にいる誰もが泉さんの仕掛けるトラップにはまってしまった公開直前イベントは大興奮の中、終了した。
『レッド・スパロー』
2018年3月30日(金)全国ロードショー
配給:20世紀フォックス映画
(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
公式HP:http://www.foxmovies-jp.com/redsparrow/
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