ワーナー・ブラザースゲームスは10月12日に『シャドウ・オブ・モルドール』の続編である『シャドウ・オブ・ウォー』をPS4,Xbox One PCに向けて発売する。
10月22日にはワーナー・ブラザース・インタラクティブ・エンタテインメントのエバン・ニッケル氏とダニエル・マガフィが実機を使ったマスコミ向けのプレゼンテーションが行われた。
[取材:畑史進]
『シャドウ・オブ・ウォー』は前作と同じく「ロード・オブ・ザ・リング」に搭乗する中つ国を舞台に繰り広げるダークな世界なアクションRPGとなっている。本作は4K解像度で制作されただけでなく、ゲームシステムが作成するモブキャラクターは種族、能力、名前、容姿の組み合わせが無限大に存在する。加えてAIキャラクターは戦況に応じて行動を変えるため同一ミッションでも攻略が変わるそうなので、一人一人のユーザーが独自の体験を行うため同じゲームでも全く同じ経験をすることは無いそうだ。
更にクエストでは自身のユニットであるオーク達に戦闘中の役割を振るだけでなく、スキルツリーによってユニットの特性を個性的に作り上げることも可能となっているので、敵陣攻略の際には相性の良いユニットを配備することでより戦略的な侵攻が可能となる。またドラゴンユニットは敵陣攻略の要となるだけでなく、広いオープンワールドのフィールドを快適に散策するのに必要な移動手段になるので早急な獲得が必須項目となるだろう。
本作の新しいシステムである「ネメシスフォロワーズ」は、敵のオークを倒した時に「屈服」「辱め」「殺害」の3つの選択肢からオークの精神を追い込んでいき自身の味方にしていくという非常に面白いシステムだった。
■質疑応答
—世界の砦はいくつくらいあるのでしょうか?
ダニエル氏:砦自体の数は4つですが、ゾーン、世界の地域についてはより多くのものがあります。
—今回のプレイではかなり多くのアビリティを使っているように見えました。プレイヤーがアビリティを使いこなし、ゲームに対するテンションが上がるのにどれくらいの時間がかかるのでしょうか?
ダニエル氏:人によると思いますが始めの砦攻略までには10時間位かかると思います。
—4Kで制作されていますがビジュアル面ではどこに注意して制作されたでしょうか?
ダニエル氏:目指すは『ロードオブザリング』のような世界感で、本物に近いものを作るようできるだけ良くしたいと思いました。中つ国はよく知られた設定でしっかりと再現できるようにと言うのは大きな課題でした。その中での4K、HDR制作は大変でしたね。
—洗脳によって仲間にするシステムは自身のレベルによって成功の可否の確立等はあるんでしょうか?
ダニエル氏:プレイやアビリティに色んな要素がありまして、それによってどれだけ早く支配させられるかという事もあります。それらはゲームをプレイすることによって開放されていきます。しかし自分よりレベルの高いオークに出会った場合すぐに自分のチームに入れることは出来ません。その際は必ず「恥をかかせる」という選択肢を取ったあとレベルを下げ無いと行けませんし、自分よりハイレベルなオークは決して仲間になることはありません。
—キャラクターのパターンはどれだけ存在すると想定されていますか?
ダニエル氏:先程も話しましたが名前から7つの種族、通り名、特性等の情報だけでもかなり多くのキャラクターが存在します。限りなく無限大だと思っています。
公式HP:https://warnerbros.co.jp/game/shadowofwar/home.html
シャドウ・オブ・ウォー PS4版
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シャドウ・オブ・モルドール PS4版
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