映画『ローン・サバイバー』唯一の生存者マーカス・ラトレル本人が望んだキャストとは?

3月21日(金・祝)公開のアクション超大作 映画『ローン・サバイバー』(原題:LONE SURVIVOR)<ポニーキャニオン/東宝東和配給>。

本作は、実話をもとにし全米で大ベストセラーとなった「アフガン、たった一人の生還」を原作に、『キングダム/見えざる敵』『ハンコック』のピーター・バーグが監督を務め、観る者を緊迫の最前線へと送り込むリアルなアクション・エンターテインメント超大作。北米では初登場1位を獲得し大ヒットを記録、現在の全米興行収入は123億円まで到達している。

出演はハリウッドを代表するアクション俳優のマーク・ウォールバーグ、テイラー・キッチュのほか、エミール・ハーシュ、ベン・フォスター、エリック・バナなど、気鋭の実力派俳優が勢揃い。その中でも、ベン・フォスターの起用の経緯が本作の元になっている実話“レッド・ウィング作戦”の唯一の生存者であるマーカス・ラトレル本人が望んだことが明らかになった。

マーカスは「みんな見事な演技をしてくれたと思っている。ベン・フォスターにはやられたね。持てるものをすべてつぎ込んでくれて、見ればそれがわかる。ベンは僕のチョイスだったんだ。選ばれたすべての役者の中で、僕が望んだのは彼だった。ピーター(監督)に“アクスはこいつが演じるべきだ”って言ったのも僕だから、引き受けてもらえて嬉しかった。」と語り、ベン・フォスターを絶賛。

一方、ベンはマーカスと初めて電話で話した時のことを振り返り、「マーカスは“僕の息子・アクスは君が演じる役から名付けたんだ。つまり、僕にとってこの役は特別で、失敗は許されない。”と言ってきた。だから、僕は“わかった。最善を尽くすよ。”と答えたんだ。それから暫くして、アクスの家族に会って、話を聞く機会があった。彼らが示してくれた寛容さと心の広さには感動したよ。息子について話すのが大好きなのは、息子を大好きだったからさ。それで今度は僕たちが彼らを大好きになった。アクスを蘇らせることはできないけど、彼に敬意を表すため、一日一日最善を尽くすことはできる。」と話し、マーカスやアクスの家族の想いを受け取り、ベンは改めて自分が挑む役へ決心を固めたとのこと。

唯一の生存者であるマーカスは「何度立ち上がってこの話をしても、何人がこの本を読んでも、この映画を観てくれる観客には到底及ばない。だから、この映画でやっと私の仕事は終わるんだ。任務完了<ミッション・コンプリート>だ。そう思っている。」と本作への強い想いを語った。

【作品情報】
2005年6月-アフガニスタンの山岳地帯に降下、タリバンを監視、狙撃ターゲットの捕捉-
それは米海軍ネイビー・シールズ創設以来最大の惨事として記憶されたレッド・ウィング作戦。作戦に参加した4人のシールズは、アフガンの山岳地帯での偵察任 務中、ある「決断」により200人超のタリバン兵の攻撃にさらされる。それは世界一の戦闘能力を誇る隊員にとり死を覚悟する絶望的な状況だった。しかし、あるひとりの兵士がその極限状況を生き延び、奇跡の生還を果たす。いったい彼は、どうやって4人対200人超の過酷な戦場をサバイバルすることができたのか?

『ローン・サバイバー』
3月21日(金・祝)TOHOシネマズ 日本橋 他、全国ロードショー

■監督・脚本・製作:ピーター・バーグ『キングダム/見えざる敵』『ハンコック』『バトルシップ』
■原作:「アフガン、たった一人の生還」マーカス・ラトレル&パトリック・ロビンソン著(亜紀書房刊)
■出演:マーク・ウォールバーグ『テッド』『ディパーテッド』、テイラー・キッチュ『バトルシップ』『ジョン・カーター』、エミール・ハーシュ『イントゥ・ザ・ワイルド』、ベン・フォスター『メッセンジャー』、エリック・バナ『ミュンヘン』

公式HP:http://www.lonesurvivor.jp/

配給:ポニーキャニオン/東宝東和
(C)2013 Universal Pictures  PG12




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