『ディリリとパリの時間旅行』監督インタビュー映像解禁

【以下プレスリリース文掲載】

 

ウォルト・ディズニー・ジャパン㈱(東京都港区)はアニメーションで独特の美しい世界を表現する、フランスの鬼才ミッシェル・オスロ監督による最新作『ディリリとパリの時間旅行』を三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーより、2020年1月22日(水)にブルーレイを4,700円+税で、DVDを3,800円+税で発売、またブルーレイ/DVDレンタルを同時開始いたします。

 

 

【デジタル配信:2020年1月22日(水)~】

2020年1月22日(水)の発売に先駆け、この度、親交のあった故・高畑勲監督への思いを語るオスロ監督のインタビュー映像の一部が到着しました!この映像は映像特典として収録されます。

 

 

「私のほうが先に好きになったんですよ」
フランスアニメーション界の鬼才、ミッシェル・オスロ監督と、戦後の日本のアニメーションの礎を築くとともに、他の制作者にも大きな影響を与え、惜しくも 2018 年に逝去した高畑勲監督。この二人のアニメーション監督の出会いは 2002 年に遡ります。来日していたオスロ監督は、イベントでの対談相手として、兼ねてから会いたいと願っていた高畑監督を指名したのです。

この時、初めて見た『キリクと魔女』(98)に衝撃を受けた高畑監督は、「これは、なんとかしたい」とスタジオジブリの協力のもと、日本語版の翻訳・演出を自ら手掛け公開に漕ぎつけました。
以来、オスロ監督と高畑監督、スタジオジブリの交流は続き、次に製作した長編作品『アズールとアスマール』
(06)でも日本語版の監修・翻訳・演出を高畑監督が担当、三鷹の森ジブリ美術館が配給しました。

「彼と知り合えたのは幸運だった」
高畑監督は、デジタル技術を生かして手描きの線を生かした水彩画風の描法に挑み、従来のセル様式とは一線
を画した表現を達成した作品『かぐや姫の物語』(13)を生み出しました。
一方で、独特の色彩と絵画的装飾で『キリクと魔女』『アズールとアスマール』を生み出したオスロ監督は、本作『ディリリとパリの時間旅行』では写真を加工して作られた背景と 3DCG で描かれたキャラクターを融合させ、
観客をベルエポックの美しいパリの街へと誘います。
共に、アニメーションの表現形式のあくなき探究者である二人の監督の出会いは、日本とフランスで素晴らしい作品たちを生み出したのです。

 

 

■発売情報:
『ディリリとパリの時間旅行』
2020年1月22日(水) 発売
ブルーレイ:4,700円+税、DVD:3,800円+税
■©表記:©2018 NORD-OUEST FILMS – STUDIO O – ARTE FRANCE
CINEMA – MARS FILMS – WILD BUNCH – MAC GUFF LIGNE – ARTEMIS
PRODUCTIONS – SENATOR FILM PRODUKTION

■作品紹介:
美しき黄金時代のパリ。ピカソ、モネ、キュリー夫人、ロートレックら数々の天才たちに出会い 少女が事件の謎を解いていく。

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