『劇場版 機動戦士ガンダム00』大ヒット記念 水島精二監督、スタッフが本音で語るガンダム00!スタッフ座談会 レポート!

 




10月11日、三連休の最終日、東京、シネマサンシャイン池袋にて、水島精二監督他、制作スタッフが集まり、『劇場版 機動戦士ガンダム00』について語るイベント「スタッフ座談会~来るべき対話の後で~」が開催された。



ゲストとして、水島精二監督、副監督の角田一樹さん、メカニックデザインの柳瀬敬之さん、メカニック作画監督の有澤寛さん、CGプロデューサーの松浦裕暁さん、そしてプロデューサーの池谷浩臣さんの6人が集まり、ワイワイと制作の裏話を語りました。



ゲストの皆さんは非常にリラックスした感じで、そのせいか会場も実に和やか。しかし、トークの内容はぶちゃけ話の連続で会場は大爆笑!
コンテを初めて見たときに動きは多しギミックは多し「もう~駄目だこれは」とスタッフが思ったこと、ガデラーザはプトレマイオスより大きい!(ガンダム00の世界ではMAはデカイ設定。実は、モビルスーツの大きさの対比をコンテの中で割り出していったら「むっちゃデカかった」そうです。さらに、ガデラーザはグラハムが乗っているブレイヴと次期主力戦闘機としての座を争っている試験機という設定である)、モビルスーツととCGで表現されたエルスの動きを合わせるのは本当に大変だったこと、エルスの動きのイメージは魚群である、水島監督が”メガネが大好きフェチ”でスタッフのメガネも選んでいること等々言っていいのか心配になる裏話が次々と飛び出していました。


最後の一般の方からの質問コーナーで、続編の予定はありますか?との質問に池谷プロデューサー「皆さんから続編を望む声も多くなってきていますが、そういった声を大事にしたいなと思っています」と期待してもいいのかな?というような感じの回答をしていました。



次の「エルスに取り込まれた人はどうなってしまうのか?」という質問では
水島監督「エルスに取り込まれた人は何人かいるんですけど、一人、”玄関娘”と呼ばれている女の子、あの子は最後は「スメラギ」の艦長(!)になっていたりするんですけど、あの娘があまり歳をとっていないのはエルスと共生できているからです。ああいう風にイノベーターに進化でいる因子を持った人が融合してしまった場合、エルスの持つ”記憶”を受け止めきれなかった人は死に、また、それをいいところで”閉ざす”ことで共有できた人は生きている。彼女はそのケースの代表例です。」


その他にもいといろと語っていましたが、まだ未見の方もいらっしゃると思うので今回のレポートはここまでとさせていただきます!すみません!!



最後に監督から以下のようなメッセージをいただきました。
水島監督「機動戦士ガンダム00 劇場版は、このような愉快な仲間たちと、物凄く真面目に約1年間苦労して作りあげました。その結晶が、今、皆さんに観ていただいた映画です。是非、大きいスクリーンで観ていただきたいと思います。サンライズに「なんかやれよ」って投書を送っていただくと嬉しいです。10年くらい経ったら「00またやるぞ!」っていう話になったりとか、外伝とか、作品で描かれていない空白の期間について描いたりすることができるかもしれませんので、これからも末永くよろしくお願いいたします!どうもありがとうございました!」

『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』
9月18日(土)より全国ロードショー

監督:水島精二 副監督:角田一樹 長崎健司 名取孝浩
脚本:黒田洋介 キャラクターデザイン:高河ゆん 千葉道徳 
メカニックデザイン:海老川兼武 柳瀬敬之 寺岡賢司 福地仁 鷲尾直広 中谷誠一
音楽:川井憲次 企画・制作:サンライズ 配給:松竹
    
CAST
刹那・F・セイエイ 宮野真守
ロックオン・ストラトス 三木眞一郎
アレルヤ・ハプティズム 吉野裕行
ティエリア・アーデ 神谷浩史
デカルト・シャーマン 勝地涼
[公式サイト]
(c)創通・サンライズ・毎日放送

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