4/29(金)、東京、新宿バルト9にて、『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』大ヒットを記念した舞台挨拶イベントが行われた。今回の舞台挨拶のチケットは販売開始後、すぐに完売するほどの激戦となった。それもそのはず。今回のゲストは神山健治監督の他、バトー役の大塚明夫さん、草薙素子役の田中敦子さんという、『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズの中核をなすビッグ3。この舞台挨拶では大塚さんと田中さんが一般のお客と一緒に『攻殻機動隊 S.A.C. SSS 3D』を観賞し、上映終了後にトークイベントをするという攻殻ファンにとっては鼻血ものの企画。
上映開始前にゲストの皆さんが登壇し、激戦を勝ち抜いたお客さんに簡単に挨拶をし、大塚さんと田中さんが席へ移動するといよいよ上映開始。『攻殻機動隊 S.A.C. SSS 3D』をたっぷりと楽しんだ大塚さんと田中さんがステージに戻り、神山監督も合流すると、MCの石井プロデューサーから、今回のイベントに来れなかったファンのために生中継されていた舞台挨拶のUstream放送が、英国ウィリアム王子のロイヤルウェディングのUstream生中継を視聴者数で上回った！という驚きのニュースを発表すると、会場は拍手と歓声で湧きかえった。
画面左：サイバー犯罪撲滅キャンペーンポスター
映画を観た感想を聞かれた田中さんは「なんだかまだスクリーンの中に自分がいるような感覚で、現実の世界に戻りきれていない感じがします。」と答え、映画の3D立体視の没入感の素晴らしさに感動した様子。大塚さんも今回の3D化で全く印象が変わったとしみじみと興奮を噛みしめていた。トークイベントの中では、劇中に登場する建物や場所のモデルとなった意外な場所のことや、警察のサイバー犯罪撲滅キャンペーンの図柄にポスターに『攻殻機動隊 S.A.C. SSS 3D』が採用されたこと、当時のアフレコ現場での思い出が語られた。もし『攻殻機動隊 S.A.C.』の次回作を作るとしたらという質問に、神山監督は「バトーがのっぴきならない恋に落ちる話を撮りたい」と答え、ファンの期待を大いに盛り上げていた。
『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』
配給：プロダクション I.G／ティ・ジョイ
宣伝：ティ・ジョイ 宣伝協力：プレシディオ＋ヨアケ
公開：新宿バルト9他全国大ヒット上映中
公式サイト：http://www.ph9.jp
(C) 2011 士郎正宗・Production I.G / 講談社・攻殻機動隊製作委員会
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