リドリー・スコット最新作『エイリアン:コヴェナント』が公開され、先週末土日の興行ランキング(※興行通信発表)で初登場首位を獲得した。
今回、2093年を描いた前作『プロメテウス』と2104年を描いた本作の間に何が起きたのかが分かる特別映像が到着した。
『プロメテウス』では、プロメテウス号の唯一の生存者となったエリザベス・ショウ(ナオミ・ラパス)が、アンドロイドのデヴィッド(マイケル・ファスベンダー)の頭部を回収し、ほかの巨大宇宙船を起動して、エンジニアの母星に旅立った。到着した映像では、その後が描かれ、デヴィッドはショウ博士によって修復され、「これほど深い思いやりを人間から受けたのは初めてだった」と明かしている。そんな温かい感情を抱いたかと思えば、エンジニアの星とみられる場所を前に「見るがいい 私の業を そして絶望を」と同一人物とは思えぬ形相で語る。その真相は、『エイリアン:コヴェナント』で描かれるのだろうか?益々期待が高まる。
本作で新旧2体のアンドロイドを演じたマイケル・ファスベンダーは、「『プロメテウス』と地続きの世界にある作品であることは間違いない。ただ一つ言えることは『プロメテウス』では“エンジニア”が紹介され、重要視されたが、本作では彼らの出番はそれほど多くない。本作は『エイリアン』の方に近いかもしれない。しかも、始まるとすぐに容赦なしだからね」と明かす。その言葉を裏付けるように「『プロメテウス』でデヴィビッドを演じた時には、シリーズのアンドロイドは、全く参考にしなかったんだ。ただ本作の撮影に当たっては、『エイリアン』と『エイリアン2』を観てこれら2作品のアンドロイドを参考にしたよ」と振り返る。
スコット監督もまた「正直こんなに長く続けられるとは当初は思ってもみなかったよ(笑)。こうなったら論より証拠で作り続けるしかない。本作は確かに第1作に近い印象を与えるだろう。だが、その内容の深さは『エイリアン』をはるかに超えているつもりだ」と自信の程を明かす。本作を観れば、新たな伝説の目撃者になることは間違いないだろう。
【ストーリー】
滅び行く地球から脱出した宇宙船コヴェナント号の乗組員は、皆カップルで構成され、人類移住計画を託された最後の希望だった。彼らは、未知の楽園を発見し、そこは人類にとって楽園となるはずだった・・・。しかし、そこは暗黒の危険な世界だった。想像を超える脅威を見出した彼らは、命からがら逃げ出さなければならない。“宇宙の楽園”が恐るべき真の姿を現したとき、私たちはかつてない驚きと衝撃に満ちた新たな神話の目撃者となる!
『エイリアン:コヴェナント』
9月15日(金) 全国公開!
配給:20世紀フォックス映画
(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
公式HP:http://www.foxmovies-jp.com/alien/
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