NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』~漫画家 藤子・F・不二雄~放送決定!

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NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」は、番組初の試み、今は亡き伝説のプロの仕事の流儀に迫ります。

取り上げるのは、「ドラえもん」の生みの親、藤子・F・不二雄(本名 藤本弘)さんです。コンビを組んでいた藤子不二雄Aさんとの共作「オバケのQ太郎」をはじめ、「ドラえもん」、「パーマン」、「エスパー魔美」など、数々の大ヒット作を生み出してきた藤本。創造性、インパクト、仕事量・・・いずれにおいても、マンガ界に傑出した実績を残した人物ですが、きわめてシャイな性格で、表に出ることを好まなかったこともあり、その実像の多くはこれまで謎に包まれていました。

今回、番組取材班は、藤本さんの“仕事の流儀”を探るべく、生前の彼をよく知る人物へのロングインタビューや、遺された資料・仕事道具などを徹底リサーチ。ドラえもん誕生の陰の壮絶な苦悩や、知られざるドラえもん最終回とその秘話、意外なプライベートの過ごし方や、奇想天外なアイデアを生み出すための発想術が見えてきました。番組では、富山・高岡での少年時代から、上京後のトキワ荘でのエピソード、そして数々の挫折と苦悩を経て「ドラえもん」を生み出すまでの、真実のドラマに迫ります。

さらに、「ALWAYS 三丁目の夕日」監督・山崎貴氏や、トヨタ・ソフトバンクのCMのクリエイティブディレクター・佐々木宏氏が、ドラえもんにもらった「夢」を熱く語ります。

<制作統括コメント>
私は小学校時代、ドラえもんに夢中になった世代ですが、うかつにも藤子・F・不二雄さんの単独作品であることはずっと知りませんでした。今回、ドラえもん誕生の裏に壮絶な苦闘があったこと、そして子供心にも不思議に思った最終回っぽい話(のび太が実は・・・という都市伝説の方ではなく、ドラえもんが未来に帰ってしまう話。単行本6巻の最後に載っている話で、小学生の私はとても驚きました!!)がなぜ描かれたのか、その真相を初めて知りました。「プロフェッショナル仕事の流儀」で故人の方を取り上げるのは初めてですが、家族との時間を大事にしながら、これほどまでに愛されるマンガを生み出したFさんの伝説的な生き方に何かを感じてもらえたら、制作スタッフ一同とてもうれしいです。(個人的には、“ラーメン大好き小池さん”のモデルとなったトキワ荘時代の仲間、鈴木伸一さんのインタビューに大変しびれました。)
NHK制作局 経済・社会情報番組部 チーフ・プロデューサー 久保健一

NHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」
 10月21日(月)午後10:00~10:48 放送

公式HP:http://www.nhk.or.jp/professional/

写真提供:藤子プロ




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