監督・是枝裕和 × 原作・藤本タツキ 『ルックバック』実写映画化 ─ 2026年公開決定!

藤本タツキが2021年に発表した青春ドラマ『ルックバック』が、待望の実写映画化へ。
監督・脚本・編集を手がけるのは、『万引き家族』(2018)でパルムドールを受賞した是枝裕和。国内外から常に評価を受け続ける名匠と、世界を席巻するクリエイター藤本タツキがタッグを組む、夢のプロジェクトが始動した。

本作は、小学生から始まる2人の少女・藤野と京本の13年間の軌跡を描く物語。
アニメ映画が国内外で大ヒットを記録した直後の実写化ということもあり、さらに注目が集まっている。

撮影は秋田県にかほ市で四季を通して実施され、すでにクランクアップ。現在は編集作業が進行中。映画の象徴的なシーンを切り取ったティザービジュアル2点も解禁されている。

また、日本に加え、韓国・台湾での公開も決定。世界展開に向け、準備が進んでいる。

■クリエイターコメント(一部抜粋)

<コメント全文>

脚本・監督・編集/是枝裕和

京都からの新幹線の帰り、品川駅の本屋に平積みされていた表紙の「背中」に惹かれて、思わず手に取ったのが、「ルックバック」との出会いでした。

その晩、一気に読みました。

漫画と映画でジャンルは違いますが、同じ作り手として、覚悟が切実に伝わってくる作品で、きっと藤本タツキさんはこの作品を描かないと先に進めなかったのだろうなと、そんな気持ちが痛いほど伝わってきました。

自分にとっては、『誰も知らない』がそんな作品でした。

 

 

その出会いのあと、小出プロデューサーから「ルックバック」を実写映画に、という誘いを受け、藤本さんにお会いする機会をいただきました。

まずは、このような作品を世に産み落としていただいたこと、その作品に同時代に出会うことができたことへの感謝をお伝えできればと思っていたのですが、その帰り道、「やらないわけにはいかない」と覚悟を決めたことを覚えています。

 

撮影は終了し、現在、編集中ではありますが、とても豊かなものが映し出される作品になるのではないかと思います。

 

原作/藤本タツキ

是枝監督作品で初めて見たのは『海街diary』です。

主人公が新しく住む事になる家の中や、町の食堂の中の家具などがとても生活感があって物語に説得力を持たせるものになっていました。物語に関わらない細かい演技なども、キャラクターが日々、僕達の見えない所で生きていると思わせるもので感動しました。

是枝監督がルックバックを撮ってくれるなら僕はもう何も言う事はないです。楽しみにしています!

企画・プロデューサー/小出大樹

ジャンプ+で公開された日に何度も読み返しました。衝撃でした。すごいものを読んでしまったと思いました。様々な感情とともに、ぼくは、藤野の背中から、なにか強い力をもらった気がしました。

その矢先、藤本タツキさんにご挨拶できる日がありました。藤本さんに読んだ直後の感想を伝えたいと思っていたのですが、ぼくは、間際になって、この漫画を、是枝監督による実写映画にさせていただけないかと伝えたいと思っていることに気がつきました。

是枝監督とは、ぼくが学生の頃に受けていた授業の先生として出会い、教室の席からその背中をみつめていました。『誰も知らない』で、1年をかけて四季をめぐりながら子どもたちの成長を撮影したこと、『海街diary』や『奇跡』で、子役の方に台本を渡さずにセリフを口伝えで演出されたことなど、これまで見聞きした話が思い出されました。なによりも、『誰も知らない』を観た際に抱いた強い感情が呼び起こされ、考えれば考えるほど、この実写映画化に際しては、是枝監督しかいないのではないかと思い、お声がけしました。

是枝監督をはじめ、キャストとスタッフの皆さん、秋田県にかほ市の方々と、四季を通じて、出来うる限り丁寧に撮影してきました。力を尽くして作りますので、楽しみにしていただければと思います。


■作品情報

  • タイトル:『ルックバック』

  • 公開:2026年

  • 原作:藤本タツキ「ルックバック」(集英社ジャンプコミックス刊)

  • 監督・脚本・編集:是枝裕和

  • 企画・プロデューサー:小出大樹

  • 配給:K2 Pictures

  • クレジット
    ©藤本タツキ/集英社
    ©2026 K2Pictures・集英社

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