【STORY】
西暦2029年―。情報化の進展と同調するように、より高度に凶悪化していく犯罪に対抗するため、精鋭サイボーグたちによる特殊部隊・公安9課、通称“攻殻機動隊”が設立された。隊長である全身義体のサイボーグ・草薙素子は、国際的に指名手配された正体不明のハッカー“人形使い”を巡る捜査に乗り出すことになるが―。
【以下プレスリリース文掲載】
1989年に士郎正宗により発表されたコミック『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』(講談社KCデラックス刊)を原作に、1995年に公開され、世界中のクリエイターに影響を与えてきた押井 守監督作品『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が、観る者を新たな映画体験へ誘うハイクオリティな映像で、9月17日(金)より公開となりました。4Kリマスターによる圧倒的な情報量の映像を、IMAX社が特許を持つ映像処理技術で音響、明度、コントラストなど細部にいたるまで高い精度で調整することで、他の劇場ではけっして味わえない画期的な映画体験を可能にしました。さらに、10月1日(金)からは4Kリマスター版の通常上映も決定しております。
9月18日(土)に押井 守監督、若林和弘音響監督が登壇する公開記念舞台挨拶が行われました。
■『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』IMAX公開記念舞台挨拶レポート
士郎正宗により1989年に発表されたコミック『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』(講談社KCデラックス刊)を原作に、1995年に公開され、世界中のクリエイターに影響を与えてきた『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』。この度、ハイクオリティな映像で甦った4Kリマスター版が2021年10月1日(金)より公開。それに先駆けて、2021年9月17日(金)よりIMAXでの上映が日米同時スタートした。2021年9月18日(土)、TOHOシネマズ日比谷にて『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』IMAX公開記念舞台挨拶が実施された。押井 守監督、若林和弘音響監督が登壇し、今も世界中で愛され続ける本作の、当時の制作の裏側などを語った。貴重なエピソード満載の当日の様子をお届けする。
制作時から数えて約27年前の作品であり、過去に幾度も作品について語る機会があったことから「今日は音響周りの話を中心に」と押井監督。それを受けた若林音響監督が「丸投げですか?」と戸惑いながらも、和やかに舞台挨拶がスタート。銃の音を録りに香港を訪れた話や、AvidやAppleなど当時の最先端だったデジタルテクノロジーを使用して音響作業を行った苦労話など、序盤からマニアックな話題に。押井監督が「デジタルを手段ではなく目的に。デジタルっぽく見えるようにアナログで作った」と語るように、デジタルツールが黎明期にあった当時、最新のシステムを使いながらも、そのやり方は意外にもアナログ。電脳通信の声を作り出すため、壺の中にスピーカーを吊って収録したセリフを再生し、マイクを上から入れて録音し直したという驚きの方法などが明らかにされた。さらに、若林音響監督は「女性は低音が少なく声が響きにくいので、45ℓのポリバケツに田中敦子(草薙素子役)に顔を突っ込んでもらって録音をしてみたけど、直ぐに不採用になった(笑)」と衝撃の裏話を続け、会場からは驚きの声が上がり、試行錯誤を重ねた思い出話に次々と花が咲いていった。
そして、話は今回の4Kリマスター版へ。「当時の納品データはテープでしたが、今はそれをかけられる機械も存在しないので、当時の劇場用の2ch音源をもとに疑似的に音を広げたものを聴いて調整しました」と若林音響監督。また、声優について押井監督は「長く付き合ったのは大塚(明夫)と山寺(宏一)、あとは(榊原)良子さん。この3人をつい軸にしてものを考えちゃう」と語り、監督にとってキャスティングが如何に重要かを感じさせる貴重な話を披露した。ディープ過ぎる話が続く舞台挨拶は早くも終わりの時が近付き、劇場へ足を運んだファンへメッセージを届ける。「この作品はお客さんが観やすくなるための音楽の付け方をせず、ストーリーに沿ったものだけを付けました。だから、刑事ものなのに全くそれらしくない。25年以上たった今、もう一度スクリーンにかけられたことを幸せに思います」と若林音響監督。最後は「ほとんどブツブツ言っているだけで、この作品は実は地味。よく作れたなと思います(笑)。当時、入れ込んでいた企画が他にもあったこともあり、客観的に作れたことが良かったのかなと。女性を真ん中に置く、戦うヒロインで作品を作りたいと思うきっかけになった。僕の作品をスクリーンで観たいというファンの熱意のおかげで今回上映できたと思っています。本当にどうもありがとう」と押井監督が締め、舞台挨拶は幕を閉じた。
『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』IMAX
作品タイトル:『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』IMAX
公開日:2021年9月17日(金) <日米同時公開>
上映館:全国35館
※タイトル表記は(『[二重鍵カッコ]GHOST IN THE SHELL/[半角]攻殻機動隊[全角] [半角スペース]
4Kリマスター版[半角]』[二重鍵カッコ]IMAX[半角])にてお願い致します。
『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』
作品タイトル:『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊4Kリマスター版』
公開日:2021年10月1日(金) ※上映館は後日発表いたします
『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』予告編
入場者プレゼント:『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』
IMAXビジュアルポストカード
※特典は数量限定の為、無くなり次第終了となりますのでご了承ください。
監督:押井 守
配給:バンダイナムコアーツ
コピーライト:Ⓒ1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT
公式サイト: https://v-storage.bnarts.jp/ghost-in-the-shell/
『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』 作品情報
【INTRODUCTION】
1995年に公開されて以来、ビルボード誌の全米セルビデオチャート第1位を獲得するなど全世界で大ヒットを記録した押井守監督作品『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』。緻密な映像で表現された魅力的なヒロインや躍動するアクション、「人間の本質」を問う普遍的なテーマは、数多くのクリエイターに影響を与えてきた。4Kリマスターにより本作は、さらにハイクオリティな映像へアップデートされる。公開当時の技術では再現できなかった、35mmフィルムに眠る膨大な情報を引き出し、4Kの高解像度でリマスタリングすることで、描線のタッチや背景の細部、暗いシーンでの色彩表現に至るまで、より鮮やかな映像として蘇った。
【STORY】 西暦2029年―。情報化の進展と同調するように、より高度に凶悪化していく犯罪に対抗するため、精鋭サイボーグたちによる特殊部隊・公安9課、通称“攻殻機動隊”が設立された。隊長である全身義体のサイボーグ・草薙素子は、国際的に指名手配された正体不明のハッカー“人形使い”を巡る捜査に乗り出すことになるが―。
【STAFF】 原作:士郎正宗(講談社刊「ヤングマガジンKCDX」所載)/監督:押井 守/脚本:伊藤和典/演出:西久保利彦
キャラクターデザイン・作画監督:沖浦啓之/作画:黄瀬和哉/メカニックデザイン:河森正治、竹内敦志/銃器デザイン:磯 光雄
美術設定:渡部 隆/美術:小倉宏昌/撮影:白井久男(スタジオ・コスモス)/編集:掛須秀一(ジェイ・フィルム)/音楽:川井憲次
音響:若林和弘(オムニバスプロモーション)/色彩設定:遊佐久美子/CG制作:オムニバスジャパン/アニメーション制作:プロダクションI.G
製作:講談社、バンダイビジュアル、MANGA ENTERTAINMENT 他
【CAST】 草薙素子:田中敦子/バトー:大塚明夫/トグサ:山寺宏一/イシカワ:仲野 裕/荒巻:大木民夫/中村部長:玄田哲章/人形使い:家弓家正 他
【製作年】 1995年
IMAX®とは>
IMAXは、革新的なエンターテイメン卜・テクノロジーを提供する企業です。独自のソフ卜ウェアと設計・装置を融合させたIMAXの上映システムは未知なる体験を生みだし、想像を超える世界へと導きます。 現在、世界有数のフィルムメーカーやスタジオがIMAXシアターを活用し、そのネットワークは、世界的に最も重要かつ優れた映画配給プラットフォームとなっています。
IMAXは、ニューヨーク、卜ロン卜およびロサンジェルスに本社機能を置き、ロンドン、ダブリン、東京、上海にもオフィスを構えています。2021年6月30日現在、世界85カ国でIMAXシアター1654館(1569のシネマコンプレックス、12の商業施設、73の公営施設)を展開しています。2015年10月8日には、IMAX Corporationの子会社であるIMAX Chinaの株式を、証券コード"HK.1970"にて香港証券取引所に上場しました。
IMAXは、世界最高峰の没入型映画体験を提供するシアターです。
特許を持つ独自の映像処理技術デジタル・メディア・リマスタリング技術(DMR)により、IMAXシアターで上映される作品は音響、明度、コントラスト、明るさなど細部にいたるまで高い精度で調整し、IMAX仕様にリマスタリングされ、他の劇場ではけっして味わえない画期的な映画体験を可能にしています。映画だけではなく、シアターの設計、プロジェクション、音響までもが独自にカスタマイズされたシアターです。この独自の劇場構造により、照明が消えた瞬間、魔法にかかったような映画の世界が繰り広げられ、単に映画を観る以上の体験をお届けします。
IMAX®, IMAX® Dome, IMAX® 3D, IMAX® 3D Dome, Experience It In IMAX®, The IMAX Experience®, An IMAX Experience®, An IMAX 3D Experience®, IMAX DMR®, DMR®, IMAX nXos® and Films to the Fullest® はIMAXの商標登録です。
IMAX® is a registered trademark of IMAX Corporation.
『攻殻機動隊 SAC_2045 劇場版(仮題)』 2021年劇場公開
最新作、Netflixオリジナルアニメシリーズ『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン1を新たなシーンを加えて再構成した劇場版を、2021年に劇場公開いたします。
【作品概要】
作品タイトル:『攻殻機動隊 SAC_2045 劇場版(仮題)』
原作:士郎正宗「攻殻機動隊」(講談社KCデラックス刊)
監督:神山健治 × 荒牧伸志
制作:Production I.G × SOLA DIGITAL ARTS
製作:攻殻機動隊2045製作委員会
配給:バンダイナムコアーツ
コピーライト:Ⓒ士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
※タイトル表記は(攻殻機動隊[全角]/_[半角スペース]/SAC_2045[半角]/_[全角スペース]/劇場版(仮題)[全角])にてお願い致します。
「攻殻機動隊 SAC_2045」公式サイト https://www.ghostintheshell-sac2045.jp
「攻殻機動隊 SAC_2045」公式Twitter @gitssac2045 / 推奨ハッシュタグ #攻殻機動隊 #sac2045
攻殻機動隊 SAC_2045 Blu-ray BOX(特装限定版) 2021年11月26日発売
- 本編音声はドルビーアトモス&リニアPCM(ステレオ)にて収録!!(切り替え可能)
- 映像特典は制作過程に迫る新規メイキング映像や、豪華キャスト出演によるトーク番組等を収録!!
- 封入特典はスタッフインタビューや、各話解説を掲載したLogBook、各種設定画等を掲載したArt Bookを封入!!
- ジャケットはイリヤ・クブシノブ描き下ろしイラスト&クリエイティブレーベルPERIMETRONによるパッケージデザイン!!
【商品情報】
攻殻機動隊 SAC_2045 Blu-rayBOX(特装限定版) BCXA-1643|¥38,500(税込)|シーズン1全12話収録|BD50G×4枚組
スペック :カラー/(予)389分[本編DISC:289分+特典DISC:約100分]
本編DISC:ドルビーアトモス・リニアPCM(ステレオ)/AVC/BD50G×3枚/16:9[1080p High Definition]/日本語・英語字幕付(ON・OFF可能)
特典DISC:リニアPCM(ステレオ)・一部ドルビーTrueHD(5.1ch)/AVC/BD50G×1枚/16:9[1080p High Definition・一部1080i High Definition]
特典 :Official Log Book、Official Art Book
映像特典 :特典DISC
・Making of 攻殻機動隊SAC_2045[出演:神山健治(監督)・荒牧伸志(監督)他]
・ネトフリアニメスペシャル番組「キミを笑顔にするアニメ」第1部:『攻殻機動隊SAC_2045』スペシャル
[出演:田中敦子(草薙素子役)・大塚明夫(バトー役)・山寺宏一(トグサ役)・津田健次郎(スタンダード役)・
潘めぐみ(江崎プリン役)・神山健治(監督)・荒牧伸志(監督)]
・ノンクレジットオープニング ・ノンクレジットエンディング ・ティザーPV
・予告編 ・最終予告編 ・TVCM
・インタビュー&メイキング映像[出演:神山健治(監督)・荒牧伸志(監督)他]
仕様 :イリヤ・クブシノブ(キャラクターデザイン)描き下ろしジャケット&BOX
PERIMETRONディレクションパッケージデザイン
発売・販売元:バンダイナムコアーツ ※特典内容・仕様は予告なく変更する場合がございます※特装限定版は予告なく生産を終了する場合がございます
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