映画『スノーピアサー』、宮藤官九郎&ポン・ジュノ監督による夢の対談が実現!

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『殺人の追憶』(03)『グエムル-漢江の怪物-』(06)『母なる証明』(09)のポン・ジュノが初めてインターナショナル・キャストを迎え、英語作品として世界に発信する『スノーピアサー』(2014年2月7日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国ロードショー)。

最新作となる本作を引っ提げて先日プロモーション来日をはたしたポン・ジュノ監督が、12月28日発売の「グランドジャンプ」新年3号にて、いま最も熱いクリエイター、宮藤官九郎さんと初の顔合わせ! NHK連続テレビ小説「あまちゃん」が2013年のエンターテインメント界を席巻し、今年公開された監督最新作『中学生円山』も大きな話題を集めた宮藤さんと、作品を発表するごとに斬新な映像、緻密な構成、完璧なストーリーテリング力で観る者を圧倒し、世界がその才能に注目するポン・ジュノ、21世紀を疾走するスーパー・クリエイターである二人の、夢の対談が実現しました。

対談が行われたのは、宮藤さんが「じぇじぇじぇ」で2013年流行語大賞を受賞した翌日。初顔合わせとなる対談が始まる直前に、宣伝スタッフから受賞のニュースを聞いたポン・ジュノは、取材ルームに入るなり「流行語大賞おめでとうございます!」と笑顔でご挨拶。ポン監督からのいきなりの祝福の言葉に驚きながらも喜びを隠せない様子で、対談は冒頭から笑いとなごやかなムードに包まれました。

『殺人の追憶』『母なる証明』など、かねてからポン・ジュノ監督作品のファンであり、最新作『スノーピアサー』に圧倒された!という宮藤さん。列車を舞台に物語が展開する本作を撮るにあたって、「男はみんな列車に対してロマンを抱きます(笑)。(中略)映画が公開された後には、どの監督も列車の映画には、もう手を出せなくしてやるぐらいの覚悟を持って挑みました」とポン・ジュノ監督が語ると、「列車が長いので、急カーブの場面では先頭側の車両と後方側の車両が窓越しに対峙できるという。そのシーンは夢のような設定でした。特に列車好きにはたまらないでしょうね」と宮藤さん。やがて話は“映画の極意”にまで至り、さらに、二人の作品に共通して出演している、とある日本人俳優のキャスティング裏話や、お互いに脚本家でもあり映画監督でもある二人だからこそのモノ作りについて、そして二人の気になる次回作は?・・・などなど、実に貴重で、読みごたえたっぷりな対談となりました。ポン監督が覚えたての「じぇじぇじぇ」を自ら披露するなど、宮藤さんとの出会いを心から楽しんでいたのが印象的でした。

【ストーリー】
2014年7月1日。地球温暖化を阻止するために、78カ国でCW-7と呼ばれる薬品が散布され、地球上はすべて氷河期のように深
い雪で覆われた。かろうじて生き残った人類は皆、一台の列車「スノーピアサー」に乗って地球上を移動し始める。17年後の2031年。その列車では、多く
の人間が後方の車両に押し込められ、奴隷のような生活を強いられる一方、一部の上流階級は前方車両で、雪に覆われる前の地球と変わらない贅沢な生活をして
いる。そんな中、ひとりの男が立ち上がった。男の名はカーティス(クリス・エヴァンス)。彼は、仲間を引き連れて、自由を求め、反乱を試みて先頭車両を目
指すのだが…。

『スノーピアサー』
2014年2月7日(金)、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー

配給:ビターズ・エンド、KADOKAWA
(C)2013 SNOWPIERCER LTD.CO.  ALL RIGHTS RESERVED

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