PS3/Xbox 360『DEAD ISLAND』完成披露発表会レポート

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株式会社スパイクは10月19日、PS3/Xbox 360用アクション・RPG『DEAD ISLAND(デッドアイランド)』の完成披露発表会を東京・六本木のニコファーレで開催した。

本作はパプアニューギニア沖にあるバノイ島という架空のリゾート地が舞台になっている。イベントは「バノイ島観光ツアー」というスタイルでスタート。会場を覆うスクリーンには南国の風景が映し出され、真っ白なビーチチェアには水着姿の女性が手を振るという演出。司会進行役の女性MCがバノイ島について説明していると、突然会場の照明が消え真っ暗に!次の瞬間スクリーンには先ほどの美しい南国の風景から一変し、バノイ島が地獄に変わって行くかのようなトレーラーが公開された。再び会場に明かりが付くと、なんとステージには水着美女たちを追いかける1体のゾンビが登場!

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じつはこのゾンビは本作のローカライズプロデューサーを担当した飯塚康弘氏が特殊メイクで扮装したもので、飯塚氏は「一度やってみたかったんです。このまま電車に乗って帰りたいです」とご満悦の様子。ゾンビを題材にした作品は、映画など数多くあるが、本作の一番の違いは世界観の設定だと飯塚さんは語った。南国のリゾート地に、ゾンビ出没し人々を襲うというところが面白いセールスポイントだともコメントした。

スパイクが『DEAD ISLAND』の国内での販売を担当することになったきっかけについて飯塚氏は「5~6年前の発表からずっと目を付けていました。それから、全然情報が無く、音沙汰がなかったので開発は中止になったのかと思っていた矢先、ちょうど今年の頭くらいに開発元からサンプル版が届いたので触らせてもらいました。さっそく社内でプレゼンをしたらすぐに「よし、これをウチで売るぞ!」ということになりました。スパイクで扱ってきたタイトルの中で一番決断がが早かったタイトルだと思います」と説明した。また、海外タイトル製という事で、国内版を吹き替え音声で収録ことについては、「字幕対応のみも考えましたが、本作のゲーム性を考え、臨場感が大切だと感じたので日本語吹き替えを行うことにしました」とその理由を語った。

飯塚氏によるゲーム紹介のあとは、スペシャルゲストの株式会社comceptおよび株式会社interceptのCEOを務める稲船敬二氏が登壇。稲船氏は、カプコン在籍時代に『バイオハザード』や『デッドライジング』シリーズのプロデュースを手掛け、自他共に認めるゾンビマニアとしても有名な人物。今回のイベントでも飯塚市に自らゾンビウォークをレクチャーしたという。

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稲船氏は「1stトレーラーはインパクトがあって面白そうだなーってずっと気になってました。それをスパイクが国内販売を扱うと聞いてうらやましかったですね」とコメントした。また、本作の魅力として「世界観が良くて、リゾート地という明るい部分に、ゾンビの暗い部分を持ってきたというのはコントラストが効いてて良いですね。広いマップを再現している点もすごく良いゲーム性だと思います」と語った。

本作は最大4人での協力プレイ可能ということで、飯塚氏と稲船氏、スパイクスタッフ2名の計4名で協力プレイが披露された。基本的にプレイヤー同士の直接攻撃は当たらないが、グレネードなどの爆風などの間接的なものはダメージを受けてしまうようで。稲船氏のキャラが、スパイクスタッフがいたずらに投げたグレネードでやられてしまうというアクシデントが起きたが、飯塚さんが稲船氏をフォローしたり、バノイ島のスラム街を探索したりなどして、『DEAD ISLAND』の魅力を存分にアピールした。ちなみに本作はマップの様々な場所でクエストを受けることができる。クエストにはメインストーリーを進めるメインクエストと、サブクエストがあり、マップ画面でクエストを受けられる場所を調べることが可能になっている。

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プレイを終えた稲船氏は、「世界観やリアリティーなど、飛び抜けている部分があると感じました。ファーストパーソン視点ということで臨場感あって楽しくプレイできます。4人のプレイヤーキャラクターに個性があり、協力プレイなどもあるので長く遊べるゲームだと思いますのでゾンビファンは是非プレイしてもらいたいです。」とコメント。飯塚氏は「僕自身、何度もクリアーしていますが、明日からはまたイチユーザーから始め用と思います。ユーザーの皆さんとオンラインで会っていっしょにゾンビと戯れて遊びたいと思います。」とコメントした。

『DEAD ISLAND』
対応機種:PlayStation3/Xbox 360
ジャンル:アクション・RPG
発売日:2011年10月20日
希望小売価格:8,190円(税込)
プレイ人数:1人(オンライン2~4人)
レーティング(CERO):「Z」(18才以上のみ対象)
開発元:TECHLAND

ティザーサイトURL:http://www.spike.co.jp/deadisland

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