『ベルヴィル・ランデブー』注目のフレンチアニメーション映画3選!

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

フランス映画として初めてアカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされ、高畑勲監督も絶賛した21世紀フランス・アニメーション伝説の傑作『ベルヴィル・ランデブー』7月9日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次公開いたします。

 

 

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が興行収入400億円を突破し、『千と千尋の神隠し』の持っていた歴代最高興行収入記録を塗り替え、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の観客動員数が611万人を突破するなど、アニメーション映画が社会現象を巻き起こしている。さらに先月5月には1973年製作の『ファンタスティック・プラネット』や、1986年の実写映画をアニメ化した『クー!キン・ザ・ザ』など、大人向けのアニメーションが立て続けに公開されている。そんな話題を集めているアニメーション映画の中から、世界で高く評価されている特に注目のフレンチアニメーション3作品をご紹介いたします!

 

 

 

『ベルヴィル・ランデブー』 7月9日(金)公開

 

 

©Les Armateurs / Production Champion Vivi Film / France 3 Cinéma / RGP France / Sylvain Chomet

 

フランス映画として初めてアカデミー賞の長編アニメーション映画部門にノミネートされた21世紀を代表する不動の傑作が、製作から20周年を前にリバイバル上映される。おばあちゃんと幸せに暮らす内気な少年シャンピオン。彼が情熱を傾ける自転車レースのためにふたリは特訓を重ね、遂に夢を叶えツール・ド・フランスに出場する。しかし、シャンピオンはレース中にマフィアに誘拐されてしまう。孫を追って、おばあちゃんと愛犬ブルーノのシャンピオン奪還のための大冒険が始まる。協力してくれるのは伝説の三つ子ミュージシャンの老婆たち。腕力では敵わないが、人生経験と知恵そしてユーモアと愛で数々の難局を乗りきっていく。アカデミー賞歌曲賞にノミネートされたジャズの主題歌が小気味よく響く!

 

 

『ジュゼップ 戦場の画家』 8月13日(金)公開

 

1910年にバルセロナで生まれた実在の画家、ジュゼップ・バルトリの半生を描いた長編アニメーション。風刺画家オーレルの初監督作品で、ヨーロッパの映画賞を総ナメにした注目作品。1939年、スペイン内戦の戦火から逃れ、避難先のフランスで強制収容所に入れられ難民となった画家のジュゼップ。劣悪な環境で飢えや病気、フランス人の憲兵たちの虐待に難民たちは苦しめられていた。そんな中、収容所を監視していた新米憲兵のセルジュが、他の憲兵の目を盗み有刺鉄線越しにシュゼップに紙と鉛筆を手渡したことから2人の間に友情が芽生える。セルジュはジュゼップに離ればなれになった婚約者がいることを知り、彼女を探すのを手伝うが…。

 

 

『カラミティ』 9月23日(木)公開

 

© 2020 Maybe Movies ,Nørlum ,2 Minutes ,France 3 Ciném

アヌシー国際アニメーション映画祭のクリスタル賞(グランプリ)受賞作品。西部開拓時代、初の女性ガンマンとして知られるカラミティ・ジェーンの子供時代を描いた作品。家族と共に西に向けて旅を続けていた12歳の少女マーサは、父親が不慮の事故で負傷したことをきっかけに、幼い兄弟と家族を守らないといけない立場になってしまう。少女であるがゆえの制約に苛立ったマーサは家族を守り、世話するために少年の服を着て、少年のように振る舞うことを決心。しかし古い慣習を大事にする旅団のメンバーとの間に軋轢を生む。さらには、野獣から助けてくれたサムソン少尉を旅団に引き合わせたことで大きなトラブルに巻き込まれていく・・・。

 

 

監督:シルヴァン・ショメ 音楽:ブノワ・シャレスト

2002年/フランス・カナダ・ベルギー/80分/ヨーロピアン・ビスタ/5.1ch

原題:LES TRIPLETTES DE BELLEVILLE/字幕翻訳:星加久実

後援:駐日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

配給:チャイルド・フィルム

公式HP:child-film.com/Belleville

©Les Armateurs / Production Champion Vivi Film / France 3 Cinéma / RGP France / Sylvain Chomet

コメント

タイトルとURLをコピーしました