【アレックス・プロヤス監督インタビュー映像解禁】『スピリッツ・オブ・ジ・エア』2月8日より新宿シネマカリテ他全国順次公開

【ストーリー】

果てしなく広がる荒野に一軒だけの小さな家に住む足の不自由なフェリックス。彼は手作りの飛行機によって空を飛ぶという妄想に取り憑かれ、いつかこの場所からの脱出を夢見ている。一方、偏執的な気質を持つ妹ベティは、この場所を一生離れてはいけないという父の遺言を忠実に守り、十字架に囲まれて暮らしている。そんな2人の生活の中に、ある日、スミスと名乗る逃亡者が現れる…。

 

 

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

『クロウ/飛翔伝説』(94)、『アイ、ロボット』(04)など近未来SF映画でその名を知られるエジプト出身の監督、アレックス・プロヤスのデビュー作にして最高傑作との呼声が高い『スピリッツ・オブ・ジ・エア』。初公開時オーストラリア・アカデミー賞の最優秀美術賞・最優秀衣装賞にノミネートされるなど高評価を得た本作。日本でも1990年開催の第1回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて上映され、審査員特別賞を受賞。翌年には日本でも劇場公開され、レイトショーで12週間のロングランとなるヒットを記録するも、その後長年に渡って観る事が難しい<失われた作品>として存在感を高めてきた。2020年2月、監督自身の手によるデジタル・リマスター版として30年の時を越えスクリーンに帰ってくる。

 

赤い砂漠と紺碧の空の間に林立する巨大な十字架とぽつんと佇む一軒家。そこに住む足の不自由な兄フェリックスはこの場所ではないどこかへ飛び立とうと、飛行機づくりに明け暮れている。一方、偏執的な気質を持つ妹ベティは死んだ父の墓を守ることに執着している。茫洋であるのに隔離された2人だけの世界に、スミスと名乗る奇妙な逃亡者が現れるが・・・。

 

本作の監督を務めたのは、エジプト出身のアレックス・プロヤス。17歳で映像技術を学ぶ学校(AFTRS)へ入学、在学中に初めて監督を務めた短編映画『Groping』(80)は、シドニー映画祭やロンドン映画祭などで作品賞を受賞。またヨーロッパで上映された際には、カルト的なファンによる支持を多く得たという。その後はナイキや日産など大手企業のTVCMや、MVの演出を担当。中でも80年代の洋楽チャートを席巻したクラウデッド・ハウスの大ヒット曲「Don’t Dream It’s Over」のMVは高い評価を得て、ニューヨーク国際映画祭テレビ・ゴールドメダルを受賞した。また、スティングの「All this time」のMVなども担当している。これらの短編映画やMVで培ってきた感性や、高い芸術性は、プロヤス監督の全作品で垣間見ることができる。

 

■『クロウ/飛翔伝説』(94) 【出演:ブランドン・リーほか】 ◎墓場から蘇ったロックシンガー。殺された婚約者の仇を撃つため復讐の鬼となるダーク・ファンタジー。

■『ダークシティ』(98) 【出演:ルーファス・シーウェルほか】 ◎記憶を失った男が闇に閉ざされた都市の謎をめぐるSFスリラー。

■『ガレージ・デイズ』(02) 【出演:キック・ガリーほか】 ◎音楽で有名になることを夢見る男が冴えない仲間たちと繰り広げるコメディ。

■『アイ,ロボット』(04) 【出演:ウィル・スミスほか】  ◎ロボットとの共存が当たり前となった近未来。ロボット工学の第一人者が謎の死を遂げたことを発端に巻き起こるSFアクション。

■『ノウイング』(09) 【出演:ニコラス・ケイジほか】  ◎地球大惨事を予言したメモを手に入れた宇宙物理学者。次々と起こる大惨事と地球滅亡を阻止するべく奔走するSFアクション。

■『キング・オブ・エジプト』(16) 【出演:アラン・ベイツほか】 ◎古代エジプトの王座をめぐる壮絶なバトルを描くアドベンチャーアクション。

 

監督・脚本:アレックス・プロヤス『クロウ/飛翔伝説』『アイ、ロボット』

製作:アレックス・プロヤス、アンドリュー・マックスフェイル

撮影:デヴィッド・ナウス

音楽:ピーター・ミラー

出演:マイケル・レイク、ザ・ノーム、ライズ・デイヴィス 1988年/オーストラリア/96分/カラー/スタンダードサイズ/

原題:SPIRITS OF THE AIR, GREMLINS OF THE CLOUDS

提供:キングレコード

配給:アンプラグド ©1988 COMPANY BIZARRE PTY LTD. 公式HP:spiritsoftheair.com

 

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