イーストウッド最新作『15時17分、パリ行き』、映画の核心を語る特別映像解禁!


巨匠クリント・イーストウッド監督の最新作『15時17分、パリ行き』が、2018年3月1日(木)より、丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他にて全国公開する。

今回、イーストウッド監督と主役に抜擢された3人の若者たちが最新作を語る特別映像が解禁となった。

本作の主人公を演じるのは、スペンサー・ストーン、アンソニー・サドラー、アレク・スカラトスの3人。映画初主演となる全く無名の若者たちは、実際にテロに立ち向かった本人たち。幼馴染みとして成長した3人は、2015年8月、休暇を利用してヨーロッパ旅行に出かけた。だが、パリに向かう3人を乗せた特急列車タリスがフランス国境内に入った瞬間に事態は一変。この時、車内では554人の乗客全員をターゲットした無差別テロ、通称《タリス銃乱射事件》が発生。トイレから漏れる自動小銃AK-47の装填音に気づいたフランス人乗客が取り押さえようとするが、イスラム過激派の犯人が発砲、被弾した乗客が重傷を負った。乗務員室は鍵で閉ざされ、乗客たちは絶体絶命の危機に瀕していた。極限の恐怖と緊張感の中、幼馴染の3人は、なぜ、テロに立ち向かうことが出来たのか…。

イーストウッドは、「意識して英雄をとり上げてはいないが、普通の人々による偉業は興味深いものだ。主人公の3人は幼馴染で普通の若者たち。彼らは咄嗟の行動が要求された。ある日、パリ行きの列車に乗っていた500人の命を救うためにね」と、列車内で突然に起こったテロに、勇気を持って立ち向かった3人の若者たちに魅せられたことを告白する。映像には、ヴェネチアやタリス車内などヨーロッパでの撮影シーンがふんだんに盛り込まれる。キャスティングにあたってオーディションが行われた。「数多くの俳優たちと会ったが、実際の体験者に演じてもらうことが面白い試みだと思った」と微笑む監督は、事件に立ち向かったアメリカ生まれの3人の幼馴染を起用することを決めた。前代未聞のこの挑戦に、「彼らはやる気になってくれて、天性の才能を発揮し、事件当時の再現でカタルシスも得られた」と自信を見せる。3人にとって映画の撮影は魂を浄化する体験になったようだ。

幼少期からともに成長し、ヨーロッパで休暇旅行を楽しむ3人。最初に登場するスペンサー・ストーン(写真左)は、「撮影現場を見回し、信じられなかった。イーストウッド映画で自分自身を演じるなんて」と驚きを隠さない。彼は銃を手にしたテロリストに勇敢に立ち向かった米軍の兵士だ。「あんなすごい体験をやり直すなんて!」と、事件当時は学生だったアンソニー・サドラー(写真中央)が続く。実際の人生の特別な出来事を自分自身がもう一度体験することが驚きそのものだった。「2年前(の事件)から自分たちがどう変化したか実感できた」と振り返る。そして、米軍の兵士アレク・スカラトスは「英雄なんて呼ばれると、びっくりしてしまう。僕らは生きているだけで感謝している」と謙虚な姿勢を崩さない。テロリストに立ち向かったことは、「衝動的な行動だったし、神の見守りで生き延びられた」のだと、感謝の念を忘れない。一躍英雄となった彼らだが、映像から浮かびあがるのはどこにでもいる普通の若者そのものだ。リアリティを徹底的に追究したイーストウッドは、主演の3人だけではなく、当時列車に乗り合わせた人々も多数起用して、事件が実際に起こった場所で撮影に臨んだ。

『15時17分、パリ行き』
3月1日(木)、丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他 全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:1517toparis.jp
(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC – – U.S., CANADA, BAHAMAS & BERMUDA c 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT INC.

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