映画『東京喰種』豪華キャスト大集結のジャパンプレミア開催!


世界累計3000万冊の発行部数を誇る石田スイ原作の超人気コミック『東京喰種 トーキョーグール』が実写映画化され、7月29日に全国公開する。

6月2日(金)の全世界発信キックオフイベントを皮切りに、7月3日(月)にアメリカ・ロサンゼルスでワールドプレミア、7月7日(金)にはドイツ・ベルリンでヨーロッパプレミアを行い、いよいよ満を持して7月10日(月)、ジャパンプレミアが東京・丸の内ピカデリーにて開催された。

プレミアに登場したのは、主演の窪田正孝さん(金木研 役)をはじめ、鈴木伸之さん(亜門鋼太朗 役)、桜田ひよりさん(笛口雛実 役)、蒼井優さん(神代利世 役)、大泉洋さん(真戸呉緒 役)、小笠原海さん(永近英良 役)、白石隼也さん(西尾錦 役)、相田翔子さん(笛口リョーコ 役)、柳俊太郎さん(四方蓮示 役)、前野朋哉さん(草場一平 役)、そして萩原健太郎監督の11名。

まずは黄色い声援を浴びながら、有楽町マリオン9Fフロアにキャストたちがエスカレーターで次々と降り立った。続いて監督が合流すると、全員映画の世界観をイメージしたブラックのコーディネートが揃い、その壮観さに会場からは再び大歓声が沸き起こった。そして窪田さんの掛け声「この夏、世界は!」に会場中が「東京喰種(トーキョーグール)!」と応えると、それを合図に登壇者陣のバックに映画特製ビジュアルをあしらった巨大幕が出現!さらにメタルテープが盛大に打ちあがり、会場中は大興奮に包まれた。続いては、プレミアらしくキャスト・監督たちがこの日のために用意されたレッドカーペットを歩き、メディア取材や来場したファンとの交流を行った。常に会場から黄色い声援が鳴りやまぬ中、キャストたちはいずれも笑顔で手を振り時にサインに応じながら、熱狂的『東京喰種』ファンたちとの和やかなやりとりを楽しんだ。

レッドカーペットでのイベント後は、会場を丸の内ピカデリー劇場内に移し舞台挨拶を実施。ステージにキャストと監督が登場すると、会場は瞬く間に割れんばかりの拍手と歓声で埋め尽くされた。先日ワールドプレミアから戻ってきた窪田さんには、「お帰り!」の声援も。窪田さんは「海外でもファンのみなさんの熱がすごかった」と興奮しつつ、日本のファンにジャパンプレミアでいち早く映画を観てもらえる喜びを語った。また原作ファンでもある桜田さん、小笠原さんが、本作に出演できた感動を熱く語る一方で、前野さんは会場となった丸の内ピカデリーでかつてアルバイトをしていたことを告白。「自分が出演した映画の舞台挨拶で、バイトしていた映画館に立てて緊張するけど、楽しい!」と語り、会場からも笑いと拍手が巻き起こった。

さらにステージでは、キャストたちが自身が演じたキャラクターへの思いや見どころなどをコメント。自身が原作で一番好きだという亜門鋼太朗役を演じ、劇中で見事な肉体美を披露している鈴木さんは、「亜門は漫画で腹筋が180個ぐらいに割れているから、どうやって近づけようと言うところから始めた」とその苦労を語り、「窪田さんがすごく動けるから、アクションも楽しかった」と笑顔を見せた。

大泉さんは「喰種捜査官の真戸呉緒」役に惹かれオファーに即答したことを明かしつつ、原作での独特な風貌に対し「“マドクレ”(真戸呉緒)の見てくれがヒドい!」とオリジナリティ溢れる表現でコメント。キャスト発表の際にネットで「ぴったり」「そのまんまだ」と言う声があふれたことに対し、「あの顔には寄せようがないから、嬉しいけどちょっと違うんだよな!」と語り、会場は爆笑の渦に包まれた。

主人公カネキの運命を変える喰種・神代利世を演じた蒼井さんは、「カネキがちょっと突けば引っかかるから、演じていて楽しかった」と役柄顔を彷彿とさせる魔性っぷりをのぞかせつつ、「完成した映画を観たときは泣いてしまい、大好きな映画になった」と作品への自信を語った。

西尾錦役の白石さんは、「カネキを一番最初に本気にさせる相手なので、映画前半の盛り上がりとしてがんばらないと」と、撮影時の意気込みを吐露。さらに同じシーンで共演した窪田さんと小笠原さんが「ころころ転がされて…強すぎる!」「僕は錦先輩にされるがままでした!」と突っ込み、会場を沸かせていた。

か弱い母親喰種・笛口リョーコ役の相田さんは、「演じていて辛いシーンもあったが、娘を守ろうとするシーンは気持ちを強く持って演じた」と心の内を語り、「試写を見たら、映像も美しく愛に溢れていて、蒼井さんと同じように泣いてしまった」と感動したことを明かした。

四方蓮示の柳さんは、「四方は寡黙で責任感が強く、男が見てかっこいい男」とその魅力を述べ、「常にかっこいい部分を意識しながら演じた」と熱っぽく役へのこだわりを語る様子に、会場の女性ファンはメロメロに。亜門と真戸に憧れる捜査官の草場を演じた前野さんは、打って変わって「草場はいい奴だけど仕事はできない!」と語り、会場からは笑い声が。しかし「最初は亜門や真戸に怒られているけど、彼らの仕事ぶりを見て気持ちが変わっていく、いたってリアルな登場人物として演じた」と俳優らしく役作りのポイントを披露した。

本作でメガホンを取った萩原監督は、「『東京喰種』の魅力とは?」という質問に対し、悩みつつも「一番はキャラクターだと思う」と回答。「キャラクターがそれぞれ正義や葛藤を抱え、真摯に向き合いながら過ごしている。だから何が正解かわからなくなる、そういう部分を映画でも見てもらえたら」と観客にメッセージを贈った。

そして舞台挨拶も終了間近を迎えたところで、登壇者へのサプライズプレゼントが!なんと原作者の石田スイ先生による、窪田さんをモデルにしたカネキの描き下ろしイラストが突然お披露目された。窪田さんをはじめとするキャスト陣も、ハイクオリティなイラストに大興奮。石田先生が多忙な連載生活の中、なんとかジャパンプレミアまでに完成させたことを聞くと、窪田は「感謝の言葉しかない」と感激しきり。さらに、カネキ以外にも、石田スイ先生が描き下ろした映画に登場するキャラクターのイラストが、本作公開時の入場者プレゼントになることも発表!会場からは、この日一番の悲鳴にも似た大歓声が上がった。

最後に、窪田さんから集まったファンに向け「日本で初めて皆さんに観ていただけて本当に嬉しいです。この映画をぜひ皆さんの手で、世界に羽ばたく作品にしてもらえたらと思います」とメッセージを送りイベントは幕を閉じた。

【ストーリー】
人の姿をしながらも人を喰らう怪人【喰種(グール)】。水とコーヒー以外で摂取できるのは「人体」のみという正体不明の怪物たちが、人間と同じように暮らしている街、東京。ごく普通のさえない大学生の金木研(カネキ)は、ある日、事故に遭い重傷を負ってしまう。病院に運び込まれたカネキは、事故の時一緒にいた喰種の少女・リゼの臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。自分が喰種化したことで苦悩するカネキは、以前から通い詰めていた喫茶店あんていくで働き始め、そこでアルバイトをしている女子高生・霧嶋董香(トーカ)と出会う。あんていくは喰種が集まる店で、トーカもまた喰種なのだった。トーカはぶっきらぼうな態度を取りつつもカネキを助ける存在となっていく。喰種たちのことを深く知ることで、カネキは大切な仲間や友人とどう向き合うか葛藤する。そんな中、喰種を駆逐しようとする人間側の捜査官・CCGとの熾烈な戦いに巻き込まれていくのだった…。

『東京喰種 トーキョーグール』
2017年夏 全国公開
配給:松竹
(C)石田スイ/集英社 (C)「東京喰種」製作委員会
公式サイト:tokyoghoul.jp

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