映画『炎上する君』予告編と新スチールが公開

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

出演・うらじぬの、ファーストサマーウイカ、脚本/監督・ふくだももこ、原作・西加奈子による映画『炎上する君』の予告編と新スチールが解禁されました。ぜひ貴媒体にてご紹介のご検討をよろしくお願い申し上げます。

出演・うらじぬの、ファーストサマーウイカ、脚本/監督・ふくだももこ、原作・西加奈子による映画『炎上する君』の新ビジュアルが発表されました。本作は、株式会社レプロエンタテインメントが主催する映画製作プロジェクト「感動シネマアワード」でグランプリに輝いた企画として制作されました。

42分の劇場版と25分の短編版があり、劇場版は202384日(金)から渋谷シネクイント、シネ・リーブル梅田 他にて上映が始まります。

 

この度、到着した予告編は、うらじぬの演じる梨田と、ファーストサマーウイカ演じる浜中が、高円寺の銭湯・なみのゆで“炎上する男”について話すシーンからスタート。その後、メンバーからの無自覚なラベリングに傷つくバンドのボーカルや、容姿や恋愛経験を揶揄されるお笑い芸人の姿が映し出され、そんな人知れず傷つく者たちを勇気づけていく梨田と浜中の友情が、ゆっきゅんによるエンディングテーマ「NG」と共に綴られていきます。そして、梨田と浜中が脇毛を見せながら自分を解放するダンスシーンを収めた新しいスチールも解禁となりました。

 

政治家の女性蔑視発言のような明確な抑圧だけでなく、居酒屋での会話、お笑い芸人のネタ、ポケットティッシュに印字された広告、見て見ぬ振りをすることでやり過ごしてきた、しかし確実に誰かの心を抉る日々の現実。傷付き、憤り、絶望する梨田と浜中が、世にも奇っ怪な「炎上する男」を探すシスターフッドムービーをぜひ劇場でご覧ください。

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【公開劇場】 77日時点

東京  シネクイント      8/4()

大阪  シネ・リーブル梅田   8/4()

京都  アップリンク京都    8/18()

神戸  元町映画館       8/12()

福岡   KBCシネマ       8/25(金)〜

静岡  静岡・シネギャラリー  9/1(金)〜

栃木  シネマロブレ      10/6(金)〜

名古屋 シネマスコーレ     近日公開

 

 

イントロダクション

西加奈子の傑作短編小説をふくだももこ監督が、

うらじぬの×ファーストサマーウイカで映画化。

何度も現実に絶望する二人の女性が

世にも奇っ怪な「炎上する男」を探すシスターフッドムービー。

 

 短編『父の結婚』(2015)を脚本・監督した後、『おいしい家族』(2019)、『君が世界のはじまり』(2020)、『ずっと独身でいるつもり?』(2021)とコンスタントに作品を発表し、2016年には小説『えん』で第40回すばる文学賞を受賞するなど、多彩な才能を発揮するふくだももこ監督。そんな彼女が、「世界中でわたしが一番撮りたいと思っている」と言い切ったのが、一度見たら忘れられない個性的な風貌と確かな演技力で映画やドラマにも多数出演する俳優・うらじぬの。 そして、ふくだ監督が「うらじぬのが最も魅力的に映る物語」として選んだのが、監督が敬愛してやまない作家・西加奈子が2010年に上梓した短編小説『炎上する君』である。

 

 原作小説で描かれた「主人公の梨田と浜中。ルッキズムに傷つく二人の親友同士が、足元が燃えている男の噂を聞きつけ探し始める」という骨格はそのままに、ふくだ監督はキャラクターの背景やストーリーを大胆に改変。映画では、女性への抑圧に日々絶望しながらも自由と解放を追い求める梨田と浜中が、無自覚な差別や偏見、ラベリングに傷つく人たちを救っていく姿を通して、新しい連帯の形を提示。本作『炎上する君』は、原作小説の強烈な個性と先進性を伝えるとともに、多様な人々の「いま」を切り取ったシスターフッドムービーとなった。
 

 うらじぬの演じるおかっぱ頭の梨田の親友で、おさげがトレードマークの浜中を、ファーストサマーウイカが演じ、普段とは異なるイメージで観客に強烈な印象を残している。物語のキーパーソンとなる「炎上する男」を演じるのはオーディションで選ばれた齊藤広大。梨田と浜中が居酒屋で出会うバンドのボーカル、トモにはミスiD 2019グランプリで、『少女は卒業しない』の中井友望、その銭湯の常連客には南久松真奈、トモのバンドメンバーには大下ヒロト、中山求一郎、當山美智子、梨田と浜中がある行動をするきっかけとなる芸人に影山徹など、映画、演劇、ドラマで活躍する演技巧者が集まっている。 そして、梨田と浜中が脇毛を見せながら踊り狂う劇中歌は、ゆっきゅんの「DIVA ME」。さらに、物語の余韻に寄り添うエンディングテーマには、同じくゆっきゅんの「NG」が起用されている。 

 劇伴は『宮本から君へ』『味園ユニバース』『モヒカン故郷に帰る』などの劇伴も手がけた池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)。

 

 バンドメンバーの会話、お笑い芸人のネタ、ポケットティッシュに印字された広告、見て見ぬ振りをすることでやり過ごしてきた、しかし確実に誰かの心を抉る日々の現実-ーー。

私たちはいつも傷付き、絶望している。けれど、私たちは唯一無二の親友だ。 

 

ストーリー

 高円寺の高架下。アップテンポなダンスチューンに合わせ、おもむろに脇毛を見せながら踊り狂う二人の女性・梨田と浜中。彼女たちは唯一無二の親友である。 

 高円寺の銭湯「なみのゆ」。梨田と浜中は湯に浸かりながら「50代の男性と14歳の少女の真剣な恋愛」や「政治家の女性蔑視発言」、「医学部での女性受験者の一律減点」など、炎上が相次ぐ女性への抑圧に日々憤っていた。

 ある日、浜中とお笑いライブに出かけた梨田。場内が爆笑に包まれる中、容姿や恋愛経験を揶揄されるお笑い芸人の傷ついた表情を、梨田は見逃さなかった。その帰り道、全身脱毛の告知が書かれたポケットティッシュを手にした梨田はふと思う。「なぜ彼は見た目を変えなければならないのだろう。恋人がいないことがそんなにダメなことなのだろうか。そしてなぜ私は体中の毛を無くさなければならないのだろう」。その日を境に、梨田と浜中は脇毛をたくわえ、ダンスをすることで自分たちを解放するようになる。誰のためでもない自分のために脇毛を生やし、晒す二人。 

 商店街でのダンスイベントの帰り、梨田と浜中は居酒屋でバンドの打ち上げに遭遇する。メンバーからの無自覚なラベリングに傷つき、店を飛び出した女性トモに、梨田は思わずこう叫ぶのだった。

「君はなにも悪くない」と。

 

 そんな折、浜中が高円寺周辺ばかりに出没する「炎上する男」の噂を聞きつけてきた。噂はどうやら真実実味を帯びており、二人は一度でも男を目にしたいと好奇心を頼りに探し回る。

ぼうぼうと足が燃える男。その男は、一体何者なのだろうか―――。 

 

キャスト

うらじぬの ファーストサマーウイカ

齊藤広大 中井友望 南久松真奈

大下ヒロト 中山求一郎 當山美智子

大中喜裕 千綿勇平 桜井鉄也 夏 定森安南 山本彩実

影山徹 あやかんぬ 国海伸彦 清水てっぺい 宗綱弟 山田果歩

林周雅 服部大成 坂口彩夏 岡田優 財田ありさ 野田佳代 湊さやか

 

スタッフ

監督・脚本:ふくだももこ

原作:西加奈子「炎上する君」(角川文庫/KADOKAWA

劇中歌:ゆっきゅん『DIVA ME

エンディング曲:ゆっきゅん『NG

音楽:池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)

撮影:平見優子 照明:加藤大輝 録音:原川慎平 美術:黒羽陽子 小道具:廣川千都

編集:山本彩加 スタイリスト:江森明日佳 ヘアメイク:花村枝美 音響効果:井上奈津子

助監督:土橋沙由里 制作担当:比良岡弘雅 監督補:坂口彩夏 スチール:水津惣一郎

エグゼクティブプロデューサー:本間憲

企画・プロデュース:菊地陽介 プロデューサー:柴原祐一 ラインプロデューサー:濱松洋一

企画協力:小林順 風間智恵子(株式会社KADOKAWA

宣伝:平井万里子、矢部紗耶香 宣伝デザイン:高垣美月

制作プロダクション:ダブ 製作:レプロエンタテインメント

配給:レプロエンタテインメント 配給協力:インターフィルム

©LesPros entertainment

2022年/日本/42分/カラー/5.1ch

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