ダ・ヴィンチの名画に隠された謎が世界中で一大センセーションを巻き起こした『ダ・ヴィンチ・コード』(06)、ヴァチカンを舞台にガリレオの遺した暗号を解き秘密結社イルミナティの陰謀に迫った『天使と悪魔』(09)。そしてシリーズ第3弾となる映画『インフェルノ』がついに10月28日(金)に日米同時公開となる。
この度、アメリカ・ロサンゼルスの現地時間10月25日(火)、ロサンゼルスにある「DGA(全米監督組合)シアター」にて、LAプレミアが開催された。
既に、日米以外の主要各国では公開となっており、合計興行収入は既に9480万ドルを記録している本作。満を持しての日米公開を控え、興奮高まるLAプレミアに登場したのは、主人公ロバート・ラングドンを演じる名優トム・ハンクス、ラングドン共に謎に迫る美貌の女医シエナを演じるフェリシティ・ジョーンズ、さらにシリーズ全ての監督を務めるロン・ハワードなど、超豪華キャスト&製作陣たちだ。劇中で、謎を解くため全力疾走を見せたトムは、「フィレンツェのような場所で朝起きて、コーヒーを飲み、素晴らしい建築物の間にかかる古き橋を渡りながら仕事に行き、絵画の傑作の間を走り回り、世界を救う。それってすごい仕事だろ!」と、その興奮を語る。さらに公開を待つファンたちに向けては、「歴史や絵画のことを多く学べるし、皆には宝探しのような謎解きに一緒に参加してほしい」とメッセージを送った。
また女医シエナを演じたフェリシティは、「一緒に夕食に行ったり、みんなで出かけたり、素敵な経験だったわ」と、撮影の思い出を振り返る。そして「観ていてとても楽しくて、スリリングで、文字通り手に汗握るのよ!観客の皆さんはきっと気に入ってくれると思うわ」と本作の魅力をアピールした。
全世界でのシリーズ累計興行収入は12億ドルを超え、日本国内においても120億円を突破しているサスペンス・ミステリーの金字塔となっている本シリーズ。そんな世界待望の最新作『インフェルノ』がついに日米で公開される。フィレンツェで開催されたワールドプレミアに続き、キャンペーン集大成となった今回のLAプレミアは、早くも世界にインフェルノ旋風を巻き起こしながら終了した。
【コメント】
■トム・ハンクス
知的な男性を演じるのはいつだって楽しいよ。これまで一緒に仕事をした仲間とまた集まるのは楽しいし、フェリシティやイルファン、オマールといった新しい友人に出会えるのも嬉しい。フィレンツェのような場所で朝起きて、コーヒーを飲み、素晴らしい建築物の間にかかる古き橋を渡りながら仕事に行き、絵画の傑作の間を走り回り、世界を救う。それってすごい仕事だろ!歴史や絵画のことを多く学べるし、皆には宝探しのような謎解きに一緒に参加してほしい。すべてのクルーは、この映画に本物のゲームのようなクオリティを与える十分な才能があると思う。
■ロン・ハワード監督
素晴らしい作品だと思うよ。観客を様々な方法で楽しませることができる。スリラー、歴史、手がかり、トム・ハンクス、アクション。撮影している間は楽しまないとね。 毎日がチャレンジであるけど、刺激的でもあるんだ。もちろん彼は並外れて素晴らしいし、これは彼がキャラクターとして愛するロバート・ラングドンを演じる中でも、一番よい機会だったと思う。だけどこの作品では、もっと“オスカー受賞者”としてのトム・ハンクスをいろんなシーンで垣間見ると思う。この映画での関係性やキャラクターは、より面白いものになっている。お互いの関係性そのものがプロットの要素になっているというのは、前作にはなかったものなんだ。ダンテはダン・ブラウンや我々に、この素晴らしく視覚的で直感的なものすごい手がかりを与え、ロバート・ラングドンがミステリーの謎を解くヒントを与えてくれるだけではなく、監督としての私にイメージを与えてくれた。ダンテは現代のホラー映画の概念を生み出したことに気が付いたよ。映画の中で多く見る罰や、ショッキングで気味の悪い恐ろしい瞬間・・・すべてはダンテの地獄からの罰なんだ。ハロウィーン的だろ。僕は恐怖映画を意図したことがないんだ、もちろんそのジャンルの映画の素晴らしい作品は好きだけどね。もっと本質的なものなんだ。ラングドンが心理的にも感情的にも、手がかりを見つけていくために、それらをつなぎ合わせていかなければならなかった。
■フェリシティ・ジョーンズ
彼(トム・ハンクス)は優しいとみんな言うわ。とてもリラックスしていておおらかで、ずっと保たれている素晴らしい仕事のやり方があり、全てが信じられないくらい緻密に整理されているの。同時にすごく楽しかった。一緒に夕食に行ったり、みんなで出かけたり、素敵な経験だったわ。観ていてとても楽しくて、スリリングで、文字通り手に汗握るのよ!観客の皆さんはきっと気に入ってくれると思うわ。
【ストーリー】
宗教象徴学者ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)は、フィレンツェの病室で目を覚ます。頭に受けた傷と記憶喪失で混乱するラングドンは、状況も掴めぬまま謎の女性警官に命を狙われてしまう。そんな彼のピンチを助けたのが、女医のシエナ・ブルックス(フェリシティ・ジョーンズ)だった。シエナにかくまわれたラングドンは、上着のポケットからレーザー・ポインターを発見。すると、そこからはダンテの「神曲」を描いた絵が投影され、二人は絵の中に散らされていた文字からゾブリスト(ベン・フォスター)という名前を判読するのだった。ゾブリストは天才生化学者であり、人口過剰問題に直面する今の地球を懸念していた人物。そして、その抑制策として“ウィルスを感染させ人口を半分に間引く”という恐ろしい計画を目論み、ウィルスの起爆スイッチを詩人ダンテの叙事詩「神曲」≪地獄篇:インフェルノ≫に隠したのだった。しかし、彼はラングドンが目覚める3日前に自殺。ラングドンとシエナは、死んだゾブリストが隠した暗号に挑みつつ、その先に待ち受ける<今、人類を半分に減らすか> or <100年後に滅びるか>という究極の選択を迫られることとなる。
『インフェルノ』
10月28日(金)日米同時公開!
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式HP:http://www.inferno-movie.jp/site/#!/
ダ・ヴィンチ・コード エクステンデッド・エディション【Blu-ray】 [ トム… |
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