『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』大物俳優たちが即NG! 絶対に出演させたくない役とは!?ディック・ロング役キャスティング秘話!

■STORY

ジーク、アール、ディックの3人は売れないバンド仲間。ある晩、練習と称しガレージに集まりバカ騒ぎをしていたが、あることが原因でディックが突然死んでしまう。やがて殺人事件として警察の捜査が進む中、唯一真相を知っているジークとアールは彼の死因をひた隠しにし、自分たちの痕跡を揉み消そうとする。誰もが知り合いの小さな田舎

町で、徐々に明らかになる驚きの“ディックの死の真相”とは…?

 

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

奇想天外なサバイバル・アドベンチャー『スイス・アーミー・マン』で長編デビューを飾り、世界中の映画祭で絶賛を浴びたダニエル・シャイナート監督最新作『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』が、8月7日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ他にて全国公開いたします。

 

『ムーンライト』や『ミッドサマー』など映画ファン最注目のスタジオとなった「A24」とダニエル・シャイナートが再びタッグを組み挑むのは、アメリカの片田舎を舞台とした“とある事件”の顛末を描いたミステリー仕立てのダーク・コメディ。実際に起きた事件から着想し、ひた隠しにしてきた秘密が白日のもとに曝け出された時に起こるドタバタぶりと悲哀が絶妙なバランスで描かれる様は、コーエン兄弟の『ファーゴ』を彷彿とさせる。そして、隠され続けた”衝撃の真相”が曝け出された時、「冗談でしょ!」と叫びたくなること間違いなし!誰もが知り合いの小さな田舎町で、徐々に明らかになる驚きの“ディックの死の真相”とは…?

 

タイトルにもなっているディック・ロング役は、監督・プロデューサーであるダニエル・シャイナートが自ら演じている。とても重要な役にも関わらず、なぜド素人の監督が演じる事になったのか?

 

それは、著名な俳優陣に次々とオファーを断られていたからだ。例えば、数々の映画で美しい肉体を披露し筋肉が素敵な俳優として大人気のチャニング・テイタムと、歌手として絶大な人気を誇りながら俳優としても活動するアーティストのジャスティン・ティンバーレイク、次期バットマン役で大注目のロバート・パティンソンなどだ。

 

ダニエル監督は「Hey You Motherfucker’s Wanna Get Wired(ゲス野郎ども、ハメを外そうぜ)というこの映画で一番オイシイ台詞を言える役にも関わらず、誰もディック・ロング役をやりたがらなかったんだ。」と嘆く。実際には、オファーを受け脚本を読んだ各エージェントは「無理です。断じて断わります。こんな役、本人にやらせられません。」と即オファーを蹴ったそうだ。まず映画の冒頭約10分で死んでから最後まで死体として出続ける上、死に隠された秘密が、口に出すのもはばかられる内容で、そんな役を演じさせるのは、あり得ないと判断されたのだ。

 

脚本家の推薦もあり、最終的に自らがディック役を務めたが、「良く考えると他の人にやらせるにはヤバい役だったよ。自分で演じてみて改めて感じる。ひどいことになっていたはずだ。引きずり回され、血まみれの状態でコンクリートの上で長い間、放置されるんだ。それは嫌がっただろうね。このトンでもない役を、人にやらせるのは酷だったね!」と屈託のない笑顔で語った。

 

人気俳優たちが即答でオファーを断るディック・ロング役。人にやらせるにはヤバい役と監督が語る、彼の死に隠された謎は一体なんなのか!?知らない方が良いこともあるー。

ヤバい、大変なことになった!ディックが死んでしまった。

舞台はアメリカ南部の片田舎。この事件の真相、深堀り厳禁―。

 

監督:ダニエル・シャイナート(『スイス・アーミー・マン』)│脚本:ビリー・チュー

出演者:マイケル・アボット・ジュニア ヴァージニア・ニューコム アンドレ・ハイランド サラ・ベイカー ジェス・ワイクスラー ロイ・ウッド・ジュニア スニータ・マニ

原題:The Death of Dick Long│2019年│アメリカ映画│ビスタサイズ│上映時間:100分

映倫区分:PG12│字幕翻訳:佐藤恵子│提供:ファントム・フィルム/TCエンタテインメント

配給:ファントム・フィルム ©2018 A24 Distribution, LLC. All rights reserved. 公式HP:phantom-film.com/dicklong-movie 公式twitter:@dicklong_jp

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