米軍の無人戦闘機ドローンの恐るべき実態と対テロ戦争の知られざる真実を暴く問題作『ドローン・オブ・ウォー』(原題:GOOD KILL)が、ブロードメディア・スタジオ配給にて、10月1日(木)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ他、全国順次公開となる。
2001年の9.11同時多発テロ以降、米国は無人機ドローンを対テロ戦争における画期的な兵器とし、戦争のあり方を根底から変えたと言われています。本作は、遠隔操作で空爆を行う現代戦争の恐ろしい実態と、アメリカ国内の“戦地”と“家庭”を行き来するドローン操縦士の異常な日常をリアルに映し出す。
今回、本作の新予告映像と新ビジュアルが解禁された。
解禁された新予告映像では、標的の近くに非戦闘員がいるにも関わらず攻撃を指示する上官に従って、ドローンコックピットから1万キロ以上離れた標的に次々と爆撃を行うトミー・イーガンの葛藤する姿が映し出されている。アンドリュー・ニコル監督とイーサン・ホークの『ガタカ』のコンビがドローン攻撃につきまとう人道的な問題に加え、報復を招く対テロ戦争の矛盾を鋭くえぐり出し、リアリズムに徹底した現代の戦争映画が完成した。
【ストーリー】
アメリカ空軍のトミー・イーガン少佐の赴任地はアジアでも中東でもない。ラスベガスの基地に設置されたコンテナ内で無人機ドローンを遠隔操作し、1万キロ余りも離れた異国でのミッションを遂行している。クリックひとつでミサイルを発射する爆撃は、まるでゲームのように現実感が欠落しているのだ。一日の任務を終えると、車でラスベガスのきらびやかな歓楽街を通り抜けて、整然と区画された住宅街のマイホームへ帰り、美しい妻モリーとふたりの幼い子供との生活に舞い戻る。繰り返されるこの毎日がトミーの日常であり、異常な現代の戦争の姿だった・・・。
『ドローン・オブ・ウォー』
10月1日(木)TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー
配給:ブロードメディア・スタジオ
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公式HP:www.drone-of-war.com
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