株式会社PHP研究所は、2013年2月15日(金)無料ホラーゲーム『青鬼』の公式ノベライズ本の発売に先立ち、特別プロモーションビデオを公開した。
【書籍内容】
『青鬼』は、noprops氏がRPGツクールで制作したホラーゲーム。主人公シュンと優等生のひろし、いじめっ子の卓郎らが、化け物が出ると噂される館を訪れ、世にも奇怪な怪物「青鬼」に襲われるというストーリー。複雑な謎解きや仕掛け、突然現われてプレイヤーに襲いかかる青鬼、さらにBGMが恐怖感を煽り、無料でダウンロードできるフリーソフトとは思えぬクオリティ。ニコニコ動画、YouTube等の動画サイトでは、関連動画が5000万回以上視聴されている超人気作品となっている。
今回の公式ノベライズに際しては、豪華制作陣が集結。
執筆は、黒田研二氏。人気ゲーム『逆転裁判』『逆転検事』のコミカライズ版、大ヒットゲーム『かまいたちの夜』シリーズ第4弾『真かまいたちの夜 11人目の訪問者』のメインシナリオ。キャラクターデザイン&イラストは、鈴羅木かりん氏。アニメ化・実写映画化もされた人気ゲーム『ひぐらしのなく頃に』のコミック作画を手がける。この両氏がタッグを組み、『青鬼』の世界観を完全ノベライズしています。
【あらすじ】
新しいクラスになじむことができず、毎日を憂鬱に過ごしていた転校生のシュンは、化け物が現われると噂される〈ジェイルハウス〉の前で同級生らと出会い、運命に引きずられるがまま、不気味な洋館へと足を踏み入れてしまう。無人であるはずの屋敷内に響き渡る怪しげな物音。窓の向こう側からこちらを覗き込む血走った目玉。突如、転げ落ちる甲冑の頭部。恐怖に駆られた中学生六人は、建物から逃げ出そうと玄関に向かうが、なぜか扉はびくとも動かない。「ねえ、シュン君。もしかして私たち、ここに閉じ込められちゃったんじゃないの?」――脱出ルートを見つけようと躍起になる彼らに、この世のものとは思えぬ巨大な青い影が忍び寄る。世間の噂どおり、ここには未知なる生物が棲みついているのか?あるいは、去年の暮れに事故死した元クラスメイト〈直樹〉の亡霊が、復讐を誓って現われたのだろうか?青鬼に捕まれば殺される――史上最悪の鬼ごっこが今ここに始まった!
【著者プロフィール】
noprops [のーぷろっぷす]
『青鬼』の原作者であるゲーム制作者。RPGツクールXPで制作された同ゲームは、予想しがたい青鬼の出現、秀逸な謎解き、恐怖感を煽るBGM等ゲーム性の高さが話題を呼び、ネットを中心に爆発的な人気を博した。『青鬼』制作以降も多数の謎解きゲームを手掛けており、精力的に活動している。
黒田研二[くろだ・けんじ]
作家。2000年に執筆した『ウェディング・ドレス』で第16回メフィスト賞を受賞しデビュー。近年は『逆転裁判』『逆転検事』のコミカライズやノベライズ、『真かまいたちの夜 11人目の訪問者』のメインシナリオなどゲーム関連の仕事も多数手がけている。
鈴羅木かりん[すずらき・かりん]
漫画家。『ガンガンパワード』及び『月刊ガンガンJOKER』にて人気コミック『ひぐらしのなく頃に』の「鬼隠し編」「罪滅し編」「祭囃し編」「賽殺し編」4編の執筆を担当。かわいい絵柄から恐怖描写まで、真に迫った圧倒的な表情の描き分けに定評がある。
【商品情報】
発売日:2013年2月27日(水)
判型:46正寸並製
本体価格:952円
ISBN:978-4569-81020-1
【特設サイト】
あらすじ、キャラクター等を徹底解説。「青鬼」特製グッズも販売中!
コンテンツは続々追加予定。
http://www.freegamenovel.com/aooni/
(C) noprops & kenji kuroda 2013 (C) PHP研究所 Illustration by suzuragi karin
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