サン・セバスティアン国際映画祭正式招待作が2月20日(金)全国公開
第73回サン・セバスティアン国際映画祭コンペティション部門に正式招待された映画『災 劇場版』が、2026年2月20日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開される。
WOWOW「連続ドラマW 災」を再構築し、全く新しい恐怖を描く本作は、観る者の既成概念を覆すサイコ・サスペンスとして注目を集めている。
“災(さい)の日”にアナザービジュアルを初公開
1月31日〈災(さい)の日〉にあわせて、本作のアナザービジュアルが初解禁された。割れた鏡に映し出されるのは、“ある男”の歪んだ顔。鏡の亀裂によって分断されたその表情は、もはや一人の人間としての輪郭を失い、見る者に逃げ場のない不穏さを突きつける。
その視線を浴び続けることで、観る者自身が災いの内部へ踏み込んでしまったかのような感覚を呼び起こす、極めて象徴的なビジュアルとなっている。
監督集団「5月」が描く新たな恐怖
本作は、斬新な映像表現で国内外から注目を集める監督集団「5月」の関友太郎、平瀬謙太朗が監督・脚本・編集を担当。長編デビュー作『宮松と山下』に続き、2作連続でサン・セバスティアン国際映画祭コンペティション部門への正式招待という快挙を成し遂げた。
主演は香川照之。前作からの再タッグとなり、中村アンをはじめとする実力派キャストが脇を固める。
黒沢清、宇多丸ら著名人コメントが到着
『災 劇場版』の世界観に衝撃を受けた各界の著名人、総勢8名からコメントが寄せられた。
香川照之と数々の作品でタッグを組んできた黒沢清監督は、その瞳を「もう人間のものではない」と表現。RHYMESTERの宇多丸は「画期的スリラー」と評し、監督集団「5月」の才気を称賛している。
そのほか、川村元気、背筋、野水伊織、人間食べ食べカエル、望月哲史、門間雄介といった多彩な顔ぶれが、それぞれの視点から本作の異様な存在感を言葉にしている。
じっとこちらを見つめる香川照之の瞳に戦慄した。
あれはもう人間のものではない。
真っ黒なその先に多分、地獄があるのだろう。
―黒沢清(映画監督)
人間的な物語を無情に切断する、あくまで単に即物的な「死」……
その真に恐ろしい構造のみを冷徹に抽出してみせた、画期的スリラー!
何より「5月」の才気に、震えます。
―宇多丸(RHYMESTER)
「災い」に人のカタチを纏わせ、主人公とする。
斬新すぎる発想から生まれた、真新しい映画。
観る者の脳を揺らし続ける、圧巻のエンタテインメント。
―川村元気(映画『8番出口』監督)
ある男によって、唐突に、理不尽に、残酷に断ち切られる人生。
彼らの不幸に、どうか理由がありますように。
そう願わずにはいられませんでした。
―背筋(作家)
死という災いは、理不尽で平等で前触れもなくやってくる。
それはもしかしたら、冷酷な人間の姿をしているのかもしれない。
香川照之氏の“今”を符号させたような男の笑みが、目を閉じても未だ見える。
―野水伊織(映画感想屋声優)
積み上げてきた人生が、命が、
ふとした瞬間に一瞬で無くなる様を背筋が凍るほど冷徹に映し出す。
死の運命という言葉すら生温い、決して避けようのない究極の理不尽。
骨の髄まで恐怖に塗り潰された。
―人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)
人の形をした災厄と因果の果てに出会うのなら、そんな自己責任論には耐えられない。
悪神の差配の前に、人は平等に無力と知る、その理不尽さが唯一の救済だ。
祈りすら無駄である。恨むな。あきらめろ。
―望月哲史(webムー編集長)
監督集団5月という、映画史において他に類のない制作スタイルの、急速な進化を観ることができる。
早熟と呼ぶべきか、その洗練と風格は作品そのものと同じくらい、不可解で怖い。
―門間雄介(ライター/編集者)
“災いの擬人化”を捉えた書き下ろしイラストも解禁
漫画家・地球のお魚ぽんちゃんによる書き下ろしイラストも解禁。水面に浮かぶ死体と、それをた
だ見下ろす“ある男”の姿が描かれ、哀悼も裁きもない、自然現象のように存在する「災い」の本質を表現している。
場面写真

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ストーリー
家族や進路に悩む女子高生、過去を抱えた運送業の男、ショッピングモールの清掃員と理容師、負債を抱えた旅館の支配人、平凡な主婦。彼らの日常は、ある日突然、不可解な〝災い〟に襲われる。
事件は自殺や事故として処理されるが、刑事・堂本だけが違和感を抱く。そして、その災いの周辺には、いつも“ある男”の姿があった──。
作品情報

タイトル:『災 劇場版』
出演:
香川照之
中村アン 竹原ピストル 宮近海斗
中島セナ 松田龍平 内田慈 藤原季節 じろう(シソンヌ) 坂井真紀
/ 安達祐実 井之脇海
監督・脚本・編集:関友太郎、平瀬謙太朗
音楽:豊田真之
原案:5月
劇場版企画プロデュース:日枝広道
プロデューサー:西憲彦 高江洲義貴 伊藤太一 近藤あゆみ 定井勇二
配給:ビターズ・エンド
制作プロダクション:AOI Pro.
劇場版製作幹事:電通
製作著作:WOWOW
WOWOW
公開情報
公開日:2026年2月20日(金)
公開劇場:新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開



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