【ストーリー】
リブラシティの事件から 2 年。⾏⽅不明となったベムたち妖怪⼈間の⾏⽅を探し続けていた刑事・ソニアは、⽬撃情報を元に「ドラコ・ケミカル」という製薬会社を訪れる。そこで出会ったのは、逞しく成⻑し、たった⼀⼈で悪と戦い続けるベロ、戦いを拒み、普通の⼥の⼦としての暮らしを望むベラ、そして、ベムにそっくりな姿の”ベルム”という男だった・・・。 ベルムは、⾃分のことをベムと呼ぶソニアとの接触以来、毎夜、悪夢にうなされることになる。愛する妻と⼦どもに囲まれた暖 かい家庭。優しい街の⼈々とのいつもの交流。気の置けない同僚と、やりがいのある仕事。そんな、⾃分にとってごく普通の、 変わらないはずの⽇常が、⾳を⽴てて崩れ落ちていく―。
「俺は⼀体、誰なんだ・・・?」 彼らの運命はすれ違い、交錯し、やがて妖怪⼈間誕⽣の秘密へと繋がる。⻑年抱いていた夢の答え。果たして妖怪⼈間が 選び取った未来とは・・・!?
【以下プレスリリース文掲載】
この度、伝説的アニメ「妖怪⼈間ベム」の⽣誕 50 周年を記念してリブート版として制作された TV アニメ『BEM』を映画化した『劇場版 BEM〜BECOME HUMAN〜』の完成披露上映会が 9 ⽉ 19 ⽇(⼟)に都内劇場で開催され、ベム役の⼩⻄克幸、ベラ役の M・A・O、ベロ役の⼩野賢章、そして本作で声優に初めて挑戦したバージェス役の宮⽥俊哉(Kis-MyFt2)が舞台挨拶に登壇。イベントの最後にはサプライズで、先⽇ 32 歳の誕⽣⽇を迎えた宮⽥さんをケーキでお祝いした。
本作のアフレコが⾏われたのは昨年の 12 ⽉ごろ。その後、新型コロナウイルスの感染が拡⼤し、アフレコ当時は予想もしなかったような⼤きな変化が社会にもたらされたが、⼩⻄さんは「率直にいまの気持ちは、こうして映画を公開することができてよかったなという思いです。⾒ていただかなければ作品は完成しないので、、公開できることが嬉しいです」とホッとした様⼦。M・A・O さんも⼩⻄さんの⾔葉にうなずき「劇場で公開できることが嬉しいし、こんな状況の中で、⾜を運んでくださるみなさんがたくさんいることがすごく嬉しいです」と満⾯の笑み。⼩野さんも、無事にお披露⽬を迎えたことを喜びながら「作品⾃体、すごく⾯⽩くなっているので早くみなさんに⾒てほしいです」と出来栄えに⾃信をのぞかせた。
⼀⽅、ジャニーズきってのアニメ好きとしても知られる宮⽥さんは、錚々たる声優陣に囲まれて「ここに⽴ってていいのか…」と緊張の⾯持ち。「⼩⻄さん、M・A・O さん、⼩野さんという、僕が散々、(視聴者として)⾒たり聴いたりしてきた⽅とここに並んでいるというのは、プレッシャーでしかないです」と困惑しきり。これに対し、⼩⻄さんは「逆ですよ︕ こっちが散々⾒てました」と返し、⼩野さんは⾐装を指して「⾊がかぶってしまってすみません(笑)︕」とイジリ、和気あいあいとした仲の良い様⼦をうかがわせた。アニメ好きとあって宮⽥さんは、今回の声優のオファーに、⼆つ返事でひきうけたのかと思いきや、好きだからこそ安易に声の仕事をすることにためらいもあったそう。「昔からアニメが好きだったので『ちょっと無理です…。できないよ』と思い、お話をいただいたのは嬉しかったですが、やるからにはレッスンとか指導していただける環境がないと、好きなアニメを台無しにしてしまうと思いました」と振り返る。
『劇場版 BEM〜BECOME HUMAN〜』完成披露上映会実施上映前舞台挨拶に小西克幸、M・A・O、小野賢章、宮田俊哉(Kis-My-Ft2)が登壇“大のアニメファン宮田、初の声優挑戦作品の完成に感無量!!”“映画特製バースデーケーキ祝福に歓喜!!”レッスンでは「マイクの前で⽚⼿で台本を持ってめくったら『それだと紙の⾳をマイクが拾ってしまうのでとダメです』というところから教えていただきました」と全くのゼロからのスタートだったと述懐。完成した作品を⾒ての感想を問うと「アニメから⾃分の声がするということに、違和感というか、恥ずかしいです︕」と苦笑まじりに恥ずかしそうに語っていた。
だが、そんな宮⽥さんの声優ぶりについて、⼩⻄さんは「すごいです。声優さんですよ。俺たちの商売あがったりですよ︕」と絶賛。
「第⼀声からうまいなと思ったのは、ちょっと(会話の相⼿と)距離のあるシーンだったんですが、その距離感をちゃんと出している」と語り、「ジャニーズさんは、絶対に(宮⽥さんを)声優業界に⼊れた⽅がいい︕」とイチオシ︕
M・A・O さんも「⾃分が⼀番最初に声優をやったとき、こんなに上⼿にできたか…︖ と思いまいた」と初めてとは思えない宮⽥さんの演技⼒の⾼さに驚いた様⼦。⼩野さんも「よく声が通りますよね」と宮⽥さんの声優としての適性の⾼さに太⿎判を押していた。
1968 年に放送された伝説的アニメのリブート版への出演という点について、⼩⻄さんは「僕らが作る作品も、さらに 50 年続いてつないでいける作品になればいいなと思っていました。キャラもリニューアルされていたので、これから始まる新しいベムを作れればと思っていました」と振り返る。
M・A・O さんは「最初は『あのベムをですか︖』という気持ちがあったけど、その世代ごとの⾊を⼊れながら作ってくださっていたので、今回のベラなら私にもさせていただけるのかな︖ ご縁があったのかなという思いで、いい緊張感で携われたと思います」と語る。出演が決まった当初は、ベロ役をやるということが「全然ピンと来なかった」という⼩野さんだが、「(オリジナル版と⽐べて)だいぶ変わっていたので、⾃分が思うベロを⼀から作っていき、⼒を抜いて楽に演じさせてもらいました」と語った。宮⽥さんは、ベムの親友のバージェスを演じているが「⼦どもの頃に(オリジナル版を)再放送で拝⾒し、去年の TV シリーズも⾒ていて思ったのは、⼦どもの頃は『怖いな』としか思わなかったけど、⼤⼈になって⾒たらメッセージがあって、世代ごとに捉え⽅が違う作品だなということ。そこに⾃分が⼊るというのは『どうしよう︖』という気持ちでしたが、ジャニーズの先輩である⻲梨(和也)くんが実写ドラマ版をやってて、ジャニーズともつながりある作品なので、頑張らなきゃ︕という思いでした」と作品の魅⼒と思いを⼝にした。
ちなみにバージェスという役は、宮⽥さん⽈く「宮⽥史上最も軽薄な役」とのことだが「裏のある役ということで、僕は裏でも表でもこんな調⼦で裏がないので(笑)、裏がある⼈間ってどういう⼈間かな︖ と考えました。『軽薄ってなんだ︖』『裏があるってなんだ︖』とノートに書いたりして作っていきました。監督にバージェスはどういうキャラクターかを聞いたら『深夜の通販番組のノリ』と⾔われて、全然ピンと来なかったんですけど(苦笑)、やってるうちにだんだんそんな気持ちになってきました」とキャラクターを作っていく過程を明かした。
さらに、この⽇のイベントでは、9 ⽉ 14 ⽇に 32 歳の誕⽣⽇を迎えた宮⽥さんをサプライズで特製ケーキでお祝い︕ 何も知らされていなかった宮⽥さんは、突然現れた巨⼤なケーキに驚きつつ「今年はこういう状況で、近い距離でお祝いしてもらうのは無理かなと思っていたので嬉しいです」と満⾯の笑み。「去年は『⽇本⼀かわいい 31 ちゃい(歳)です』と⾔ってたので(笑)、今年は『⽇本⼀かわいい 32 ちゃい』で頑張りたいと思います︕」と抱負を⼝にしていた。最後に声優陣を代表して⼩⻄さんが「映画のコピーで『ついに願いは叶えられる』とありますが、どういう願いが叶えられるのか︖ みなさんの⽬で確認していただければと思います」と呼びかけ、舞台挨拶は幕を閉じた。
『劇場版 BEM〜BECOME HUMAN〜』は 10 ⽉ 2 ⽇(⾦)より全国ロードショー。
【概要】
タイトル: 『劇場版 BEM〜BECOME HUMAN〜』
公開表記:2020 年 10 ⽉ 2 ⽇(⾦)全国ロードショー
コピーライト:©ADK EM/劇場版 BEM 製作委員会
予告編:https://youtu.be/nqBT4lRiXdA
公式サイト:https://newbem.jp/2020_mv/
公式 Twitter:@newbem2019
製作:劇場版 BEM 製作委員会
【スタッフ】
原作:ADK エモーションズ 監督:博史池畠 脚本:冨岡淳広 キャラクター原案:村⽥蓮爾
キャラクターデザイン・総作画監督:松本美乃 モンスターデザイン:関川成⼈ ⾊彩設計:⽵⽥由⾹
美術監督:⾦⼦雄司 CG ディレクター:磯部兼⼠ ビジュアルエフェクト:森川万貴 編集:村上義典
⾳響監督:⻲⼭俊樹 ⾳楽:SOIL&”PIMP”SESSIONS 未知瑠
主題歌:「unforever」 歌:りぶ 作詞・作曲・編曲:TK(凛として時⾬)
⾳楽制作:フライングドッグ 制作:Production I.G 配給:クロックワークス
【キャスト】
ベム:⼩⻄克幸 / ベラ:M・A・O / ベロ:⼩野賢章
ソニア:内⽥真礼 / ウッズ:乃村健次 / Dr.リサイクル:諏訪部順⼀
ドラコ:⾼⽊渉 / グレタ:伊藤静 / エマ:⽔樹奈々 / バージェス:宮⽥俊哉(Kis-My-Ft2)
マンストール:⼭寺宏⼀
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