
企画趣旨
東北地方太平洋沖地震の壊滅的な被害状況を目の当たりにして、皆さんと同じく何をすべきか考えておりました。今、被災者の方に一番必要なのは、現地での直接的な支援のみで、僕は無力です。音楽も今は無力です。本当に悩みましたが、エンターテイメントを仕事とする僕たちが出来る事は、次に確実に必要となるお金を送る事だと思いました。
そして、今実施するのは、三か月後に「何か必要な物ありますか?」と問いかけた答えが想像出来なかったのです。今回の義援金は、石川の意思で、「少しでも子供たちの成長に妨げにならない」為に使います。TVを見て涙し祈っているのは、被災者の方にとってはただの傍観者でないかと感じ、具体的に動きたいと思いました。
日時:4月2日(土曜日)
受付13:00 開演 15:00 ~18:00
会場:学校法人 文化学院 13F講堂
文化学院アクセスマップ:
http://bunka.gakuin.ac.jp/site/access.html
料金:¥2,000 (当日、入場時に義援金箱に入れて頂く形です。)
発起人
石川智晶
佐藤健一
(現在もFM岩手、FM仙台、ラジオ福島等東北全県でレギュラー番組を持っているラジオパーソナリティ)
田中慎一(MSエンタテインメント 石川担当)
出演予定
石川智晶、松本梨香、May’n、米倉千尋、Lia、石田燿子、鵜島仁文、麻倉あきら、他
※アコースティックライブです。
※ライブ以外に、チャリティーオークションを予定しています。
オークションに関する情報は、石川智晶のオフィシャルブログにて。
http://ameblo.jp/chiakiishikawa/
石川智晶さんメッセージ
東北地方太平洋沖地震」と名のついたこの震災は私たち人間に「受け身」であることを、ただただ教えているのでしょうか?自分さえも救えてない私がチャリティーライブを企画するなど、一体どこからその力が芽生えたのかわかりません。でもそのプロセスはどうでもいいのかもしれません。
多くのイベントが活動自粛の中、その意味は私にもわかります、ですが大事にしてきた音楽が「不謹慎」なのかはそれぞれの感じ方です。
社会の流れと違うところに私の意志はあります。
被災者の方々に「頑張って」という言葉さえネガティブとられるかもしれない時期なのですから。とにかく傍観者であってはならない。私の中にそう叫んでいる人がいます。だから動きます。援助は早い方がいいのです。
今回、集めることができた募金は大きな団体へ預けるというよりは、「見える」ところへ送りたいと思っております。主軸は「子供たちへの教育支援」です。
水に埋もれた絵本、絵の具、砂場、体育館の床、カーテン、ユニフォーム、サッカーボール、ブラスバンドの楽器、桜の木そういったものは私たちが通ってきた大切な宝です。
すべては救えないという現実の中で私はあえて、「子供たち」へと考えております。
佐藤健一さんメッセージ
地元、東北が大変な目に遭っているのに自分は何もしてあげられない、でもラジオで言葉を伝えたりする事や曲で元気をもってもらったり、癒しになったりするだろうな、そんな気持ちで放送をしています。
石川智晶さんには何度も番組にいらしていただき、楽しい場面をご一緒させていただきました。
本来私達は皆さんに楽しんでいただく場面を創る仕事です。今出来る事は、今自分ができる事で皆さんに楽しみを持っていただき、少しでも被災地の手助けになれば、と賛同いたしました。そんな空間をご一緒しましょう。
秋田、岩手、仙台には39年間住みました。故郷が大変な目に遭っていても立ってもいられない気持ちです。こんな時何をしてあげられるか、それは行動するしかないと思います。
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