「GOTHAM/ゴッサム<ファースト・シーズン>」コンプリ―ト・ボックス遂に発売!全米ではセカンド・シーズン放映直前!‏

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人気の海外TVドラマシリーズ「GOTHAM/ゴッサム<ファースト・シーズン>」ブルーレイ&DVD コンプリ―ト・ボックスが現在、絶賛発売中。さらに、DVDレンタル、デジタルセルレンタルも開始されている。

「GOTHAM/ゴッサム<ファースト・シーズン>」は、当初、全16 話の放映予定だったのが、2014年9月22日に放映されるや、高視聴率を稼ぎ、急遽、拡大製作が決定、22話まで製作・放映されているほどの人気作である。そして、視聴者の期待を裏切らず、怒濤の展開でファースト・シーズンは幕を閉じた。

混迷必至の犯罪都市ゴッサムに光は差すのか?「GOTHAM/ゴッサム」ファースト・シーズンには、たくさんの謎が散りばめられている。セカンド・シーズンでは、そうした謎と秘密が明かされつつ、さらなる悪人たちが登場し、混迷を深めていくゴッサム・シティが描かれそうだ。アメコミニュース「GOTHAM/ゴッサム」編・最終回は、その注⽬ポイントを紹介しよう。

■さらなる悪役の登場
セカンド・シーズンで最も注⽬されているのは、やはり悪役だ。ファースト・シーズンは、ペンギン、エドワード・ニグマ、アイビーやキャットのほか、スケアクロウになるであろうキャラクターたちが登場。さらに、後半では後にジョーカーとなると噂されるサーカスの少年ジェロームも加わった。純朴そうな少年がニヤリと笑うシーンは、狂気を感じさせる戦慄の瞬間だった。

ファースト・シーズンは、そうした名悪役たちがハイペースで登場していた。セカンド・シーズンでは、悪役の登場ペースや犯罪の規模もさらに加速していく。なにせ、現在、米国で流されているセカンド・シーズンの予告には「GOTHAM」という題名の下に大きく、”RISE OF THE VILLAINS(悪役の台頭)”という文字が映し出されているくらいだ。ちなみに、悪人を意味する「VILLAIN(ヴィラン)」は、もともとはラテン語から派生し、小説や演劇で、主人公=ヒーローに対する敵(かたき)役の総称として定着してきた言葉だ。ゴードンはそうした悪役たちを相手に、新登場の悪役も加わり、さらに過酷な戦いを強いられることになる。余談だが、「GOTHAM」セカンド・シーズンの広告⽤ヴィジュアルイメージは、ゴードンを中心とした主要キャラクター勢揃いの構図になっている。その全体のシルエットがコウモリになっているのがミソだ。

このセカンド・シーズンで重要なポジションに来ると噂されているのが、実業家で大富豪のテオ・ギャラヴァン(ジェームズ・フレイン)。彼はゴッサム・シティの救世主として名乗りを上げる。その彼の妹タビサ(ジェシカ・ルーカス)の正体は、DC コミックスのいくつものシリーズに登場しているティグレスという悪役キャラクター(※コミックスではトラ縞のコスチュームをまとっている)。セカンド・シーズンでは、このギャラヴァン兄妹が、表向きは市政に協力しながら、その裏で企てる犯罪が描かれていくようだ。

なお、テオ役のジェームズ・フレインは英国出身。米国のTVドラマでは「24 -TWENTY FOUR-」、「クローザー」、「FRINGE/フリンジ」、「THE MENTALIST / メンタリスト」など、多くのドラマに出演している。特に「24 -TWENTY FOUR-」シーズン4 では、ポール・レインズ役で10 エピソードに出演しており、海外ドラマファンなら見覚えのある人も多いだろう。また、妹役のジェシカ・ルーカスはハイチ系カナダ人。映画は『クローバーフィールド/HAKAISHA』(08)や『ポンペイ』(14)、TV ドラマでは「CSI:科学捜査班」などに出演している。

■熟練の脚本スタッフ
シリーズを構成しているのは製作総指揮のブルーノ・へラーだが、その彼を支えているのが脚本家たちだ。シリーズには10人の脚本家が参加している。その中から、数人を紹介しよう。まず、本シリーズのプロデューサーも務め、最も多い5エピソードを執筆しているジョン・スティーブンス。彼は「ゴシップガール」、「The OC」のプロデューサーも務めたベテランで、多くのキャラクターが登場する集団ドラマを得意としている。⼆⼈⽬は4エピソードを執筆しているケン・ウッドラフ。ウッドラフは「THE MENTALIST/メンタリスト」でストーリー・エディターを務め、犯罪物を得意にしている。この二人の参加作品を調べると、アメコミ作品やSF、アクション作品はほとんどなく、それが逆にゴッサム・シティと犯罪ドラマにリアリティを与えているのだろう。このほか「スーパーナチュラル」のベン・エドランド、すべての「CSI」シリーズに参加しているダニー・キャノンなど、実力派揃いなのが本作の強みなのだ。

■ゴッサム・シティの行方
最後に本シリーズの舞台となるゴッサム・シティの行方にも注目したい。ファースト・シーズンでは、ドン・ファルコン(ジョン・ドーマン)とドン・マローニ(デヴィッド・ザヤス)の抗争、アーカム精神病院の建設問題、会社の経営腐敗に取り組むブルース・ウェイン少年が描かれた。急進派の検事ハービー・デントも登場した(彼も将来は犯罪者トゥー・フェイスになってしまう運命にある!?)。一定の秩序があったゴッサムの裏社会に抗争が起きることを予感させる状況の中、主人公ジム・ゴードンと、相棒のハービー・ブロックは、この非常事態にどう立ち向かっていくのか。そして、多くの犯罪者は何を企むのか?セカンド・シーズンの展開も目が離せないといえるだろう。「GOTHAM/ゴッサム」セカンド・シーズンの米国放送は9月21日からスタートする。一刻も早い日本登場を期待したい。

Text:岸川靖



「GOTHAM/ゴッサム<ファースト・シーズン>」
コンプリート・ボックス発売中!
ブルーレイ(4 枚組)¥16,200+税 / DVD(11 枚組)¥14,300+税
DVD レンタル中/デジタルセル・レンタル配信中
発売・販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
(C) 2015 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
公式サイト:gotham-tv.jp

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