シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2022 『ぼくのデコ 23歳のヴァンパイア兄貴』予告篇&新規場面写真 解禁

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

1968年に創設された「シッチェス映画祭」は、スペイン・バルセロナ近郊の海辺のリゾート地シッチェスで毎年10月に開催されている映画祭。SF、ホラー、サスペンスなどのジャンル映画に特化した「世界三大ファンタスティック映画祭」の1つであるとともに、国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭であるため世界でも権威のある国際映画祭です。

「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション」は、シッチェス映画祭で上映された作品の中から厳選した作品を日本で上映する、シッチェス映画祭公認の映画祭。日本のホラーファンからの熱狂的な支持を集めてきました。そして、今年も「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2022」の開催が決定!今年で9回目を迎え、東京はヒューマントラストシネマ渋谷だけでなく、初の試みとして池袋HUMAXシネマズとの2劇場同時開催が決定しました!そのほか名古屋:シネマスコーレ、大阪:シネ・リーブル梅田、京都:アップリンク京都、さらに兵庫:CinemaKOBEも今年初参戦!10月より全国開催いたします!

 

北欧ホラー名作がコメディに…!?だめだめニートなヴァンパイアが巻き起こす珍騒動!

 

コメディ色が強い作品が並ぶ今年のラインナップの中でも、一際ふざけた邦題が目を引く『ぼくのデコ 23歳のヴァンパイア兄貴』は、過去にシッチェス映画祭で金賞受賞した名作『ぼくのエリ 200歳の少女』をオマージュしたアイルランド産ホラーコメディ。

 

スーパーで働くティーンエイジャーのマットが仕事に向かおうとしたところ、姿を現した兄のデコ。無職でジャンキーのため家を追い出されたデコとの再会を疎ましく思うマットだったが、何やら日光やニンニクを嫌がるなど挙動不審。なんと、昨夜のパーティで女性に噛まれたことから、ヴァンパイアになっていたのだ!デコの命を狙うものが現れ、さらに街中にヴァンパイアが蔓延る中、マットは兄を生かすべきか、殺すべきか?究極の選択に頭を悩ませることに…。

 

『Let the Wrong One In』という原題も『ぼくのエリ 200歳の少女』の英題『Let the Right One In』をもじっており、予告篇に恋人がヴァンパイアだという中年のおじさんが登場するなど、どこか『ぼくのエリ』を彷彿とさせる設定も?しかしテイストは180度異なり、ヴァンパイアになっても役立たずな兄のキャラクターに、くだらないギャグの数々など、どこまでもアホくささが楽しめる。

 

やりすぎな描写がとにかく笑える『道化死てるぜ!』監督最新作!

 

子どもたちのいたずらによって命を落としたピエロの復讐を、ブルータルだがどこか笑える殺戮シーンのオンパレードで描いた『道化死てるぜ!』のコナー・マクマホン監督の最新作であり、そんなユニークな描写は『ぼくのデコ 23歳のヴァンパイア兄貴』でも健在。

 

この度、解禁された予告篇でも、デコが尋常ならざる量の血をマットの顔面めがけて噴射したり、『シャイニング』の名シーンを思わせるオマージュが盛り込まれていたり、マットが放ったガーリック臭のゲップにヴァンパイアが苦しんだりと、見ていて笑顔になってしまうようなシーンてんこ盛りのやりたい放題!挙句の果てには、何かが空を飛んでいるような一幕も…一体何が起こっているのか?

 

 

 

 

 

『パラミドロ

★美女ハイカーにはご用心!心理バトルが交錯するアップテンポなロードホラー

 

ライドシェアでひとつのバンに乗り合わせた4人の男女が、峠越えの途中で怪我を負った女性ハイカーに遭遇。病院に運ぼうとしたことから命の危険と向き合うハメになるハイテンションなロードホラー。生き残るためのルールは「決して彼女の隣に座ってはいけない!」。ストレートなグロ描写に加えて、ミソジニーを抱えた古風な男性とパワフルな女性たちの心理バトルが同時進行。裏テーマ的に現在のジェンダー問題も織り込んだ野心作。

○監督:ラウル・セレッソ、フェルナンド・ゴンザレス・ゴメス

○出演:ラミロ・ブラス、セシリア・スアレス、パウラ・ガジェゴ

○原題:THE PASSENGER 2021年/スペイン/90分

© 2021 Person´s Films/la Dalia Films

 

『ヴィーガンズ・ハム

★人狩り行こうぜ!! 肉屋夫婦のヴィーガン狩りを描く痛快コメディ

 

コメディアン出身のファブリス・エブエが監督と主演を兼ねたブラックコメディ。ヴィンセントとソフィーは結婚30年。すっかり倦怠期に陥り、家業である肉屋の経営も厳しい。ある日、店がヴィーガンの活動家たちに荒らされ、ヴィンセントが犯人の一人を殺してしまう。死体処理に困ったヴィンセントはハムに加工するが、ソフィーの勘違いで店頭に出すと図らずも人気商品に……。戦慄の人間狩りと夫婦愛を両立させた不謹慎な笑いが満載。

○監督:ファブリス・エブエ

○出演:マリナ・フォイス、ファブリス・エブエ、ジャン=フランソワ・キエレイ、リサ・ド・クート・テイシェイラ

○原題:BARBAQUE 2021年/フランス/87分

©  2021 – Cinéfrance Studios – TF1 Studio – Apollo Films Distribution – TF1 Films Production – Chez Félix Cinéfrance SAS – Cinéfrance Plus – Cinéfrance 1888

 

 

『呪われた息子の母 ローラ

★『ハロウィン KILLS』A・マティチャック主演 母子の8年に渡る逃亡劇

『ザ・カナル 悪魔の棲む場所』(別題:運河の底)のアイヴァン・カヴァナー監督がカルト集団に追われる親子の恐怖を描く。カルト教団から逃げ出して8年が経ち、シングルマザーとして息子デイヴィッドを育てていたローラ。ところが教団信者に襲撃され、それ以降デイヴィッドは謎の奇病で苦しめられる。やがて明かされる、ローラが封印していた衝撃の真実とは? 『ハロウィンKILLS』のマティチャックが狂気スレスレの母親を熱演。

 

○監督:アイヴァン・カヴァナー

○出演:アンディ・マティチャック、エミール・ハーシュ、ルーク・デイヴィッド・ブラム、クランストン・ジョンソン

○原題:SON 2021年/アイルランド、アメリカ、イギリス/98分

© AMN Productions LTD. t/a Park Films / Elastic Film Entertainment Ltd / Belladonna Productions Inc. 2020

 

 

『ゾンビ・サステナブル

★ゾンビで栄養補給!ハイテンションな世紀末バイオレンスアクション

『サイバー・ゴースト・セキュリティ』のキア・ローチ=ターナー監督が、『マッドマックス』とゾンビ映画をミックスさせた2014年のデビュー作『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』と同じ世界観で新章を描く世紀末バイオレンスアクションホラー。人類の大半がゾンビ化した近未来のオーストラリアで、悪らつなボスに反旗を翻した兵士リースと反乱軍が、ゾンビウィルス治療のカギを握る少女を救出する危険なミッションに挑む。

○監督:キア・ローチ=ターナー

○出演:ルーク・マッケンジー、ジェイク・ライアン、ビアンカ・ブレイディ、ジェイ・ギャラガー

○原題:WYRMWOOD APOCALYPSE 2021年/オーストラリア/90分

© 2021 WYRMWOOD PRODUCTION HOLDINGS PTY LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

 

 

『ビハインド・ザ・ドア 誘拐

★突然、拉致監禁され逃げ惑う少年たち…誘拐犯の正体とは?

何者かに拉致されてしまった12歳のボビーとケヴィン。ボビーは放り込まれた車のトランクからからくも逃げ出すが、人里離れた屋敷からケヴィンの悲鳴が聞こえてくる……。スタンリー・キューブリックの『シャイニング』やリチャード・ドナーの『グーニーズ』をこよなく愛する監督コンビが、ジュブナイルものと絶叫ホラーを融合。斧を振り回して襲いかかる誘拐犯と、背後にうごめく謎の組織の陰謀。果たして2人を襲った者の正体とは?

 

○監督:デイヴィッド・シャルボニエ、ジャスティン・パウエル

○出演:ロニー・チェイヴィス、エズラ・デューイ、クリステン・バウアー・ヴァン・ストラテン

○原題:THE BOY BEHIND THE DOOR 2020年/アメリカ/88分

©2021 TBBTD LLC

 

 

『ぼくのデコ 23歳のヴァンパイア兄貴

★ヴァンパイアになった兄を生かす?殺す?究極の二択を描くホラーコメディ

 

 

奇想天外な殺戮ショーで2012年のシッチェス映画祭を沸かせた『道化死てるぜ!』のコナー・マクマホン監督が贈るホラーコメディ。スーパーマーケットで働くティーンエイジャーのマットに驚天動地の事実が発覚。なんと兄のデコがヴァンパイアになってしまったのだ! マットは兄を生かすべきか、それとも杭を打ち込んで滅ぼすべきかの二択に引き裂かれるハメに。原題は『ぼくのエリ 200歳の少女』の英語タイトルをもじったパロディ。

 

○監督:コナー・マクマホン

○出演:カール・ライス、アンソニー・ヘッド、オーエン・ダフィ、ヒルダ・フェイ

○原題:LET THE WRONG ONE IN  2021年/アイルランド/96分

© 2021 Workshed Films Ltd.

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