『ウエスト・サイド・ストーリー』 4月4日は「トランスジェンダーの日」。米国ミュージカル史上初のトランスジェンダー役を演じたアイリス・メナスのインタビュー映像が解禁

 

【STORY】

夢や成功を求め、多くの移民たちが暮らすニューヨークのウエスト・サイド。だが、貧困や差別に不満を募らせた若者たちは同胞の仲間と結束し、各チームの対立は激化していった。ある日、プエルトリコ系移民で構成された“シャークス”のリーダーを兄に持つマリアは、対立するヨーロッパ系移民“ジェッツ”の元リーダーのトニーと出会い、一瞬で惹かれあう。この禁断の愛が、多くの人々の運命を変えていくことも知らずに…。

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社(東京都港区)は、本年度アカデミー賞Ⓡ助演女優賞受賞、ゴールデングローブ賞3部門受賞した珠玉の名作『ウエスト・サイド・ストーリー』を、2022年5月18日(水)にブルーレイ+DVDセットと4K UHDを発売いたします。※3月30日(水)デジタル配信開始(購入)、4月13日(水)デジタル配信開始(レンタル)

 

本年度アカデミー賞Ⓡ助演女優賞受賞、ゴールデングローブ賞3部門受賞!

巨匠スティーブン・スピルバーグ監督が<伝説>のミュージカルを映画化!!

スティーブン・スピルバーグ監督が、「ロミオとジュリエット」をモチーフにした伝説のミュージカル「ウエスト・サイド物語」を念願の映画化!舞台は多くの移民たちが暮らす1957年のニューヨークのウエスト・サイド、そこでの社会の分断を乗り越えようとした“禁断の愛”の物語を、数々の名曲とダイナミックなダンスと共に描きます。繰り広げられる移民同士の凄まじい抗争、その中で恋に落ち惹かれ合ってしまったマリアとトニー、多くの人々の運命を変えていく“禁断の愛”ー今の時代にも通ずる、“異なる立場を越えて、私たちは手を取り合えるのか?”というメッセージを強く訴えかける、感動のミュージカル・エンターテイメントです!
この珠玉の名作『ウエスト・サイド・ストーリー』は、全米初登場No.1、国内でも初週末に洋画No.1となり大ヒットし、さらに本年度のゴールデングローブ賞では主要部門で3冠を獲得、アカデミー賞®7部門ノミネート、アニータ役のアリアナ・デボーズが助演女優賞受賞という快挙を成し遂げています。

 

 

約3万人のオーディションから選ばれた期待の新星レイチェル・ゼグラーをはじめ、豪華キャスト達が切ない愛の物語を熱演!吹替え版には宮野真守など超人気声優が担当!!

主人公トニーを演じるのは「ベイビー・ドライバー」(17)などで若手トップスターの地位を築いたアンセル・エルゴート。マリア役は約3万人ものオーディションから選ばれたレイチェル・ゼグラー。本作でナショナル・ボード・オブ・レビューで主演女優賞、ゴールデングローブ賞の主演女優賞にも輝いたハリウッド期待の新星です。また、「ウエスト・サイド物語」(61)でアニータ役を演じアカデミー賞®も受賞したリタ・モレノもバレンティーナ役で出演し、映画ファンを歓喜させています。そして、日本語吹替え版は、19年のミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」でもトニー役を演じた宮野真守や、20年の同ミュージカルでリフ役を演じた小野賢章、「テニスの王子様」や「呪術廻戦」などの人気アニメでも知られる諏訪部順一がベルナルド役を演じるなど、実力と人気を兼ね備えた豪華声優陣も大きな話題となりました。

 

ファン垂涎!スピルバーグ監督とスタッフ、キャストが一心同体、充実のボーナス・コンテンツを収録!

ブルーレイには、スピルバーグやスタッフ、キャストたちが一心同体となって撮影に挑んだ、90分以上にも及ぶまるで1本の映画のような貴重な「メイキング・オブ『ウエスト・サイド・ストーリー』」や、16曲もの名曲の数々が楽しめる「ソング・セレクション」をボーナス・コンテンツとして収録(デジタル配信(購入)にも一部収録)。世界の巨匠スティーブン・スピルバーグ監督が念願の映画化、珠玉の名作『ウエスト・サイド・ストーリー』を、ぜひブルーレイ+DVDセットやデジタル配信でお楽しみください!

 

 

スティーブン・スピルバーグ

1946年、米シンシナティ生まれ。史上トップの興行成績を誇り、かつ、60年に渡り10年毎に各年代でアカデミー賞®監督賞にノミネートされた史上初の映画監督。まさに”生きる伝説”と呼ばれ、3度のアカデミー賞®受賞、ケネディ・センター名誉賞、映画芸術科学アカデミーから贈られたアーヴィング・G・タルバーグ賞、2015年にバラク・オバマ大統領から受勲した大統領自由勲章など、彼が受けた栄誉は数知れない。
1971年、「刑事コロンボ」(68)で監督を務め、同年、TV映画として撮った「激突!」(71)が評価され、海外では劇場公開、正式な劇場公開デビュー作となる。そして「続・激突!カージャック」(74)がカンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した後、「ジョーズ」(75)、「未知との遭遇」(77)、「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」(81)、「E.T.」(82)を送り出し、大ヒットメーカーの地位を確立した。「ジュラシック・パーク」(93)など映像の革命者としても知られつつ、「カラー・パープル」(85)など人間ドラマでの演出力も発揮し、「シンドラーのリスト」(93)では念願のアカデミー賞®監督賞、作品賞を受賞。1994年に映画会社「ドリームワークス」を設立、「プライベート・ライアン」(98)では2度目の監督賞受賞を果たす。

 

●最も圧倒的なプレッシャーを感じた作品

スピルバーグは、『ウエスト・サイド・ストーリー』の製作を振り返り、「この映画はおそらく私のこれまでのキャリアの中で最も圧倒的なプレッシャーを感じた作品だと言えます。「ウエスト・サイド物語」は、ほぼ間違いなく、舞台のために作られた音楽の中で最も偉大な音楽であり、その事実を私たち全員がしっかりと受け止めていましたからね」と語る。ミュージカル「ウエスト・サイド物語」は、アメリカ文化のシンボルそのものであり、1957年にブロードウェイで上演されて以来ずっと、世界中の人々にも幅広く愛され、何度も繰り返し、世界中の国々でプロアマ問わずリバイバルされ続けている作品。さらに、ロバート・ワイズとジェローム・ロビンスが監督した1961年の映画「ウエスト・サイド物語」は記念碑的とも言えるほどの成功を収めており、スピルバーグがこの映画をリメイクすることに興味を持っているという話は、数年にわたってハリウッドとブロードウェイで噂になり、彼が「ウエスト・サイド物語」をいかに愛しているかという話はすでに広く知られている事実だった。

 

●キャスティングの重要性

製作に向け動き始めた頃、スピルバーグは、キャスティングを先導したシンディ・トランに「この映画を作ることができるかどうかは、唯一、適切なキャスティングができるかどうかにかかっている」と熱弁。撮影開始の1年前にオーディションが開催された。
主役のトニーについて、スピルバーグは「難しいキャラクター」と語り、彼らが1年かけてトニー役を探していたところにアンセル・エルゴートとの出会いがあった。「この役を演じたいということに関しては、考えるまでもなかったよ」と語り、どうしてもトニー役が欲しく、何度もテープを送り練習を続けた彼は、スピルバーグに「素晴らしいパワーと脆さを併せ持っている」「トニーを作り上げる方法をアンセルは見いだしている」と高く評価され、晴れてトニー役を手に入れた。
ヒロインのマリア役を演じたレイチェル・ゼグラーについて、トランは「きっとスティーブンは彼女を見たら反応を示すに違いないと、私にはピンときました。彼女があの役柄にピッタリなことは明白でしたが、彼女が絶対に間違いなく適役かどうかを見極めるには1年を要しています」と振り返る。3万人以上のオーディションからマリア役に選ばれ、本作で初の映画デビューを果たしたレイチェルは、ディズニーが制作する実写版『白雪姫』で主人公を演じることも発表された。
アニータとベルナルドのキャスティングも同じくらい重要であり、トランは「この2人の役柄を私たちは探し続けました・・・それはとても長いプロセスでしたね。スティーブンが思い描いているあの人物像を満たせる上に、しかも歌えて踊れて演じることのできる完璧なベルナルドを探すのには本当に苦労しました」と語る。デヴィッド・アルヴァレスを見つけたトランは、フェイスブックやインスタグラムやツイッターといった色々なデヴィッドのアカウントにメッセージを送り続け、彼のテープを見たトランやスピルバーグは「ベルナルドを見つけたわ」「うん、これはベルナルドだ」と興奮したと言う。アニータを演じるアリアナ・デボーズは「今でも覚えているけれど、あれは絶対に私向きの役ではないって思っていたのよ」と、最初は参加することを躊躇していたとのこと。母が白人で、スペイン語をあまりうまく話せない彼女は、プエルトリコ人のコミュニティの一員だという実感を持つことができず、しかし映画の制作を通して「自分自身を受け入れることができた」と語っている。本年度アカデミー賞®で助演女優賞を見事獲得。
映画「ウエスト・サイド物語」のアニータ役でアカデミー賞®助演女優賞を受賞したリタ・モレノは、本作でトニーが働く店の店主バレンティーナ役で登場する。製作総指揮も務めるモレノだが、同じく製作総指揮のトニー・クシュナーが、本作での新たなキャラクターを彼女に演じてもらうことをスピルバーグに提案すると「なんて素晴らしいアイデアだ!」とこの上なく胸を躍らせ、彼女のキャスティングにより、1作目の映画と今回の映画に“生きた繋がり”を持たせることとなった。

 

<スタッフ>
監督:スティーブン・スピルバーグ
製作:スティーブン・スピルバーグ、
クリスティ・マコスコ・クリーガー、
ケヴィン・マッカラム
製作総指揮:リタ・モレノ、ダニエル・ルビ、
アダム・ソムナー、トニー・クシュナー
舞台劇原案・原作:アーサー・ローレンツ
脚本:トニー・クシュナー
撮影:ヤヌス・カミンスキー
プロダクション・デザイナー:アダム・ストックハウゼン
編集:マイケル・カーン、サラ・ブロシャー

振付原案:ジェローム・ロビンス
振付:ジャスティン・ペック
作詞:スティーブン・ソンドハイム
作曲:レナード・バーンスタイン
指揮:グスターボ・ドゥダメル
劇考案・監督・振付:ジェローム・ロビンス
音楽製作総指揮:マット・サリヴァン
ボーカル・プロデューサー監修:ジーイーン・テオーリ

 

<キャスト> ( )内は日本版声優
トニー:アンセル・エルゴート(宮野 真守)
マリア:レイチェル・ゼグラー(藤原 夏海)
アニータ:アリアナ・デボーズ(田村 睦心)
ベルナルド:デヴィッド・アルヴァレス(諏訪部 順一)
バレンティーナ:リタ・モレノ(塩田 朋子)
クラプキ巡査:ブライアン・ダーシー・ジェームズ(後藤 光佑)
シュランク警部補:コリー・ストール(津田英佑)
リフ:マイク・フェイスト(小野 賢章)
チノ:ジョシュ・アンドレス・リベラ(鍛治本 大樹)
エニーボディズ:アイリス・メナス(山本 和臣)

 

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