【以下プレスリリース文掲載】
没後400年以上を経て、今もなお愛され続ける幾多の名作を世に送り出した英国の偉大な文豪、ウィリアム・シェイクスピア(1564年-1616年)。
『シェイクスピアの庭』は、『ヘンリー八世』上演中にグローブ座を焼き尽くした大火災の後に断筆し、故郷ストラットフォード・アポン・エイヴォンで過ごした彼の知られざる最期の日々を、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身で、舞台はもちろん、『ヘンリー五世』『から騒ぎ』『ハムレット』など映画でもシェイクスピア作品と深く関わってきたケネス・ブラナーによる監督・主演の映画です。
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため公開延期となっていたBunkamuraル・シネマにつきまして、明日3月11日(水)より公開が決定いたしました。
(※横浜シネマ・ジャック&ベティでは3/6より公開中)
そして、このたび、稀代のシェイクスピア俳優であるケネス・ブラナーが、特殊メイクによってシェイクスピアへと変貌していく過程を垣間見ることができる貴重なメイキング映像が到着しました!
ケネス・ブラナーといえば、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身で、10代の頃からシェイクスピアに魅了されてきた生粋のシェイクスピア俳優。数々の舞台・映画でシェイクスピアの戯曲を演じてきました。今回満を持して自らがシェイクスピアを演じるにあたり、「神格化したシェイクスピアではなく、あくまでも生身の人間として描く」ことに注力したというブラナー。情熱とロマンに溢れ、知的活力がみなぎる戯曲を書くことができる作家を、家族がいて社会に居場所があることに感謝する一人の人間として描こうと考えたと語っています。
役作りにおいては、ロンドンのナショナル・ポートレイト・ギャラリーにあるチャンドス肖像画を参考にしたといい、「あの肖像画を何度も見にいくうちに、ウィリアム・シェイクスピアの魂がそこにある気がしてきたのです。見た目を再現することが彼を存在させることになり、私を知っている観客には私を感じさせないことが、実際の彼に近づくことになると考えました。広い額、縮れて波打つ髪、髭、細長い鼻……、できるだけ同じ外見にしようとしました」とブラナーは語っています。
このたび解禁となるメイキング映像内では、ブラナーがシェイクスピアへと変貌していく特殊メイクの過程とともに、「ケネスは誰よりも上手にシェイクスピアを演じた。まるで生き写しだわ」と確信を込めてコメントする年上の妻アンを演じたジュディ・デンチと、「シェイクスピアを演じた俳優は大勢いるが、現代の俳優ではブラナーが一番だ」と太鼓判を押すサウサンプトン伯爵役のイアン・マッケランの姿が収められています。
監督:ケネス・ブラナー
脚本:ベン・エルトン
出演:ケネス・ブラナー、ジュディ・デンチ、イアン・マッケラン、キャスリン・ワイルダー、リディア・ウィルソン
2018年/イギリス/英語/101分/シネスコ/原題:ALL IS TRUE
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公式サイト:http://hark3.com/allistrue/
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3月11日(水)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次公開
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