マイクロソフトは9月8日、恵比寿ガーデンホールにて「Xbox 360 Media Briefing 2010」を開催し、日本市場における取り組みと、今後発売予定のソフトウェアラインナップなどが紹介された。注目される『Kinect』の発売情報や、Xbox 360版『FF13』など様々な発表が行われた。
イベントが始まると、マイクロソフト執行役常務 ホーム&エンターテイメント事業本部長の泉水敬氏が登壇し、今年の年末で5周年を迎える「Xbox 360」の今後の展開が紹介された。9月9日から販売が開始される4GBの新型「Xbox 360」や、今後発売されるタイトルの紹介が行われた。秋から来年の春に展開されるタイトルラインアップは100本を越えるとのことで、この数は昨年の同時期と比較すると約2倍の数になっている。『Halo:Reach』『MASS EFFECT2』『デッドライジング2』などの大型タイトルが多数紹介された。
続いて、泉水氏に代わり、スクウェア・エニックスの橋本真司氏が登壇。今後の展開について説明がされた。
『コール オブ デューティ ブラックオプス』の日本語吹き替え版トレイラーの上映や、スプリントアクションシューター『ガン★ロコ』、マインドハックシューティングゲーム『マインド ジャック』、ドラマチックアクションシューター『フロントミッション エボルヴ』の紹介、中でも注目を集めたのは、既に海外で発売されている『FINAL FANTASY XIII 』が日本版発売が決定したという発表。日本の多くのユーザーたちの声を受け、「アルティメットヒッツ インターナショナル」として発売するとのこと。
ここでプロデューサ―の北瀬佳範氏が登場し、本作の説明が行われた。
Xbox 360版『FINAL FANTASY XIII 』にはイージーモードが搭載されており、ライトユーザーに向けに難易度調整がされていることを発表。さらに特典として、国内外で使用された全てのキ―ビジュアルを収録した「FINAL FANTASY XIII -corridor of memory-」と、本編のアフターストーリーが描かれた短編小説「FINAL FANTASY XIII -Episode i-」が付いてくることを明らかにした。
スクウェア・エニックスの発表の後、いよいよ今回の目玉とも言える、新デバイス『Kinect』の発表に。
デモンストレーションとしてセガから発売される『ソニック フリーライダーズ』を使って、泉水氏とKaitoくんによる対戦プレイが行われた。勝敗は残念ながら泉水氏の完敗に終わった。
気になる発売日は、2010年11月20日に決定!!
さらに『Kinect』は3種類のラインアップが用意されていることを明らかにした。
「Kinect 」単品が1,4800円(税込)、「 Xbox 360 4GB + Kinect」が29,800円(税込)、そして、「Xbox 360 250GB + Kinect (スペシャル エディション)」が39,800円(税込)が初回生産限定でリリースされることが明らかにした。これらの商品には『Kinect アドベンチャー!』が標準で同梱される。
そして『Kinect』の隠しタイトルとして東北大学、川島隆太教授の監修の『体で答える新しい脳トレ』がスタッフの女性によるデモプレイを交え併せて見ることが出来た。
発表会の最後に、既に海外では使用されている映像配信ツール『ZUNE』が紹介された。XboxLIVEで動画を1080pハイビジョン、5.1chサラウンドでレンタル&購入して観ることができるものとなっている。
発表会終了後、『Kinect』を実際に体験するコーナーが設けられており、筆者も体験することができた。
全くの初体験なので少し戸惑いはあったものの、かなり直感的に操作できるので、。周りにオーディエンスが大勢いたので若干の照れがあったが、自分の動きがそのままゲームに反映されるのはとても新鮮だった。短いプレイ時間ではあったが大きな可能性を感じることができた。今回の発表では脳トレを始めとする、ライトユーザーも楽しめるパーティー系のゲームが多かったが、今後もっとコアゲーマーに向けたタイトルが発表されることを期待して待ちたい。
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