AKB48の渡辺麻友が主演・涼浦ナツキ役の声優を務める、11月10日公開のアニメーション映画『ねらわれた学園』の完成披露試写会が10月19日(金)に開催された。舞台挨拶では渡辺麻友に加え、ナツキの幼なじみ・関ケンジ役を務めた声優の本城雄太郎と中村亮介監督も登壇し、本作の見どころを熱く語った。
舞台挨拶では渡辺さんが本作の主題歌である「サヨナラの橋」を歌う場面も初披露され、桜の紙吹雪が舞い散る中、しっとりと歌い上げ、会場はおおいに盛り上がった。
<渡辺麻友>
ナツキちゃんは明るく元気で、運動神経抜群な女の子です。私は運動が苦手なので役とかけ離れているなと思ったのですが、アフレコのときはナツキちゃんに近づけるように元気いっぱいに演じました。映像がどのシーンもすごく綺麗で、忘れていた大切な何かを思い出させてくれるようなメッセージが込められています。ナツキがケンジに想いを伝えるシーンはとてもこだわって演じたので印象に残っていますね。
<本城雄太郎>
ケンジは毎日楽しく生きているような子なので、そこを上手く表現できるように練習しました。この映画は映像と同じくらい音楽が本当に素敵です。僕は男子校の高校生なので、(映画のように)女子がいる学校は憧れますね。あと青春っていいなって感じました。
京極と初めて出会うシーンはとても綺麗なので、印象に残っています。あの桜のシーンは鎌倉の長谷寺が舞台で、先日僕も行ったのですがすごくいい場所でした。みなさんも鎌倉に遊びにいってみてください。
<中村亮介監督>
渡辺さんも本城くんも演じた役とかけ離れてるとお話ししていましたが、僕は二人の中にナツキっぽいところ、ケンジっぽいところがあったと思っています。アフレコはすごく長かったのですが、二人ともすごく頑張ってくれました。素晴らしいキャスト素晴らしいスタッフに巡り合えてこの作品が出来上がりました。みんなの想いが皆さんに届けばいいなと思います。
『ねらわれた学園』
11月10日(土) 全国ロードショー!
【STORY】
古都・鎌倉の中学校。2年に進級したケンジと、幼なじみでケンカ友達のナツキ、そして密かに気になる存在のカホリ。どこにでもあるありふれた日常の中、ナツキやケンジたちの前に現れた、京極という少年。謎めいた転校生・京極の存在が14歳の少年少女たちの心と身体、学園の空気を危うげに揺り動かしていく。
原作:眉村卓(講談社 青い鳥文庫所載)
監督:中村亮介(「魍魎の匣」「走れメロス」)
配給:松竹
制作:サンライズ(「境界線上のホライゾン」「アクセル・ワールド」ほか)
主題歌:渡辺麻友
オープニングテーマ:supercell
公式サイトURL:www.neragaku.com
Twitter:neragaku
(C)眉村卓・講談社/ねらわれた学園製作委員会
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