4月20日公開 映画『辰巳』本予告&新スチール解禁

【STORY】

裏稼業で働く孤独な辰巳(遠藤雄弥)は、ある日元恋人・京子(龜田七海)の殺害現場に遭遇する。一緒にいた京子の妹・葵(森田想)を連れて、命からがら逃げる辰巳。片や、最愛の家族を失い、復讐を誓う葵は、京子殺害の犯人を追う。生意気な葵と反目し合いながらも復讐の旅に同行することになった辰巳は、彼女に協力するうち、ある感情が芽生えていくーーー。

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

2016年に公開された『ケンとカズ』から8年、多くの映画ファンの度肝を抜いた小路紘史監督、待望の最新作『辰巳』(たつみ)が2024年4月20日(土)より、渋谷ユーロスペースほか全国順次公開いたします。
『ケンとカズ』は劇場公開の前年である2015年の第28回東京国際映画祭<日本映画スプラッシュ部門>にて作品賞を受賞したほか、将来性のある新人監督を選出して贈る2016年度の「新藤兼人賞銀賞」を受賞するなどし、劇場公開後はインディペンデント映画でありながら、その作品評価の高さから上映期間が2度延長されるなどロングラン上映となった作品です。あれから8年。鮮烈なデビューを果たした小路監督が再び新たなノワール作品を作り上げました。

映画は、日本のリアルな裏社会を描きながら、“日本的”なものを極力排除した無国籍ムードを全編に漂わせ、アウトローたちの慟哭とロマンが胸を打つ、日本映画の枠を拡げる可能性を秘めた、これまで誰も観たことのない“ジャパニーズ・ノワール”となっています。

裏稼業で働く孤独な辰巳(遠藤雄弥)は、ある日元恋人・京子の殺害現場に遭遇する。一緒にいた京子の妹・葵(森田想)を連れて、命からがら逃げる辰巳。片や、最愛の家族を失い、復讐を誓う葵は、京子殺害の犯人・竜二を追う。生意気な葵と反目し合いながらも復讐の旅に同行することになった辰巳は、彼女に協力するうち、ある感情が芽生えていくー。

主人公・辰巳役には、カンヌ国際映画祭「ある視点」に出品され、仏・セザール賞で4部門ノミネートした話題作『ONODA 一万夜を越えて』(21/アルチュール・アラリ監督)の遠藤雄弥。さらに、行き場のない怒りを復讐に変える少女・葵役には、今注目の若手女優、森田想。その他、ドラマ「全裸監督」シリーズ(NETFLIX武正晴監督)にて、ラグビー後藤を演じ大きな注目を浴びた後藤剛範、『福田村事件』(23/森達也)の佐藤五郎、本作が映画初出演となり、劇団「オーストラ・マコンドー」を主宰する倉本朋幸、『佐々木、イン、マイマイン』(20/内山拓也監督)の藤原季節ら実力派が顔を揃えています。

この度、本作の本予告が完成し、新たな場面写真も解禁させていただきます。

 

そして、本作には出演していないにも関わらず、『ケンとカズ』で主演を務めたカトウシンスケ、毎熊克哉の2人(※W主演)から『辰巳』へのコメントも届きました。
今回解禁となった本予告は、辰巳が生業とする“裏稼業”の正体とその強烈な描写から始まる。そして、辰巳の運命を左右することになる葵の、「勝気」という言葉では収まりきらないほどのじゃじゃ馬っぷりが映し出される。そんな中、「暴走する狂気が世界をのみ込んでいく」というテロップと共に、葵の姉・京子を殺害した狂暴で凄烈な犯人・竜二のド迫力の姿が画面を支配。その後も、にらみ合い、つかみ合い、怒号、暴力、破壊、暴走、銃撃…。3人を待ち受ける過酷な運命を予感させる容赦のない怒涛な映像が収められている。
そして、新たに解禁となった場面写真には、重厚で緊迫感のある物語を支える登場人物達の面々が写し出されおり、この顔面力だけでも、『辰巳』がただならぬ映画であることを感じさせてくれるものとなっている。
『ケンとカズ』から8年―。さらに凄みと厚みと重みを増した小路紘史監督の最新作がいよいよ公開となる中、前作で主演を務めたカトウシンスケと毎熊克哉から、新たな傑作が生まれたことを祝福する異例のコメントも届きました。

 

 

『ケンとカズ』の主演2人から『辰巳』へのコメント

◉カトウシンスケ
「『辰巳』が公開される。『ケンとカズ』から8年。僕たちはどこまで来たのだろうか。
遠くまで来たかな?進んでる?鬱屈とした靄や、もっともっとという渇きが僕の身体にまとわりつく。打破せよ、とこの映画は言う。荒野を行け、と僕に言う。遠藤雄弥さんが強い魂で演じる辰巳へ。ケンから血が滲むほど硬く硬く握ったバトンを。えいっ。
我らが小路紘史がもがき苦しみながら、最恐で最狂で最強に愛おしいキャスト・スタッフと共にぶちかます渾身の一撃。
ガツンと喰らえ。唾吐きながら未来へ生きてくぜ。是非見届けてください。
よろしくお願いします。

◉毎熊克哉
「2作目まではオリジナルの自主映画をやる」と小路紘史は頑なだった。
理由を聞いてみると「それで1作目がまぐれじゃないことを証明する」と。
いわゆる商業映画デビューを先延ばしにして、 黙々と孤独に準備を進める姿を僕は見ていました。 そして『ケンとカズ』 から8年後、 彼は素晴らしいキャストとスタッフを引き連れてとんでもない映画を作り上げた。
最新映画『辰巳』は理屈を超えたモンスター級のパワーを放つ!必見。

 

 

【クレジット】
遠藤雄弥 森田想
後藤剛範 佐藤五郎 倉本朋幸 松本亮
渡部龍平 龜田七海 足立智充 / 藤原季節

監督・脚本:小路紘史
撮影:山本周平 照明:鳥内宏二 録音:大野裕之 美術:吉永久美子
リレコーディングミキサー:野村みき サウンドエディター:大保達哉 スタイリスト:入山浩章
衣装:梶山ゆめ乃 メイク:齋藤美幸 特殊メイク:中垣瑛利加 音楽:岡出莉菜/岩本裕司
編集:古川達馬/小路紘史 助監督:芳賀直之 制作:梶本達希/原田康平
プロデューサー:鈴木龍 配給:インターフィルム
©小路紘史  2023年|日本|カラー|シネスコ|108分|5.1ch|R15+

公式HP:https://tatsumi-movie-2024.com/

 

2024年4月20日(土)より、渋谷ユーロスペース他全国ロードショー

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