『バイオハザード:デスアイランド』羽住英一郎監督ら登壇ティーチイン上映オフィシャルレポート!

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

角川ANIMATION配給にて2023年7月7日より『バイオハザード:デスアイランド』が絶賛公開中です。
本作は、全世界でシリーズ累計出荷本数が1億3,000万本を超えるサバイバルホラーゲームの金字塔「バイオハザード」の新たなCG長編映画です。
この度、ティーチイン上映を実施いたしました。ティーチインには本作を手掛けた羽住英一郎監督とCGプロデューサーの宮本佳氏が登壇し、作品の制作秘話やほかの「バイオハザード」シリーズとの関係性などを大いに語りました。

 

現在絶賛公開中の映画『バイオハザード:デスアイランド』。3回以上既に鑑賞したファンも集まる中、羽住英一郎監督、CGプロデューサーの宮本佳氏によるティーチイン上映を7月16日(日)にEJアニメイトシアター新宿にて開催された。

 

まず、公開されての感想を聞かれると、羽住監督は「ファンのみなさんに受け入れられて何よりです」、宮本氏は「ゲームファンに特に支持されたようでよかったです」とそれぞれ喜びをコメント。

 

また制作にあたり、宮本氏は「『集大成的な作品にしたい』ということで、メインキャラクター5人がいることが前提で制作しました」、羽住監督は「私は『バイオハザード: インフィニット ダークネス』を完成したあとに制作の話を聞いたのですが、今度は5人もいるので『お祭り映画になればいいな』と思いました」とそれぞれ語った。

 

ほかにも、羽住監督は「『バイオハザード』はゲームと映像作品の整合性を大事にしているので、今作では5人が共演するうえでの整合性をとりつつ、ファンのみなさんにはテンションを上げてもらいたいと思いながら、カプコンさんに過去の素材をいただきました」とのエピソードを明かし、宮本氏は「初代『バイオハザード』でみなさんが最初にゾンビに会ったときの衝撃はすごかったと思いますので、そのときの映像はぜひ使いたいと思いました」と話すと、監督は「オープニングでは初期のゲームの映像と、本作の映像を組み合わせた演出ですが、どうしても画質に差が出てしまうので……。監視カメラの映像にした演出がよくできたと思います」と補足した。

 

本作では2017年に公開された映画『バイオハザード:ヴェンデッタ』に登場したマリアが本作でも登場することについて宮本氏は「前作ではどうしてもうやむやになってしまいましたが、今回は決着がついたのでよかったです!」と笑顔で語り、羽住監督は「(前作に登場した)お面を使いたかったですが、うまくできなかったので……」と苦笑いしつつ、「彼女を出せてよかったです」と話した。

 

また、本作での重要人物であるディランの誕生秘話について、羽住監督は「彼が(本作の舞台である)アルカトラズ島にクリスたちを集めて何をするのかを考えるところから始まりまして、クリスたちの行動を論破できるキャラクターとして作り上げました」と説明。また、「彼はアンブレラについて調べようとしていたところ、レオンたちに妨害されたため、憎悪を抱いたんです。例えば、作中のとあるシーンに登場するパスワード『ポーン(駒)』は『お前(レオン)たちはしょせん駒だ』という気持ちからきています」と裏話も語った。

 

水中でのバトルシーンについては、羽住監督は「宮本さんから事前に『物を食べるシーンと水のシーンは時間がかかる』と言われておりまして(笑)。しかし、最後の一ヶ月で、宮本さんのほうから『ドックにある水の中に(クリスたちを)飛び込ませましょう』と言っていただいたんです」と話し、宮本氏は「やっぱり、何か物足りないなと思った時に水中のバトルはやろうと、と思ったので『思いっきりやりたい!』と翻意しました。スタッフのスキルの後半に連れて上達していったので、後押しした理由です」とコメントした。

 

ここからは事前にSNSでファンからもらった質問に答えていく。

クリスたちがアルカトラズ島に向かうときの衣装について聞かれると、宮本氏は「クリスに私服を着せようとすると、どんな服も似合わず……(苦笑)。苦肉の策でアロハを着させました」と裏話を披露し、羽住監督は「ジルとゾンビの戦いで、いつの間にか彼女がタンクトップ姿になっていると思われるかと思いますが、よく聞いているとちゃんと上が破れる音がしています。確認してみてください」と二度三度見てほしいポイントもアピール。

 

さらに、ディランが杖をついているという設定について、羽住監督からは「この設定は、制作がだいぶ進んでから思いつきました」とエピソードが飛び出し、制作途中にも設定が追加されるなどより良い作品になるよう追及し続けたことを明かした。

 

「もし、次回作があったら描きたいテーマは?」と聞かれると、宮本氏は「主人公目線ではない作品を描きたいです。一般人の視線でできたら面白いな、と」映画だけではなくドラマでも出来そうな展開を期待させ、羽住監督は「みなさん、推しのキャラクターがそれぞれいると思うので、ファンファーストの目線で見るとしたら、カプコンさんがテーマの下地を考えるんだろうな、と思います(笑)。今作ではジルとレオンが初共演ですが、それが初めての出会いかどうかは、敢えてぼかしているんです。ふたりの関係は今後、ゲームや作品で明かされるかもしれないので、これからもよろしくお願いします」とそれぞれ回答していた。

 

最後に一言ずつ、観客への感謝の気持ちと一言。

宮本氏からは「何度でも足を運んでいただくことが、次の映像作品につながると思います。よろしくお願いします」羽住監督から「本作を観終わったあとに『バイオハザード:ヴェンデッタ』をご覧いただいたりゲームをプレイしていただき、また映画に戻ってもらう……と、「バイオハザード」ループしていただき何度も楽しんいただきたい希望があります。ぜひ何度もご覧ください!」とメッセージが贈られ、ティーチイン上映は幕を閉じた。

 

 

★7月21日(金)より入場者特典第2弾「通行証風パスケース」

7月21日(金)からは、ディランがバイオドローン開発、および拡散のために利用したアリアスの企業“A-GUA Industries”の通行証風のパスケースが第二弾入場者プレゼントになります。

 

【特典名】通行証風パスケース
【配布期間】7月21日(金)~8月3日(木)まで
お一人様、1回のご鑑賞につき1つのお渡しとなります
数量限定のため、配布期間中であっても無くなり次第終了となります
特典の取り扱いについては、同封されている使用上の注意をご覧ください

 

宮本氏

羽住監督

 

作品情報

 

【タイトル】 バイオハザード:デスアイランド

※「:」は全角

 

【公開日】 EJアニメシアター新宿ほか全国ロードショー

 

【著作権表記】

© 2023 CAPCOM / DEATH ISLAND FILM PARTNERS ALL RIGHTS RESERVED.

※素材をご使用の際には、必ず上記の表記をお願い致します。

 

【監督】 羽住英一郎

【脚本】 深見 真

【音楽】 近藤 嶺

【CGディレクター】 清水智弘

【CG制作】 Quebico

【プロデュース】 トムス・エンタテインメント

【配給】 角川ANIMATION

【製作】 DEATH ISLAND FILM PARTNERS

 

【原作】 株式会社カプコン

 

【Web】

公式サイト https://biohazard-deathisland.com/

Twitter https://twitter.com/bio_deathisland

推奨ハッシュタグ #d_island

コメント

タイトルとURLをコピーしました