全世界328億円越えの大ヒットを記録した、ロングセラー児童小説の実写映画『パディントン』。その続編となる『パディントン2』が1月19日(金)より全国公開となる。
今回、本作のジャパンプレミアが開催され、ブラウンさん役を演じたヒュー・ボネヴィル、フェニックス・ブキャナン役を演じたヒュー・グラント、さらに日本語版吹替キャストの三戸なつめ、斎藤工が登壇した。
[取材:ハウル沢田]
レッドカーペットイベントがスタートすると、本作の主人公である紳士なクマ・パディントンが登場し、大好物のマーマレードを会場に集まったファンに配った。その後、グラントとボネビルがレッドカーペットに登場すると、2人は気さくに写真撮影やサインに応えファンとの交流を楽しんだ。
続いて行われた舞台挨拶では、グラントは「自分が出演してきた映画の中で、この作品がベストなんじゃないかと実は思っています。出来上がった作品を観て、本当に不思議なほどに傑作で。ヒュー・ボネヴィルさんが出ているのにね(笑)」と、ジョークを交えて挨拶し、会場の笑いを誘った。
前作からの続投となったボネヴィルは続編について、「とてもナーバスでもあり、同時にワクワクした気持ちがありました。ワクワクした理由は、前作が原作のマイケル・ボンドさんのお墨付きを貰えことです。ナーバスな理由は、続編というのは上手くいかなかったりすることが多いということです。願わくば、この作品が「ゴッドファーザーパート2」のようになれればと思っています」と話し、会場からは拍手が沸き起こった。
グラントは自身が演じるブキャナン役について、「脚本を送ってもらったときに、ポール・キング監督から手紙を頂いたんです。手紙には『この作品の中で、かつては有名の役者だったのだけれど、今はすっかり落ちぶれたキャラクターが登場するのだけど、君にピッタリだと思うんだ』と書かれていて、、、正直傷つきました(笑)」と冗談を交えコメントし、会場を笑わせていた。
その後、舞台挨拶には日本語版吹替キャストの三戸なつめ、斎藤工が登場。三戸は、自身が吹替えを務めたジュディのお父さんを演じたボネヴィルを前にすると、「大きくてびっくりしました!でも実際にお会いすると、シュッとしていてカッコイイです」と、早くも魅了された様子。グラント役の吹き替えについて斉藤は、「Wヒュー様の隣に立てるなんて、芸能界に入ってよかったです」と恐縮しながらも「僕でいいのかな?と思ったんですが、ヒュー・グラントさんの演技のふり幅に興味があって。パディントンの世界観にどう溶け込むのか、そういう興味もありました」と心境を明かした。
イベントの最後には、グラントとボネヴィルへパディントンの形をした「だるま」が贈呈された。2人はだるまにパディントンのトレードマークの帽子をかぶせ、だるまに“Wヒュー”と日本語でサインを入れた。それを見た斎藤は「これはうれしいですね。 ぜひ2人でコンビを組んでM-1を目指してほしい」と笑顔でコメントすると、会場から大きな拍手が沸き起こりイベントは終了した。
『パディントン2』
2018年1月19日(金)公開
配給:キノフィルムズ
(C)2017 STUDIOCANAL S.A.S All Rights Reserved.
公式HP:http://paddington-movie.jp/
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