『プラダを着た悪魔』(2006)で恋に仕事に奮闘しながら、人生で一番大切なことの見つけ方を描き、世界中の女性を夢中にさせたデヴィッド・フランケル監督の最新作『素晴らしきかな、人生』が、2月25日(土)より全国公開となる。
本日、バレンタインデー直前イベントが実施され、歌手の松崎しげる、お笑いコンビの相席スタート・山崎ケイが登場した。
家族や友情など様々な形の愛で、人生”ドン底”の乗り越え方を教えてくれる本作にちなんで、”愛”をテーマにしたイベントが開催された。MCの奥浜レイラさんの「”愛”と言えばこの方!」との案内で場内にかかる名曲『愛のメモリー』、真っ赤なジャケット姿の松崎しげるさんが登場!ひと足先に本作を鑑賞したという松崎さんは「愛というのはこんなに深いものかと考えさせられる映画でした。ウィル・スミスはにはアクションを期待する方々が多いと思いますが、この映画では少し違います。」とストーリーと、本作にみるウィルの演技力の高さを語った。
本作はウィル・スミスのほかに、ケイト・ウィンスレット、ヘレン・ミレン、キーラ・ナイトレイなど豪華キャストが集結しており、この超オールスターの競演に「ウィルを盛り上げる6人の演技が本当に素晴らしかった。主役というのは基本的にセリフが多いですが、もしかしたらウィルのセリフがいちばん少ないかもしれない。彼は黙っていても本当に魅力的ですね。」と、俳優としても活躍する松崎さんならではの目線で答えた。
また、本作の主役、人生”ドン底”男ハワードになぞらえて自身の”ドン底”エピソードを問われると、2001年の落馬事故を語る場面も。半年間に及ぶ寝たきり生活を思い返し「夜になると病院でなぜか涙がボロボロ出てくる。マスコミには“再起不能”と書かれたりして。それでもあるニュースキャスターが“松崎は車いすでも歌える”と言ってくれた。この仕事はひとことで人を傷つけることもあるし、一言で人を救うことができる。」と自身の姿を映画に投影しながらコメント。人生が素晴らしいと感じる瞬間は?との質問には、「歌を歌っているとき、そして何気ない家族との食事に人生が素晴らしい瞬間を感じる」とも。料理中の奥さんに後ろからちょっかい出して怒られるというエピソードに会場が和んだその時、 “ちょうどいいブス”として人気急上昇中、相席スタートの山﨑ケイさんがバレンタインチョコのプレゼンターとして登場!「今日は松崎さんの為にチョコレートをお持ちしました!」と、取り出したのは松崎さん激似(?)の顔面チョコレート。今までもらったチョコで一番うれしいよ!」と受け取り、その重さにびっくり!貰った人は忘れないね。“おもいで(重いで)”」とユーモアを交えた。続いて、山崎さんから頬にキスを…の瞬間、顔の向きを変え、口にサプライズ・キスするハプニングに、会場は大盛り上がり!山崎さんも「わたし、本当に、ビジネスキスは初めてなんです。松崎さんが私のファースト・ビジネス・キスです!」と喜びのコメントも。
本作を鑑賞したばかりという山崎さんは「舞台はニューヨークだし、ファッションも素敵でとても華やかでした。誰も悪くないよって言われているような、自分の全てを肯定してくれている物語でした。大切な人とまた観たいです。」と感想を述べた。その”大切な人とまた観たい”に松崎さんがすかさず反応し、”恋はしてますか?」と聞くと「恋はしてないです。いいなと思う人は3人くらいいるんですけどね、恋までは昇格してないんですよ。キスから始まる恋もあるかもしれませんね。」と直前のキスにかけて返答。
なんとバレンタインが結婚記念日という松崎さん。結婚20年たった今でも結婚記念日を祝い、プレゼントも欠かさないという。バレンタインの過ごし方を聞かれた山崎さんは「“仕事”ということにさせてください!一度言ってみたかったんです。」とちょうどいい笑顔で答えた。ここで新しい恋愛のカリスマとして注目されている山崎さんから「義理チョコは正直に、義理チョコだよって渡した方がいいと思います、ただし、“今のところはね“ってつける。本命チョコにも”いまね、好きかどうか考えてる途中なんだ“と言うと、男性も意識し始めて、ホワイトデーの時には、向こうから。なんてこともね」といい女風なチョコレートの渡し方のアドバイス。会場の女性陣の手が止まり、聞き入るシーンも。
話は変わって、発売から39年経ってもなお愛される不屈の名曲『愛のメモリー』へ。「『愛のメモリー』のサビをここで披露して頂くことは可能でしょうか? 」とのリクエストに、誰もが耳にしたことのある名フレーズ「美しい人生よ~」を作品タイトルと書けて「素晴らしきかな、人生~」と熱唱。これには会場中から歓声が上がった。
最後に、2人にとって”愛”を感じるときはとの問いに、山崎さんは「お母さんが作ってくれたお弁当とか、当たり前のことが愛だなと思うようになってきました」と答え、続いて松崎さんは自身の子供の成長に幸せと愛を感じるとコメント。「夫婦ともども子供を見ている目線が一番愛を感じます。映画でも子供がキーになっていますが、子供が愛をよみがえらせてくれたのかなって思いますね。」と答え、会場内が愛で満ち溢れるなかイベントは終了した。
『素晴らしきかな、人生』
2月25日(土)より 丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT, LLC
公式サイト:http://subarashiki-movie.jp
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